メカ・ロン -2

参考用引用画像

『戦闘メカ ザブングル』ウォーカマシン初期デザイン

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Blowning-1 Blowning-2 Blowning-3
ウォーカーマシン(1) ウォーカーマシン(2) ランドシップ
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2008/5/5(200/10/8追加)(2012/6/20追加)

ドラン ラフデザイン 富野由悠季 出渕裕(2008/10/8追加)
ウォーカーギャリア 頭部ラフ 湖川友謙
ブラッカリィ ラフデザイン 湖川友謙 富野 芥川義明
ウォーカーマシン ラフデザイン 富野由悠季
ランドシップ ラフデザイン 富野由悠季

 このページは元々「メカ・ロン(2)」としてスキャン画像が一枚置いてあったのですが、テキスト起こしにより不要なページとあいなりました・・・が、既にリンクが(お隣から)貼られているため当然消す訳にもいきません。また、単に空白にしてしまうというのも何だか勿体ないので、「メカ・ロン」が良くわかるための画像資料を入れました。公式画像の転載はここ一年半ほど自粛していましたが、メカ・ロンの読解のためには「ザブングルの専門的知識」を必要としますのでやむを得ません(そもそも記録全集に寄せられた文章ですので、読者がこれらを見ている事を前提としている訳です)。

●ウォーカーギャリア頭部ラフ
 注目すべきは「球体関節」発言!。なお「大河原邦男初期稿」に関してはメカロン読解のために非常に重要なのですが、1/100キットの初回特典のに付いている(2009/12/27訂正)小冊子に載っていますのでそちらをどうぞ(ギャリアのメカデザイナーに関しては、応援ブログのコメントを見てもわかる通り正しい知識を持っている人はかなり少なかったかと思います。ちなみにウェーブの1/100ギャリアのソフビキットの箱には間違った名前がしっかりと書かれていました(主役ですらコレですから、他に関しての知識は当然更に・・・)。で、どうしてこういう事になっちゃったのかというと、
 ラフデザインが記録全集(全四冊)にしか載らなかったのが原因です。
 何せ通販のみ、一冊2900円もする豪華本ですからねえ・・・(ギャリアのラフ稿は大河原氏の画集に掲載されましたが、かなり後の事です。ちなみに聖戦士ダンバインのラフデザインはロマンアルバムにバッチリ載ったので、大抵の年寄りは正しいオーラバトラー知識を持っており安心です)。

 ところで、ウィキのレッグの記述は、記録全集2巻pP71と3巻pP71の解読結果が私と異なっているのですが、向こうの誤読だと言い切る自信もいまひとつありません。富野指示文字付きラフの公開が待たれます。(5/8改稿)
  やはり誤読と判断しました、ウィキをどうぞ。(2012/6/20)

●ブラッカリィラフ
 5年程前より「ブラッカリィ 芥川」でググってもヒットがいまだにありません(まあこんなものでしょう)。富野ラフ以降のラフ画は公開されていませんが、文献上からは湖川デザインと考えて良さそうです。なお余談ですが、ブラッカリィは公式設定では「全高16.5m」とやたらに小柄なのですが、実はこれ、エ○ァンゲリオンの様に腰を曲げたポーズで計測した数値でして・・・というのは真っ赤なウソですスミマセン。


●ウォーカーマシンラフ
 オットリッチとセンドビードは事実上のトミノメカ。小型3種とダッガーはブチ→(富)→湖川の流れですがややこしいので割愛。なお、センドビードといえばこれのキット化がシリーズの首を絞めた主犯だと思われますが(開田氏の箱絵はカコイイんですけど)、バンダイは同じ失敗を翌年ゲドで繰り返した・・・のはオヤジのみなさん御存知の通りです。


●ランドシップラフ
 ランドシップのアイデンティティがガバン級(バッファロー、ウルフ)にある事は、インタビューをほじくりかえさずとも「見ればわかる」でしょう(ただし男の子限定)。この辺がサイズ的に手頃なのは、後番組の母艦のサイズがゼラーナ、ワークスと順次小型化しているのを見ての通りです(しかしどっちも後半には・・・ムニュムニュ)。



↓以下、おまけコラム

■おまけのたわごと

 私にとってのザブングルの成分比率は、

 石橋謙一氏と高荷義之氏が90%
 小説が5%
 音楽が3%
 第38話のウルフ隊発進シーンの演出が2%

 ・・・という成分比率ですが、おそらくほとんどの方が理解できないだろうと思います(私と世代が同じお隣でもわからないでしょう)。これはいわば、
 私にとってのガンダムとは、センチュリー(orセンチネル、カトキ画集、MSV、型式番号etc・・・)が80%、ゲームが10%、サイドストーリーが8%、パブリクの演出が2%
 ・・・とのたまっているにも等しいのです。大変に恐ろしいことです。まさに本末転倒です。でも、実際ガンプラオタの大半がそうだという説もなきにしもあらずとゆう・・・(それを言っちゃーおしまいよ)。
 なお、こんな間違った私がザブングルの続編企画を妄想・・・すなわちオナニーしてみると以下になります。

○そもそもアニメではない。実写(第一希望)か、3D-CG(第二希望、高荷質感を再現)か、模型フォトストーリーで(第三希望)。
○既存キャラは当然、一切出さない。
○主役はギャロップ、もしくは全長5〜8mのブサイクな新メカ。パッと奪ってサッと乗り捨て、実は生身が最強!という世界。母艦は不要、あるとしてもガバン級(バッファロー、ウルフ)。
○WMはピョンピョン飛び跳ねるどころか走る事すらできない。変型合体も無論無し(つまりザブングルもアイアンギアーもその世界には存在しない)。
○タイトルは「ザ・ブングル」、もしくは全く他の名。「戦闘メカ」の名称は永久封印。

 ・・・まあ、多分タワゴトにしか見えないでしょう。しかしその理由を、私は言葉で伝える力を持ちません(元々絵で表現する方が性に合っており、こうやってしゃべくるのは苦手です)。もし知りたい方がおられましたら、考えるのではなく感じて下さい。つまり「高荷義之アニメイラスト集」をオクで落すなりして入手して下さい。ちなみに富野対談が8Pあります(ゲスト大塚氏)。小説の比率がアニメより高い理由は小説を読むとわかります。WMのカッコ良さは、再販された1/100カプリコを組めばわかります(男の子限定)。WMのキットは1/100(ザブングルタイプを除く)にその本質があるので白パケを選ぶのがおすすめです(ただし箱絵は1/144が秀逸ですが)。


■更に余計なおまけ

 ザブングルの本放映終了後、「ザブングルのWMとしてのアイデンティティー」を私なりに模索していた事があります。結論は83年11月に出て、以後四半世紀の間変わっていません。

Xabungle-01 -02
「戦闘メカ ザブングル」模型関連書籍リスト
雑記08-03


2012年6月20日最終更新


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