このページの内容は、俺ガンを楽しむための以下略。
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Space Settlement -5 ■オービタルリング・ケーブル宇宙交通システムを改訂。「ジェイコブズラダー、ルナケーブル、ビッグリングケーブル(インナー、アウター)、サイドリングケーブル(厳密には円ではなく歪んでいる)×8、オービタルリングケーブル(アース、ルナ)、グラナドの王冠」で構成されます。
なお、以下の発想を妄想合体しています。
○「駅」を介した月-地球間接続…Y・アルツターノフ(1960)
○月から三分の二の地点での月-地球間接続…(ブラッドリー・C・エドワーズ、フィリップ・レーガン)(※地球側の長さは三分の一が限度の模様)。(2014/11/11)約10万kmが限度です、勘違いしていましたすみません。よって図の縮尺はイイカゲンです。
○グラナダの王冠…永瀬唯(1982)
○オービタルリングケーブル…月面にできるのかは調査中(どこかで見た様な気がする)。
○インナーリングケーブル、アウターリングケーブル…不明。何となく妄想しただけなので、いかなる軌道を取るのかは謎。(9/17追記 多分L2点は通らず、はるか向こうに…)。
○スペースロープウェイ(エレベーター除外)…探索中。無いはずがないのですが…。(2014/11/11)しまった、「コロニー間交通用ロープウェイ」と書くべきでした。「宇宙ロープウェイ」はトップをねらえ!とダンディ23話(軌道エスカレーター)に出てきます。Space Settlement -6
○コロニー間ケーブル移動交通システム…不明。SF小説等をしらみつぶしに探せば、多分どこかに…。(2014/11/11)小松崎氏が1982年の描き下ろし画集で、月から伸びるチューブ電車を描かれてました。
※以前の物(Version 1〜3) その1 その2 その3
○絵の解説
図のコロニーはディミーター型(但し厳密には異なる)アイランドで、中型の物は直径2キロ、空の高さは60m、内部は隔壁で東西南北の4つのエリアに分けられている。南側の巨大なお皿(サンシェード・ディッシュ)は非回転の岩盤で、表面の集光装置の周縁を太陽電池リングが覆う。北側の開放部は大抵は透明な蓋がされているが、気休めの隕石除けにつきMSで容易に破る事ができる。外壁のイボイボは冷却パネルで、大きさは真裏の地上建造物の規模(発熱量)に比例する。なお、円筒部分は肉眼で見る事はできないが(地球と月の光には照らされているが暗すぎる)、多数の安全灯がゆっくり回転するのが見て取れる(広告表示も可能)。
※あーとうとうやっちゃったディミーター型、「コロニーは絶対に出来ません。君は!」への返答であるのは言うまでもなく。
○「サイドヘヴン グリーン・ノアトゥン」
サイド7(図ではサイドトア)は劇中に登場しない。代わりに登場するのはサイドヘヴン(サイド0)で、共鳴軌道上に多くが点在。バンチ7「グリーン・ノアトゥン」は新規の大戦前より連邦軍の秘密基地として使われていたが、ザクォーレの爆発による穴が原因で、艤装中のペガサスを発進させた直後に崩壊。なお「グリーン・オアシス」は、これとは別個に存在するアイランドである(名前には色が付けられ、グリーンは七番目にあたる)。
※G・ノアトゥン、アルテミシア(ルナ5)、オーヴァル、ゴード等は例によってデッチアゲ。5thルナは当初「ブイリ(よもぎ)」にしようと思うも、あからさますぎるので英語のアルテミシアに決定(何かに似てるのは多分気のせい)。オーヴァルは前世紀の命名で、当時はサイド2宙域を想定していた。コレヒドールは小説版での宙域の名称につき、何かのサイドストーリーに要塞名として出てくると楽しいのだが…無いか(パラオ一つで充分)。よってルウムの戦闘で破壊されて暗礁になるのが良。
○「ルナフォー」
ルナツーは劇中に登場しない。代わりに登場するのはルナフォーで、サイドヘヴンと同じ軌道上に存在する最前線基地である。若い准将が司令官であったが、シャアに基地機能を沈黙させられ、虎の子のマゼラン級も中破に追い込まれた。なお、無論の事であるがルナツー(通称ビッグレモン)は大規模な艦隊を有し(ルウムから帰投できた艦だけでもかなりの数である)、大きな生産力を併せ持った巨大施設で、司令官は老練な大将である。
