妄想補足-3

宇宙にからみついているわが妄想


設定が物理法則からして違います悪しからず。


2009/12/19
●【ザクハンマー】P波を受信【ワイヤーシールド】

「Zの書 / BOOK OF THE ZETA」: 小説「今日のムサイ」 〜 P波をキャッチしました 〜

 ザクハンマー(Zハンマー)とは、「ワイヤーシールド」というカテゴリーの使い捨ての兵器である(移動物体にワイヤーをからめて粉砕した際、ハンマー自体も破損する)。原理的に単純で極めて安価なのが特徴であるが、ジャイロ効果が災いして機動性に問題が生じる欠点があり、さほど多く使われる事はなかった。また地上戦においても、戦車相手には役に立たないため比較的少数のザクが使用するのみにとどまっている。とはいえ、ザクが巨大なモーニングスターをブンブンと回す姿は連邦側には強烈なショックを与え、そっくり同じコピー兵器「G_ハンマー」までもが作られている(黒歴史記録からはコピーの方を除き抹消されてしまった理由は無論、あまりのモノマネぶりを封印するためであろう)。

 なおちなみに、グフの標準装備であるヒートロッド[HEAT(High Expansion Aggressive Tentacle/高伸縮攻撃触手) rod]は形状こそツリザオであるが、ザクハンマーと同じワイヤー兵器の一種である(グフ自体にも、尻部から肩先に伸びたワイヤーで腕力を強化するといった独自技術が随所に盛り込まれており、よってザクやドムがこれを扱う事は困難である)。


●アナハイムジオン・パート2

「Zの書 / BOOK OF THE ZETA」: Re:【現地】「アナハイム・エレクトロニクス・ジオン」【法人】
MIAOS:blog  [GHR]UCの設定を肯定するには/進駐とジオン共和国の状況

 10/27のタイトルはうっかり「ジオン支社の設定は遊べる穴だよー」という感じにしたのですが、調査に手を抜くとこうなっちゃうありがちパターンにつき妄想のやり直し。
「アナハイム・グラナダ」は「グラナダ支社」という意味ではなく本社から独立した別の会社であり、名前は同じでもパナ○ニックとサ○ヨー、小○館と集○社ほどに異なる企業である。(ガンパラ・アンオフィシャルズより)
 うーん、無難な線なれどガンパラ向きとは言い難いか・・・。アナハイムに匹敵するライバルメーカーをデッチ上げる方がわかりやすそうなので、ウチはヤシマグループ(戦後VW社を買収という事にしようそうしよう)で行きます。主力は建設と造船ですが、ジムとかバー(略)。あ、白目の無い人とは無関係です。

 以下、妄想脚本よりカットされた妄想セリフ↓
「しかし、マラサイはグラナダ製という事になっているが…」
「一応、ジオン共和国は兵器の輸出が制限されてますからね…よって火器関係はダメですが、モビルスーツなら手足をもいだ状態で輸出できるので、最終組み立てと調整だけこっちでやってます」
「なるほど、建前上はパーツならば兵器ではないという事か」


 あとイマサラ妄想追加。
 ハイザック及びマラサイは外見も中身も「ザクの直系子孫」であり、設計としてはゲルググよりも後退している。しかし「枯れた技術」であるがゆえに兵器としては製造しやすく、かつ信頼性も高い。本機が禍々しい姿をしているにもかかわらずティターンズが使用した理由もまさにそこであり、性能に対する価格のバランスは最も優れていたと言える(当時マラサイよりも高性能の試作機は多く存在したが、どれも量産に向かない高額な物ばかりであった)。
 開発時において、ザク系のデザインをそのまま引き継ぐ事は一時問題視されたのだが、機体識別が容易であるため連邦側にとってはジオンデザインが継承される方がむしろ好都合であった(警察側から見れば、マフィアがマフィアの格好をせず一般人にまぎれてしまう方が厄介なのと同じ理屈である)。
 なお、公式な史実ではエゥーゴ用に開発された機体がんだまぁBlog: マラサイはどこで運用されるはずだったのかであるとされるのだが、おそらくはせいぜいグラナダの防衛用途もあったという程度であろう。いくらエゥーゴといえど組織としては所詮テロ集団、ないしはメラニーの隠し私兵と何ら変わることはなく、正式なクライアントたりえたとは考えられないためである(私見だが、これといいジオン共和国製である事が隠蔽された事といい、史実を改変せんとする何者かの意志の存在を強く感じるのは筆者だけであろうか?)。


