Walker Machine Xabungle-3

Persuader The Blowning-3

This is Unofficial Paranoiac Image.
Not "Combat meka Xabungle(official)" & "Brockary".


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2020/10/22
■『小休止(ブローニング1984)のラフ』

1984年、チラシの裏に書かれた物。翌月に彩色し「小休止」と名付け二年後モノクロ写真化https://t.co/iS6R4XfdeW 。しかし中二ならまだしも17でコレ(表紙どころかWMV展開も妄想)は痛いドリーマーにも程があり、年月を経てシャレになった訳でもない…が、70年後においては定かではない。#ザブングルの日 pic.twitter.com/zVZ9gUyxTQ

— kita082 (@kitaoyasoji) March 28, 2019


 



2016/4/17
■『小休止(ブローニング1984)』


ORe-Xabungle 1984(-1986)
kita082 Twitter _『小休止(Blowning-1984)』

 手前の写真の原画は1984年8月、写真作成は1986年10月。後ろのLaQランドシップは2016年2月。タイトルの「小休止」は、高荷氏の「休息」からのインスパイアです(なお設定上では、実際にはこれでは昇る事ができないため、昇降ウィンチと上部手すり設定を85年に加えています)。何が一番描きたかったのかは、絵の中心ポイントにある物…だったかもしれません(エロガキだったんだなあ)。あ、銃座の上からハッチを開けたチルが顔を見せてた方が良かったナア…。


■『Xの絶望』

1983「辺境の青年」
 「あ、これ知ってる。ええと何だったっけ、ブ、ブ、ブロッコリー?」
 それ以外の感想を聞く事はなかった。しかし当時的には、高2にもなってロボットアニメを見ている奴は変人…そんな時代だった。
 結局私は、あらかじめ用意していた「塗りじゃなくてさ、デザインはどう思う?」という質問を発する事すらできずに、牢獄の様な校舎の窓から遠い空を見上げ、まだ見ぬ「晴れの海」にただ思いを馳せるしかなかった。


2000「バベルタワーのベーダー」
 冬の有明(新たなる晴海)の机の上に、息子(ルーク)はいた。私はお前の父だ!
 しかし、父親…もとい、デザインした本人の解説であるというのに会話は弾まず、どこかずれてしまう。そして話している間、相手に失望感の様な物があるのを、うっすらと感じた。
 人間歳を取れば、歳相応の貫禄が身に付く物であるが、手ごたえの無いオタク同人活動だけが生きがいのダメ人間に、かような物があるはずもない。だが、オタクが「変」なのは今に始まった事でもないため、期待値を高く持ってもらってもなあ…と最初は(浅はかにも)思っていた。
 結局、「XA-1はなぜ作られたのか?」という疑問の本心を聞き出すには至らなかったが、「知人に貰ったカラーコピーを元にした」と聞いた時、私の直観は身も蓋もない推測を導き出した。

 「もしかしたら"自分の知らない出渕版ザブングルがある"と誤解したのではないか?」

 無論ただの妄想にすぎないが、もしそうだとすると色々合点がいく。
 知り得る情報は、描いた物が無名の18歳のNT読者である事のみ。18は自分では結構いい歳だと思っていたが(デザインした時は16だけど)、もし世間的にはまだ「18なんてコピペしかできないガキ」だとしたら?
 もしも私が自分ではなく別人のオタクだったら、多分「誰のデザインだ?」と疑う可能性は高い。その昔、超絶的なバイクのスクラッチを投稿した若いモデラーが、「良く組めてますね」という感じで軽く評されたという話がある。この例は、気付いた人がいたから救われたのだけれど、最初の説明が足りないとこうなってしまうという見本である。
 また、本業で商業原型をやっているからといって「オタク情報の収集力」もプロ級だとは限らない。私の感じる所では、WFとコミケは思ったよりも断絶しており、モデラーはコミケのメカサークルを漁ったりはせず、モデラーはモデラーの村で、絵描きは絵描きの村で「閉じて」いたりする。
 けれども、誤解があったって別にいいのではないか? 「誰が言ったかではなく何を言ったか(byひろゆき)」の様に、「誰が描いたかではなく何を描いたか」が大事ではないのか?・・・と青臭い事を思ったのは当時の若気の至りで、その後、2chねらーの本質が実は「権威主義」である事が明るみに出たのは言うまでもない。あ、別に2chだけの話ではなく、辛口西洋人曰く「日本人は勝ち馬に乗りたがるから大嫌いだ。立場や意見を周りに合わせてコロコロ変える、個人のポリシーが無い国民は信用できない」だそうな。