※ナレーションではルナツーを「最前線基地」と言っており、使えるマゼランはわずかに一隻のみ。とはいえ、その後に「後方の巨大基地」へと設定が変更されている訳につき、大きすぎる落差の解消のためルナフォーに分割して妄想対処。
○「ハッテの掃討作戦」
シャアのムサイは、サイドハッテの連邦軍及びゲリラの掃討作戦でザクォーレを一機損失し、武器弾薬もほぼ底をついた。しかし帰投中に、連邦軍の連絡船アークがサイドヘヴンのコロニーに向かうのを捕捉し、前々から調査していた「V計画」の拠点である可能性が高いと判断、3機のザクォーレと工作員9名を向かわせた。
※そもそもL3宙域のゲリラ戦というのは考えられないため、すなわち地球から飛び上がった木馬をL2宙域までわざわざ追尾した事になるが、言うまでもなく多くの推進剤を喰う上、木馬の反撃、ルナツーからの援軍も想定していない無謀な行動である。という訳で、「L3は無し、ナシ!」と5年前にした訳なれど、やはり無いと寂しいので図に追加(劇中には出ない)。
○「ティモシー・レイ」
戦闘で行方不明となったレイ博士は、サイドリーアの船に救助された後、パルダ(通称パルダ゙・ベイ)内の一般病棟に収容された。パルダはリーア唯一の「衛生ランクD」のアイランドであり、外国人(軍人)や難民の入国が可能なアイランドは、事実上パルダのみである。ちなみに一つ上のランクのアイランドへの移動許可が降りるまで、平均1か月の検査期間を要する。同ランク間のアイランドの移動に制限は無いが、クリーンな(ランクが異なる者との接触が無い)輸送機関を用いた証明が必要である。なお、アイランドの衛生ランクは「人口比と空気/環境整備にかける金額」でおおかた決定し、住人の努力のみでは微々たる程度にしか向上しない。かくして大半のスペースリングは、ハイソなコロニーに単に遊びに行くだけの事でも「格差」の存在をかくも思い知らされるのである。
※テム・レイはなぜサイド6にいたのか? 救助した船は位置的に、サイド7かルナツー所属であろう。また、アムロとの再開が偶然すぎる(しかも反応が不自然)のだが、指摘する声を不思議と聞かない(ウィキでもパルダは完全にスルーされている)。とはいえ、初見で本放送を見た時は別に気にはならず、そもそもサイドにコロニーは一つしかな(以下ありがち略)。
○「入院拒否」
レイ博士が軍に出向する前の勤務先であったサンク・ローバー社(大戦後アナハイム社に吸収合併)は、救助の判明(身元確認のため大使館へ連絡)に次ぐ病状報告を受けた後、博士を即座に解雇した(退職金等は出している)。軍はルナツーの病院への入院を勧めたが、本人はこれを拒否。とはいえ治療という名目の「歩く軍事機密の幽閉」だと勘付いたのではなく、単に病院の中では研究できない(クビにした相手を見返せない)事が嫌だったため。軍が博士の意志を尊重した理由は無論、元に戻る(捕えられて機密が漏れる)可能性はゼロとの診断結果による。
○「リーア共和国」
リーア共和国(元サイドリーア)は、建国時(リーア革命時)と79年1月の二度に渡って中立宣言をしている。後者の理由は、最初の宣言時には連邦軍がまだ国内に存在していたため(段階的撤退の決定はなされていた)、真の有効力を持ちえなかったためである。もっとも、連邦側とのパイプは大戦中においても完全に切れてはおらず、少数の秘密施設が稼働していた事が戦後明らかとなった。また、ズィオン軍も秘密研究機関を設けており、民間人をオルグして何らかの研究を行っていた事が判明している。
※リーア共和国」という言葉を使うガノタが日本にいまだ二人である事について。(訳…中立しうるのは、それは国家ではないのか?)。つまり、問いすらも発せられていない。公式から完全抹消された「サイド6革命(初出・センチュリー)」の死と同時に、この言葉は生まれる事なく命を絶たれた。だが、それが果たして歴史の正しきリアルな捉え方であったのかは、ただ絶対神ト・ミノのみぞ知る。
ガンパラは創作ではなく、「元年のテロもナントカの箱も、宇宙を影で支配するナントカ財団も無いよ〜」って単にダメ出ししてるだけでそんな事はサルでもできるのですがそれは周知の羞恥としてさておき、私の脳内では「パリ湖」が最近しっくりこないため、本日年表より消去しました。ジオンの文化政策は語られていませんが、軍服等の貴族風回顧趣味から見て「地球の古き退廃文化は破壊せよ!」とはならず、「パリは消滅させずにルーブル全略奪」となるはずです。伝統文化が無い新興国だからこそ、逆に保守的に伝統を求める…というのが私の感覚です。同じ理由で、ズムタワーのデザインもアレではなく「ベルサイユ宮殿モドキ」が適当でしょう。