●中立リンク

 「月面中立都市」って連邦なのに何で?といまだに分からないので、暇つぶしに調べ物。
MIAOS:blog  [GHR]リーア共和国は独立国家なのか?
 ううむ、「国際問題になるぞ」というセリフがある事は、形式上といえど国家の体裁をとるべきなのかそうなのか。いや、もしかしたらもしかして「リーア市国」という可能性も…だってほら、いましたよねぇ、「サイド2市長」…まあ「ランク首相」の方が優先順位は上ですけど。

http://hosei-ils.sakura.ne.jp/data/2007/07oyo-gandamu.doc 法政大学国際法研究会 2007年度
 あぁむずかしいむずかしい・・・。

 なおそういえば、学研の『一年戦争全歴史【上】』p119によると、『戦後の資料においては月面都市郡が「中立を宣言した」とするものと、「宣言しなかった」とするものがあるが、本稿では「中立を宣言した」として考察した』との事で・・・(おつかれさまです)。
 しかし終戦後は、「グラナダ市国」や「フォン・ブラウン市国」といった名称は聞きませんが、リーアの如く連邦に寝返る必要も無いですし、中立を継続させた方が遊びやすそうな(あ、「兵器は作っておれど月面都市は貴重なので非武装中立が云々」という寝言はガンパラではやりませんです、ムニャムニャ)。いかにザクで月面戦車を片っ端から蹴散らせど、地下都市と地下マスドライバーと強力な警備隊の三点セットの壁は厚く、歩兵を大量投入しない限り制圧は困難です。よってもしゼオン軍が落とすなら、制圧した植民地コロニー(多分15億人くらいいる)から志願兵を大量に徴用して一年ほど鍛えれば・・・という所でしょうか。


 あ、ジオン共和国はそもそも独立しているのか?という問題もあるのか・・・。
がんだまぁBlog: ジオンの「独立」とはどういう意味だったのか
 うーん、なんか混乱してるな〜(←完全に他人事)。まあガノタ感覚的には、「されどグラナダ条約によりムンゾ自治州はめでたく独立したものの、その実態は満州やどこかの東方の島国の如く(以下略)」という所でしょうか。
 なおガンパラ世界のシャーさん(仮名)に聞いた所では「ゼオンと連邦、スペースリングとアースリングの対立も、根底は金さ・・・思想でハラは膨れんよ」とかゆっていました。あ、「〜リング」って言葉はウチでしか使ってないのかそうなのか・・・(その前のアーシアンはミステル・ヤオイ→高河○んという流れがイマイチ)。



2009/12/18
●【設定の】手話通信【穴】
http://ebi.2ch.net/shar/kako/971/971948165.html
11 名前: >9 投稿日: 2000/10/19(木) 23:17
>ザクには身振り手振りで意志の疎通ができる。
ジェスチャーで「それはおいといて」とかやるんだ(藁。
それは無いだろうが手話とか応用すれば込み入った内容を
伝えれるね。音声かキーボードで入力するとザクが手話を。
あとモノアイがピカピカ光るのも通信に使うためかもしれない。

 まあ今では「八福神」の二番煎じにしかなりませんが。しかし「ガンダム世界はミノフスキー粒子下でも普通に通信してるけど、それって演出的にどうよ?」という疑問は昔はあれども脳内からすっかり追い出されているガノタの病・・・。
 なお、逆シャアのモノアイ通信はイグルーで復活。あと、船舶の行う単なる挨拶としてのモールス信号は黒漫画「アウターガダム」で見られます。


