妄想補足-1

妄言主義者かく語りき

このページの内容は俺ガンを楽しむための妄想であり、
「機動戦士ガンダム」の公式設定とは永久に無関係です。

(※ここは濃ゆい閲覧者の方に向けた補足解説のページです)


2008/4/15
●ミス発覚

 MS大全集等のガノタ書籍ではジェレーター出力が「KW」、一方オフィシャルズでは「kW」と表記されています。ただイイカゲン人間である私は「別にどっちでもいいんだろうな」と気にもとめていなかったのですが(よって当サイト内はグチャグチャです)、ふと思い立って調べてみたら・・・
http://okwave.jp/qa477174.html

 ・・・後者が正解!

 またこの他に、「kW/h」という表記は誤りであり正しくは「kWh」であると判明しましたが、
http://q.hatena.ne.jp/1197440903
 ・・・えっ、全くの別物って? 「電力量」というのがそもそもサパーリですが、どうやら意味すらわからずにkW/s(正しくはkWs?)だのkW/msだのとのたまっていたと判明。という訳で、まとめてマウンテンサイクルに封印・・・もとい訂正した方が良さそうですが、面倒なのでそのまま晒しておきます(まあ、kW/msなどという記述が兵器の出力表記として適当だとは本人も露ほども思っていないので、要は数字のミスさえなければ冗談としてオッケーなのですが・・・)。



2008/4/14
●「サイドマップ」ガンパラ正式版

 以前のマップはもちろん冗談の一発ネタにすぎないので、ガンパラ的には即却下です。とはいえ公式設定のままでも「合理性を重んじるアメリカ人等」からクレームが来てしまうのでダメです(宇宙世紀ガンダムが外国で人気が低い理由として、こういった設定がいいかげんな点も大きいと思います)。そもそもガンパラはオレガンなので、外人に「ダジャレ地図」を見せてウケを取る必要も、「政変があってニューリーアとニュームーアが・・・」などという不毛な解説をする必要も一切ありません(ガンパラ年表等に書いてある事がイコール、ガンパラ設定という訳ではありません・・・まあ「サイド6の一日は25時間」とかいった悪い冗談を本気にしてる人は流石にいないと思いますが念のため。)

 という訳で、実は正式なガンパラ版が別にあったりしたものの、お見せするのをすっかり忘れていました。その中身は、ガンパラの必殺兵器「それをやっちゃーおしまいよ」戦法・・・
・・・すなわち全否定です。
SIDEmap-2 Gundam
 図で重要なのは、「単に0079年準拠で統一したというだけではない」点です(下のテキストがもし無ければ、単に数字を描き忘れたのだと受け取られてしまうでしょう・・・)。そもそも頭の悪さではガノタ界最狂を誇るガンパラ設定に小難しい辻褄合わせなどはなく、理由は至って単純な「ごく当たり前の事」にすぎません。

「私の出身は“34地区”です」・・・という台詞を吐いて、気分がいい人がいるでしょうか? 少なくとも私はイヤです。もし県知事が「我が県は“14地区”と改称する!」などとのたまったら即座に抗議行動を起こします。
 (でも別の名で言われる事なら結構ある様な・・・案外近い将来「我が横浜市はベイサイドと改称する!」とか言い出したりして)

 そもそも歴史上、地名を番号で呼ぶ例があるでしょうか? 道路や番地名といった細かな物ではなく、町そのものがナンバーで呼ばれたというのは旧ソ連の秘密都市を除いて聞き及びません。そういう訳で「数字を使わないガノタ史上初のサイド地図(多分)」を作ったという次第です。前のマップと違って考察的な面白みは皆無ですが、ガンパラにおいては当然この結論しかありえません。ただ、ガンパラ的な考え方自体は全く世に普及していませんので、まだまだ妄想主義の啓蒙は必要だなあと感じる昨今です・・・


・・・っていうかさ、実は先日幽体離脱してちょいと宇宙世紀まで行ってきたら、やっぱり誰一人数字で呼んでなかったよ!
見てきたんだからしょーがないじゃん!!


※一般人のための解説
ウィキペディア サイド
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89
 実際の所、こうなった意図というのは一切明かされていないため不明なのですが、おそらく・・・いや間違いなく、Ζのスタッフが誰か一人でも「監督、それ違いますよ」と突っ込んでさえいれば・・・しかし覆水盆に返らず抜け毛は元に戻らず・・・(ちなみにΖ以降の配置は、御大がファースト企画時に最初に考えたトミノメモでの配置と同じ)。

※逸般人向けの補足
 過去の出版物が妙な解説をしている場合は、サイドコードが複数ある事にでもしといて下さい。(ちなみに「都道府県コード」は一致しておらず役所によりバラバラなんだそうです)。
 なお「サイド6→2変更説」に関してですが、個人的には否定(8割くらい)しています。確かに人口問題は解決できますが、Ζの制作時に御大がいくら「サイドの位置と人類の半分が死亡という設定」を忘れ去っていたとしても、「サイド6の存在」までも忘れてしまう事はありえないと思うので。よって「サイド番号を台詞上から無くす」のはガンパラ的にアリであっても、「サイド6→2」といった中身に関わる問題は「御大の意思に背いてまで改変するだけのメリットが足りない」と考えます。よってまあ、サイド6のいくつかの(2寄りの位置の)バンチが戦後にサイド2に編入され、そのため人口が増加・・・という所が妥当かと。

※追記
 「サイドザーン、サイドハッテ、サイドリーア・・・」と一通りググってみましたが、当サイトの3年前の「ねんぴょー」ページしか結局ヒットせず(ま、こんなもんだべ)。でも「サイド・ザーン」とか単に「ザーン」とかしているだけの人がいる可能性もあるのかもしれませんが、それでは検索ができません。よって、もし私めのこの空しい遠吠えが届かれていましたら、お持ちのサイト上等で「サイドザーン」といった表記を行うと、当方に探知されて私がニヤニヤする羽目になる可能性が高いので御注意下さい(ン?)