 話が逸れたが、という訳で職業原型師にすら判断できぬ物なら、普通の人ならなおさらである。そもそもブラッカリィの名前すら覚えていない人に見せる時点で(覚えていない人にしか見せられない時点で)、完全に間違っている。「メカデザインの文脈」を理解していない人に評価を求めるのが、どだい無理な話である。
 自分には簡単にわかる事だからと言って、他人にわかるという保証などゼロである。だから「見ればわかる」という言葉は、クリエーターにとっては禁句だ。そんな事を言っていたら、「おかしい、なぜ評価されないのだ?」とただ世界を呪い続け、一生を棒に振るしかない(まだ一生じゃないけど似たような物か)。
 だから私には、「アートに文脈なんか関係ない」の大合唱が響く中、村上隆が「文脈を勉強してくれ!」と叫び、そして「やはりこの国では理解されない」と絶望するに至った気持ちが、ちょっとだけわかる気がする。
 そして私は今後もずっと、この幻聴を聞き続ける事になるのだろう。

 「・・・で、誰が描いたの?」


2013「牢獄の中年」
 2008年5月にアップロード後、国内の反応は皆無(牢名主022さんのみ除外)、ただし海外ではコピペをわりかし見かけ、外人さんはちゃんとわかってくれてるじゃんやっぱしね……と思っていたらたら実は「単にブラッカリィと間違われていた」と発覚、唖然となる(短けぇ夢だったなぁ…)。という訳で、2013年6月にタイトルに(Fanart)を追加後、グーグルランクを下げる作業も初めて敢行し、誤解の低減に努めたのは言うまでもない。なお、外人は私の文章を読んでいない事は確実だが、単に読まなかったのか、読める文ではなかったのか、そもそも日本語フォントが表示できないのかは全くの不明。

 そしてその後、一生聞く事叶わぬかに思えた「声」をキャッチするに至るが…

https://twitter.com/toby_luigi/status/329913337582333952
飛井類司 @toby_luigi このザブングルみたいなブラッカリィみたいなのなに?初出はなんなのかしら?

ぽ〜じゅ @poju2h 要素だけはちゃんと揃ってんですよね(;´▽`) 微妙に違うけれどもw 海外の公式とかなんとかなんですかね?

在藤銀(電十八郎) @luv_kraft
こうした見た事のない画像が出てくると、詳細調べたら面白い事が芋づる式に出てくる事を期待するのですが、これは期待外れですな…w

飛井類司 @toby_luigi 今までに見た事ない絵だし、準備稿時のイメージボード蔵出しかしら?とワクワクしちゃいました。ちょっと残念w

 …と思ったら、単に海外サイトで拾った画像に会話の花が咲いていただけであった。会話はそれが公式であるのかの追及だけに終始し、何を感じたのか? どうなのか?は相変わらずの不明のままでしかなかった(当方の検索は容易だけれど知名度は海外サイト以下と判明したのは収穫)。
 なお、期待を裏切ってしまった点に関しては、海外サイトが勝手に…とはいえ、私にも責任の一端があると言えなくもないかもしれない。
 だが、この場合どうだったら良かったのだろう。一体どうだったら、みんなが幸せになれたのだろうか。
 「実は出渕版で、ザブングルOVA版の準備稿です。ダンバインOVAの終了後に秘密裏に企画されるもポシャッてしまい…ただ、企画書がわずか一冊まん○らけに流出しただけなんで、存在を誰も知らないのは当然ですけど」とか、
 「実は、私の正体はカトハキジメです(ン?)。これはヴァーカ・ブングルと名付けた物です」とか、
 「実は、私の正体は藤田一巳(誤字)です」とか…
 …止めよう、痛々しすぎる。