●バリアー問題

「Zの書 / BOOK OF THE ZETA」: Z TEXT的「艦載Iフィールド」設定
 「軍艦にIフィールドバリアが装備されていていないのはおかしい」という黒歴史学者の指摘は多く目にするが、無論大戦後に作られた艦には、標準装備されていると考えて間違いない(ちなみに Iフィールド以前にも、WBにイオンバリアーが云々というトミーノ発言も存在)。しかし、この問題は記録映像を見る限りでは全くバリアーらしき物が見当たらない点であるが、これは当然である。艦のバリアーが設けられているのは正面と弱点の部分のみであり、よって元よりそんな所へは誰も攻撃しないだけの話だからだ(ちなみにモビルアーマーが多くの面積をバリアーで覆えるのは、形状が球形に近いため表面積が少なく、元より戦闘以外の無駄を切り詰めた設計であるためである)。

 なお、「ブリッジを撃たれて即艦体が大爆発する映像が珍妙すぎる」との指摘は多いが、これも当然の話である。ブリッジを守るバリアが存在しないという事は、つまりは発電能力を喪失しており、既に機関部が破壊されている事を意味するからである(ただし艦の心臓部へと砲撃が直撃している所が映像中に見えない点に関しては説明がつかないため、まだまだ更なる研究の余地がある問題だと言えよう)。



2009/11/4
●キャプテン・シャアか、カーネル・シャアか

 「大佐=キャプテン」でいいんだろうか? と、ふと気になりました。
ウィキペディア 大佐
 うーん、どっちでも良さそうです。なおここで、「どっちなんだろ?」調べるのではなく「どっちにしようかな」と考えるそれが掟破りのド外道ガンパライズム。

 まてよ、そういえばこのネタでどこかでワイワイでやってた様な・・・あ、あったあった。
ジオンの残業 〜階級のお話〜

 いわゆる「考察」においては、研究なのですから「連邦の4軍とジオン3軍で全て階級名称が違う」という結果となる事は充分にありえますし、例えそうであった所で無問題です。しかし「反考察」とも言えるガンパラにおいては統一されているのか否かではなく「統一すべきか否か?」がまず問題となり、その答えは無論あえて言うまでもなく、視聴者をムダに混乱させる事は愚の骨頂です。
 まずは、ハリウッドではどうなのか〈米軍4軍のうちのどれが優勢なのか?)。そして次は、英語でセリフとして読みやすいか、語感がカッコイイか否かも重要です。 「中尉・・・」のセリフが、「リューテナント・ジュニア・グレード・・・」では長ったらしすぎてお芝居になりません(ちなみにシャアは少佐の次に中佐にするつもりだったものの、「シャア中佐」ではセリフとして読みにくいため大佐になったのは有名な話)。

 また「キャラの階級がどう見ても低い問題」は難しい所ですが、私の考えでは「連邦は可、ジオンは不可」です。地球連邦の人口は少なく見積もっても110億ですから、軍隊の規模はとてつもなく巨大であり、現代の常識が通用するとは思えません。つまり階級は「ちょっと低いんじゃないか?」というくらいが適当でしょう(ワッケインの階級は年齢から見ても低いほうが自然ですが、そもそもの役職の設定がおかしいので根本的に変えました)。
「ハリウッド映画だと戦闘機パイロットは少尉が普通だろ?こちとらモビルスーツに乗ってるんだから、少しくらい昇進させたっていいんじゃねぇの?」「ハリウッドって・・・連邦軍の規模は中世期の米軍の50倍はあるから、比較にならんよ・・・軍人の数の問題だな。おまけに連邦の組織は頭が堅いから、士官学校出でないと尉官以上にはなりにくいしなあ」