とはいえ、富野氏の感覚、すなわちトミノ世界でパリが地図の上から消去される事はダンバインの「パリ炎上」を見ての通り。すなわち、トミノ的には「完全アウト」な妄想だと言えます(まあ軌道エレベーター自体「完全アウト」だったんすけどね、少なくとも最初の年表を作った1998年の時点では)。という訳でガンパラはガイアギアとも繋がらないのて悪しからず。
本来であれば、アイランズフォールによる「核の冬」が数十年続いたはずである。だが、ミノフスキー粒子の特殊現象により粉塵雲が集合するため、戦場においては0079年の夏以降より局所的に太陽が出る事も多かった。よってここから「晴れている場所ほど敵が隠れている可能性が高い」という奇妙なジンクスが生まれたという。
ブリティッシュ・トワイライト作戦では40基程のコロニーが使われていますが(ダミーや加速用も含めるともっと多い)、落ちた質量的にはイフィッシュ一基とさして変わりません。とはいえ、どっちも太陽が出るはずが無いので、毎度のお約束「困った時のミノ頼み」。
ガンパラ時空は宇宙世紀時空とは100%完全な別物につき「何も言う事はない」のですか、宇宙世紀暦の公式史実に関して一応記しておきます。
講談社『MSV2 ジオン軍MS・MA編』('84刊) |
「地球に降下した艦艇は数が少なく」とある通り、旧MSV設定では「宇宙での建艦」と「捕獲した連邦艦の改修」の二種が存在。
バンダイ『戦略戦術大図鑑』('91刊) |
○この後、ギレンの野望('98)ではマッドアングラーは「М型潜水艦」とされた。
○その後に講談社によりMSV書物が出版されており、オフィシャルズの記述へと繋がる。
講談社『オフィシャルズ』('01刊) |
総計31(+1)隻の潜水艦がキャリフォルニア母港に大集合、恐るべき僥倖。
○そして最新の『MSV-R』で、М型ではなく「ロックウッド級」とあいなりました。
ロックウッド級潜水艦
なお、この辺りはガンパラ世界線では当然別物で、数少ない「永久決定事項」の一つです。MSMの開発には約10年をかけており()、潜水艦も同時に建造しテストは高圧実験装置を使用、降下は「ミノフスキー・リフティング」による)。要は世界線によって「技術レベル設定」が異なる事と(公式ではゴッグの開発開始から完成まで3か月くらいでしょうか?)、更に「ロボットアニメ的にどうか」、「トミノ的にはどうなのか」というファクターが加わるものの人によって基準が異なるため、神学論争の結着もとい統一した答えは永久に出ないでしょう。
一年戦争の「終戦協定日」問題 に内容を移動しました。(2022/2/4)
一年戦争の「終戦協定日」問題 に内容を移動しました。(2022/2/4)
宇宙世紀 - Wikipedia |
公表時 | 書籍 | UC元年 | 史実 | 執筆 |
---|---|---|---|---|
1979〜84 | 不明 | 宇宙移民開始をもって宇宙世紀へと移行。 | ||
1985/6 | 講談社『Ζガンダムが10倍わかる本』 | 西暦2050年以前 | UCマイナス50年(20世紀後半)人類の宇宙移民計画が発表される。スペースコロニーの第一号がラグランジュポイント5に建設開始。」 | 高橋昌也 |
1987/3 | 学研『ガンダムΖΖ パート2』 | 不明 | 西暦19XX、人類宇宙移民計画開始。スペースコロニー建設用の島一号コロニー(後のムーンムーン建設) サイド1、1バンチ(シャングリラ)着工。 | |
1987/8 | UCtimetable@Wiki - ニュータイプ年表 | 西暦2045年の数年後 | 1999年7月29日 地球連邦政府樹立。2009年 地球連邦軍設立。2045年 第1号コロニーの建造開始。 | |
1988/4 | バンダイ『サイバーコミックス 01号』 | 西暦1969年 | UC0035年(2003年)、スペースコロニー第一号、建造開始。 | おそらく高橋氏 |
1989/2 | バンダイEB-1『MS大図鑑 PART.1』 | 西暦2045年の数年後 | 1999、地球連邦政府樹立。人類宇宙移民計画発表。2009、地球連邦軍設立。2045年、第一号コロニーの建造が開始。 | 伸童舎(千葉暁、渡辺利浩) |
で、1999年頃に自然消滅(そりゃそーだ)。