 いずれにせよ、背景が無いとわかって興ざめとなったという事は、ワクワクさせたのはデザイン自体ではなく、「その背景」であるすぎない。
 大体、もう私自身「誰が描いたのかなんて、誰だっていいじゃないか!」と青い事をのたまう歳でもない。
 所詮これが現実なのだ。やはりこの世界の掟では、描いたのが”何者でもない者”ではダメなのだ。

 いや、そこまで自己卑下する事はないだろう。真にワクワクしなかったのは、現代にそれを見たからという点がかなり大きいはずだ。今あれを見たって、あまりに古すぎて萌えないのは当たり前だ。
 だけど、自分が1983年にデザインした時は、結構ワクワクしたよ。世に出せたのは1985年だけど(今はワンクリックだから2年もかかったなんて信じられないだろうな)、当時あれを見た人の声はいまだに聞いてないので、まだちょっと成仏はしたくない。


2014「三十年後に甦った屍」
 30年半ぶりにデザインを変更するが、今回の妄想においてはオマケに過ぎない。最初のチラ出しから4年と半年、自称最凶の「反公式妄想」を世に問う妄想画をツイート後に事態は急転、人生で最初で最後(多分)の「つぶやき画像戦闘力三桁越え(現在143+143」は、普段の私からはありえない結果である(ただしこの後の2枚に関しては、予測通りの戦闘力ヒトケタにおさまった)。
リツイートして頂いた方にはただただ感謝、中には大物の方(ゲス漫画の神様)もおられて驚く。おかげでフォロー数も10人以上増えた。ただ、それでもツイッター全体の中では微々たる数値でしかない。一体どれだけの閲覧数があったのかはわからないが、ヌカ喜びしてもロクな事が無いため、こういう場合ネガティブ人間の私は143人しか見てないと考える事にしている。
  なお、リツイートは「その直後のつぶやき」が非常に重要なものの(何かが言われている可能性が高い)のだが、根性無しのせいですぐ見に行かなかったのは大失敗。ちなみに良く見かける物は「↓ヴァカ発見(ププ」が代表的(よって鉄の心臓がないと難しい)。

 しかし結局の所、奇跡が起きた今回もいつもと同じで何もわからなかったし、この調子では多分一生わかりそうもない。
 ただもしも、31年後の未来に、この子達がどこかの企画室で息を吹き返す事があったなら、最初に銃マニアの外人(アニメは知らない)に「名称とデザインを繋げよ」というテストをして欲しい。そして、井戸の底の蛙に転生した私にその結果を教えて欲しい、こっそりと。


2016「牢獄での再絶望」
 「俺イデオンニセモノ宣言」を2014年8月雑記14-08/30に行ったが、更なる徹底した弁明を行うIDEON-4。なお、こういった「冗談的自虐権(造語)」の行使には条件があり、評価無き者だけが行使可能である。被リンクはされておらず(否定的リンク及び裏サイト除外)、肯定的ツイートがあっても不可。もし評価がなされていれば、自虐はその方々の評価を否定する(=裏切る事)になるからだ。もっとも、検索順位を下げるか否かは私の自由なので好きにさせて頂くが…。という訳で、ブローニングに関して私は「自虐権を持たず行使不能」である。


2036「絶望なき未来」
 デリンジャー・バリエーションに鳥山明御大参戦! しかし最初は「レッグの名前を変えるな」との抗議で溢れてたけど、次第に「輸出用名称のこっちの方がしっくりくる」っていう声が増えてきたので助かった。しかしまあ、3Dデータを作ってバンライズローダーにアップ、「即日版権」の申請が降りれば、クリック一つで家庭用3Dプリンタ「一家に一台くん」と直結するなんてほんといい時代になったもんだよ、ブローニングだけでバリエーションが50体も登録されてるのも夢みたいだよ(あ、総じて拳が大きくなってるな、当時小さく描きすぎたのは無論ミス)…って言ってるけど私はもうこの時代にはもういないんだっけ…んじゃね。


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Blowning-2 ラクガキ

G_Robotism