 一方のジオン公国は人口から見て、現在の常識を適用するのがわかりやすいと思います。
「ドレン中佐なら、ファルメルの艦長から今では大佐に昇格して艦隊指令ですよ」「ん、ファルメルの艦長ってアズナブル少佐じゃなかったのか?」「少佐で艦長なんて、いくらなんでもザビ家の親族でもない限りムリです」
 まあ「シャア少佐だって戦場で勝って出世したんだ!」というのがありますから、「ちょっと高いんじゃないか?(こんな若いのに…)」というくらいが適切かと思います。そういえばジオン軍が高位の階級や勲章をバンバン与える傾向があったという記述を見た事がありますが、無論同意です。ジオン軍のイメージは実力主義の若者の軍で、連邦軍は逆に学歴とコネと政治力のある者が年功序列で出世してポストに居座り続ける老人の軍・・・という感じでしょうか。



2009/11/3
●十年前は宇宙世紀元年は2050年頃だったけど、実はずっと未来のお話

「ガンダム年表に、真実がありますか? ありません!

 つい十年ほど前の公式年表では、2045年に第一号のスペースコロニーを建設開始となっていました(シャングリラと記した史料もあり)。つまりガノタは、ガンダムを2130年頃の話だと想定していた訳です。ちなみに二十年前のサイバー年表なら、1969年が宇宙世紀元年なので2048年の話・・・あとたった29年後にコロニーが落ちます。とはいえこちらの平行世界では地球連邦政府が1999年に樹立していないので、いずれにせよアウトですが・・・ゲホンゲホン。

「♪設定は 塗りかえられるもの〜(クウガ〜)」

 とはいえ、今の調子の宇宙開発だとあと千年はムリな感じです。しかし宇宙世紀の文化レベルはぶっちゃけていうなら1979年・・・はさておき、技術レベルもモビルスーツを除くと20世紀以下の部分がかなり多し。では一体、実際にどの程度の未来の話であるかは、このセリフがヒントになります。

「ヒットラー? 中世期の人物ですな」

 しかし、はたして2130年の人間が、185年前を中世期と呼びますか? 呼びません!
 中世であるからにはやはり少なくとも400年は過ぎていると思えますので、まあ2350年以降でしょうか。
 ええと要は、この重大な事実を昔のガノタは私も含めて見落としていた訳ですが、やはりその根底にあるのは無論、「死ぬ前にこの目で見れる年代にしたい」という願望、ロマンです。

 ところで、宇宙移民の開始時に「90億人」だという設定は、元年が2050年頃だとするとリアルな数字です(現状では115億にまで行ってしまいそうですが)。しかし、2350年ならば少なすぎます。それだと、人類が人口の増加を食い止めた(あるいは大災厄があり激減した)事を意味してしまうからです。

 ちなみに、関係ない話ですが私は「世界の人口」と聞くと瞬時に「45億人」という数字が浮かびます(瞬時に消えますが)。あと、1ドルと言えば「360円」という数字が・・・つまり人生で頭が一番柔らかい頃に教わった知識をいまだ引きずっている訳で、なるほどガンダムの呪いが解けない訳ですがそれはさておき、監督が「45億の倍の90億という設定を出した」という所がポイントです。つまり2009年にガンダムをとらえなおす場合、現在の人口である68億の倍である136億が妥当ではないのかと・・・君は!

 ・・・さて、ここで皆様は「電波もたいがいにしろ」と思われているはずですが、考察系ガノタが決して考えない角度から物を見る事だけがガンパラのガンパラたる所ですので続けます。

 開戦時の人口は昔から謎であり、年表に載る事はありません。良く見かけるのは110億という数値ですが、120億とされる事も良くあります。まあ0050年に110億ですので、増えないのはおかしいという考え方は当然でしょう。よって間をとって115億と考えると、元年から「1.27倍」に増加している計算になります。よって136を1.27倍してやると172。ただし年表上の開戦時の公式人口数値は前年度の統計なので、若干減らして171億・・・という訳で、↓の年表になりました・・・というのはウソです(真相は無論、1を7にしただけ)。



2009/11/1
●【人口】史上最も不快で不毛な黒歴史年表修正案【問題】

 ウヨータ・ライト著「真実の黒歴史年表(改訂版)」(発行・あたらしい宇宙史教科書をつくる会)より抜粋。

0079 総人口171億。宇宙人口は133億(全体の78%)、地球人口38億。内訳は、月面5億、小惑星2億、サイド・ゼイン32億、サイド・ヒュッテ35億、ゼオン1.5億、サイド・ムーア25億、サイド・ルウム3.3億、サイド・リア29億、サイド・トア2千万。なお、多くの黒歴史年表では総人口110億とされているが、これは市民権の無い者を除外した数値か、もしくは1と7の誤植だと思われる。
0079.1.3 ゼオン軍、ジャブロー、ルナツー、ソロモン他に核及び質量弾攻撃。これによりルナツーはL4軌道から弾き出され、目標を外れた反れた質量弾が多くのアイランドを直撃し甚大な被害が発生。
0079.1.4 連邦軍、ゼオンに向け質量弾攻撃を敢行。ゼオン軍はS1、2、4、5の百数十基のアイランドの太陽側壁面を破壊し、アイランドは流出する空気により移動を始める。(※アイランズフォール関連はテロ防止の理由で大幅に史実改竄)
0079.1.5 ゼオン軍、月面軍事基地の多くを制圧。昨日のゼオンへ向けた攻撃は、ミノフスキー雲に弾かれてコースが逸れてサイド・ゼイン等を破壊(※ただし連邦側はこの事実を否定)。ゼオン側も質量弾で再度応酬し、双方の攻撃により宇宙における死者数は24億に達した。
0079.1.9 ソロモン陥落(ナイトメア・オブ・ソロモン)。MSを用いた電撃占領によりあっけなく基地を失った艦隊はルナツーに敗走。連邦軍はコロニー落としを察知するも、本命とダミーの区別が付かず攻撃を躊躇。
0079.1.10 連邦軍は地球へと接近するアイランドに猛攻撃を敢行。しかし完全な阻止には至らず、地球連邦首都NY、及びニューシドニーが壊滅し、地球全域に大被害。
0079.1.11 ルナツー、全力で行っていた軌道修正をほぼ終える。地球に落下しなかった多くのアイランドは、そのまま空気を失いつつ地球−月圏を離脱し、26億人の生存が絶望視される。ギレン・ザビ総帥は、作戦は大成功と喧伝放送を行い(ジャブローを狙っていた事には無論触れず)、まんまと功を奏して地球の各地域が連邦から離脱する動きを見せる。
0079.1.31 推定死者/行方不明数は地球27億、宇宙50億に及び、総人口の45%に及ぶ77億が失われたと公表(総人口94億、地球11億、宇宙83億)。サイド・リア、トア、月面都市群、地球の諸地域が正式に中立化。
0079.11 連邦軍、「オデッセ」作戦によりドバイ周辺を奪還。
0080.2 絶望視されていたロストアイランドに13億の生存が判明。地球の死者数は19億に修正。総人口115億、宇宙96億、地球21億。(11/2修正)
0083 移送中のロストアイランドをゼオン軍の残党が奪取(一般歴史書では工業力の高いジオン共和国で修復するための移送だとされているが、せっかく定位している物をわざわざ動かす必要はない)。奪われたアイランドは地球への降下コースを辿るも、すんでの所で連邦軍が破壊に成功したが、破片の落下により北米に被害が出た。(11/4修正)

●「人類の8割を宇宙に上げ、総人口の約半数をぬっ殺し、宇宙人口100億(93年時)、他の数値なんかは知らないよ(脚本に無い部分は無視)バージョン」です。禁断の反則技「誤植殺法」を用いて、以前の「死んだの半分でもいいじゃんバージョン」から数値を大きく変えました。まあ「人類の半数を〜」の設定は現在ではリアリティを思いっきり失ってしまったので「別に地球の半数が〜でもいいじゃん」という感もありますが、私には珍しく保守的路線で。なお「毒ガス抹殺(イフィッシュ以外の」は昔の「MS戦記」では正面から描かれたものの、その後はムニュムニュ・・・。


(「血塗られしザビの一族」より抜粋)
「計算では、艦の砲撃でせいぜい中の基地を潰す程度にとどめられるはずでしたが、アイランドとは思ったよりも脆いものです」
「しかし、この被害はあまりにも大きすぎるぞ、ギレン」
「御存知ですか父上? 中世期のテロ事件で、ジェット旅客機の体当たりを受けた超高層ビルは、予想に反してあまりにあっけなく倒壊してしまったと言います・・・まあ、安全性の過信はいつの時代も禁物という事ですな」
「・・・(何十億人も殺しておいて、さも他人事の様に良く言う・・・)」


(とある小学校の社会科授業にて)
「先生、フォン・ブラウンの人口はトミーノ記述では100万以下なのに他では五千万、グラナダはトミーノ記述ではわずかに20万以下と、黒史料によって矛盾するのはどうしてですか?」
「この百万というのは、フォン・ブラウン・シティ全体ではなく市庁舎のあるフォン・ブラウン・セントラル・ヴィレッジタウン(11/4修正)の人口なのよ・・・グラナダの方もこれと同じね」
「あ、なるほど・・・でも、あの街は100万よりもずっと多くの人がいませんか?」
「そう、昼間にはゆうに5倍はいるわね。つまり人口とは、そこに住所をもっている人だけの数なのよ」


●最狂地図その3

 テム・レイは何故サイド6にいたのか? あとサイド7が基地に最適な事は小学生でもわかりそうな・・・という訳で、見ての通りガノタ史上最狂の外道地図です。L3がガラ空きなのは無論、ルナツーがあそこにあっても意味が無いと思われるためですが(L5とL4が満杯になる事はガンパラ世界の物理法則ではありえない)、それを言うならジャブローがあんな・・・ムニュムニュ。
 なお、ラグランジュ・ポイントの地政学的な意味は下の本に詳しい様です(読んでませんが)。
戦略と地政学1 進化する地政学 - 株式会社 五月書房



(ガンダー第1話より)
「ヒュッテのネズミ掃討作戦の帰りに、あんな獲物に出くわすとはな・・・しかし、まるで木馬の様だ」
「ハハ、いやぁ全く」
 ドレン艦長が相槌を打つ。
「スレンダーフォックスより入信。ブリキ人形を6体確認、間違いなくモビルスーツのテスト場だとの事です」
「やはりサイド・ヘブンがV計画の本拠地か。まさかルナツーからわざと遠ざけるとはな…どうりでサイド・トアをいくら調べても見つからなかった訳だ」


(ガンダー第33話より)
「ティム・レイ氏の消息がようやっと掴めたよ。サイド・リーアのパルダにいるそうだ」
「えっ、サイド・ヘブンではなく?」
「ああ。宇宙を漂流していた所を民間の船に救助された時は危ない状態だったらしいが、すぐに退院して元気にやっているそうだ。ただ・・・」
「何です?」
「いや、何でもない・・・。実は口外しちゃいかん事なんだが、君がペガサスにいる事をこっそり伝えた所、大変喜んでいたそうだよ」
(〜回想シーン終了〜)
「そもそも私の様な天才がなぜクビにされにゃならんのだっ! お前もそう思うだろ? なっ?」
「・・・。」
「クソッ、意地でも見返してやるからな、私のプログラムは常に完璧なのだっ!」


●サイド名について

●ザーンは日本のサイトではZarn、外国サイトはZarnとZahnがヒットします。ただ、若い頃にThane(ゼイン/豪族の意)と妄想してたのをふと思い出しました(頭文字が「Z」から始まる語にはしたくなかったので・・・ダメ?)。
●ハッテは昔Hutte(小屋)と妄想していたのを思い出しました。安易なのでサイトではどうするか決めかねていたのですが、もうこれでいいや・・・(公式だと帽子の画像が多く出てきてピンときません)。
●ムーアはMuaのみヒットします。ちなみにガンパラではMoor(沼地)とMooreの二つを使ってますが、後者は書きマチガイです(服の名称には向いていますけど)。
●ルウムはLoumが公式の様です(イグルーで使用)。Ruhmのスペルは、ウチとNEWTYPE公式サイトだけしか使ってない様で、ドイツ語で「名誉」という意味です(ちなみに御大は大学でドイツ語を学んでいるので、語源探しの際に独語のチェックは外せません)。なおちなみに、確か正統学会によるとルウムはローマの意(スペルはRから始まる)だそうで、ハッテという地名も存在したとの事なので一応。
●リーアはReahとRiahの二つがヒットします。ただ、0080劇中においては、ドラケンにしっかりRIeAHと書かれていますが、なぜRIEAHが全くヒットしないのか謎です(eは天地逆なので、ただのディテールで文字ではないと曲解すればRIAHになるのでしょうけど・・・)。なお、Riaとしているのはウチのみです(溺れ谷なので服の名前には向きませんけど)。
●ノアは、国内サイトではNoah、外国ではNoahとNoaがヒットします。なおガンパラではトミノメモを重視しトア(トール)としているのは以前に言った通りです。
●サイドゼロ・・・共鳴軌道のアイランドであり、一番最初に開発された・・・という事で一つ。
●サイドヘブン・・・じゃダメ?
●2ndルナ・・・ルナツーとも言います。本名はガニュメートですが、現実の形状はまだ不明。直径は30キロ。
●3rdルナ・・・小さい基地で、虎の子のマゼランが一隻あります。

 あ、ウィキを見たらいつの間にか「bunch」が使われてますねぇ・・・(ボソッ)。



2009/10/31
●月面絶望記

ドバイの華麗な建築物の裏側に潜む暗い影 : Gizmodo Japan

 ファクトリーシップ・クラブ編集「奴隷人夫・月労働者」(アナハイム出版)より抜粋

「フォン・ブラウン市場の低迷で、スーパーシックスヒルズ建設もお流れだとさ」
「バブルもとうとう終わったか・・・」
「まあヘリウムダラーの金持ちは取り分が少し減った程度だろうが、こちとらにゃたまらんよ」
「しかし建設中止が続いてこうも仕事が無いんじゃ、最悪あと30年は重力すら無いクレーターの底から出られんだろうな」
「全く、悪い冗談の様な人生だ・・・来世では勝ち組に生まれ変わりますように神様に祈るしかないとでもいうのか」
「いないだろ、神なんて」
「そうだな、少なくともこの牢獄の中には・・・いや待て、少し前ならいたんじゃないかな? もう死んじまったけど」
「ダイクンか…まあジオン教信者の言う様な、やれメシアだジーザスの生まれ変わりだとかはどーでもいいが、彼の言うニュータイプっていうのは信じるな・・・というより、信じたい」
「ああ、夢でも見なきゃやってられんよ、こんな生活・・・」
「ところで、ネットで今流行りの占い師が言ってたんだけど、何でももうじき裁きの日が訪れて天と地がひっくり返り、レッドキャプテンとかいう神の使いの少年が現れて、滅びゆく世界を救済なさるんだとさ」
「ふーん、コミュニズムにかぶれた学生がクーデターでもおっぱじめるのかねぇ・・・そういえば『レッド大佐答えてください』っていう大昔の歌があったっけかな、知ってる?」
「何だそりゃ、ずいぶんと変なタイトルだな」



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