2008/1/20
●やっぱりシドニーに戻そか・・・

 現在、過激環境保護団体のテロ的妨害で日本の捕鯨船が困っていますが、豪州政府は全く気にせず野放しにしてるんですかそうですか。下の年表ではニューシドニー(どう見てもキャンベラの含みを持たせた名前)としてますが、別に気を使う必要なんか無かったですかねぇ。

 あ、下の年表といえばマスドライバーで20億は殺しすぎな感もあるので、御都合主義モード発動、「奇跡的な偶然で全て極側に直撃し、ラグランジュ軌道より離れるも半数が生還」で宇宙人口は45億・・・ダメだ100億にはあと55億足りないよクェス、総人口を200億にすべきかな・・・(←一生やってろよ俺)。

●ボタン、レバー類

 入力系に触れていませんでしたが、四方を囲むアナクロな大量のアナログスイッチ類が基本です(男のロマン)。ステルビアの様な視覚に依存しすぎる手元オンリー操作ではなく、目をつぶっていても大半は操作可能・・・という感じで。ネタ元はシンセの黎明期におけるデジタル操作機種への不平不満集中ですが、ライブ中に・・・もとい「戦闘中にPCのデジタルボリュームなんか使ってられるか!」というのはあえて言うまでもない訳で。

●スペーススーツ

 気づいている人も多いと思いますが、アニメ(3D-CG含む)のノーマルスーツの絵は二次元では成立するのですが、そのまま実写であるガンダーには使えません(首長族を除く)。ただ、ダイナのス−パ−ガッツ隊員のメットの様に上にずらすという抜け道もあるので、試行錯誤すればどうにかできなくもない感もありはするものの、個人的には首は無い方がいいと思います・・・アゴの部分を絞める(空気を服側に漏らさないため)と会話がしにくいでしょうし、首の二重ファスナーをいちいち閉めるのも手間がかかりますし。
 あとスーツの強度は充填されたダイラタンシー液で銃弾も防ぐ!(とっくに実用化しており、ナイフ程度は防げる様です)といきたい所ですが、フェンシングで突き刺さらないと困るのてメットも含めて貧弱にせざるを得ない罠。あ、メットはそのままだと上方視界が悪すぎるので形状は変えます。そういえば種以降は視界が悪い上に意味も無く巨大なボリュームのメットばかり見ますが、ハッタリが強すぎて嫌いです(いや、意味はありますね・・・「萌へ」という重要な意味が)。


2008/1/14
マジャーアタック修正

(以下、「ガンパラ・アンオフィシャルズ」より抜粋)
マジャーアタック

 ミノフスキーフィールド内では、地表付近から運動弾を撃つと空間のダイラタンシー現象で速度が十分の一に落ちる事が判明した事により、まず戦車の車高を上げる対策がとられた。マジャートップがあるにも関わらず車高が高いのはその名残りだが、被発見率の上昇に見合ったほどの効果があったのかについては疑問が残る。主砲は初速は低いが、弾道が山なりに変化する特殊弾頭を用い、敵戦車の上面装甲を破壊する。
 なお、昨今の研究者はマジャートップを攻撃機の変種、マジャーベースをそのプラットフォームだと考えている様であるが、トップは本質的にはやはり「砲塔」であり、マジャーベースからのレーザー推進により一時的に浮遊する物にすぎない(よって両者の距離を離す事はできない)。



2008/1/13
●不覚、閏年判明

 公式年表の「0088年2月29日、アクシズ ジオン再興を宣言」をうっかり見逃してました・・・トホホ。気が向いたら直します。

●アクシズ修正

アクシズ
〜通称「アクシズAxes」と呼ばれるが、これは数十個の小惑星全体の名称であり、単体での正確な名称は「アクシス・ザ・ビッグアイランド Axis the Big Island」である。アクシズの総人口は3万とされているが、これは Big Island に限った公称数(正確か否かは不明)にすぎず、全体の総人口はそれをはるかに上回る物である。なお、軌道はアステロイド帯ではなく4年7ヶ月の周期で地球に接近する特殊な軌道を有しており、0079年3月、0083年10月、0088年5月、0092年12月の最接近時の前後六ヶ月間は交流が特に容易となり、いずれの時期も地球圏に大きな影響を与えている。
(以上、「ガンパラ・アンオフィシャルズ」より抜粋)


●ネット上で最も不快で不毛な年表修正案

 ウヨータ・ライト著「真実のゼオン年表」(発行・あたらしい宇宙史教科書をつくる会)より抜粋。

0001 今世紀中に全人口の8割を宇宙移民とする目標が掲げられる。
0075 地球人口60億、宇宙人口60億。
0079.1.3 ゼオン軍、ジャブロー、ルナツー、ルナスリー、コンペイトウ他に核攻撃。ジャブロー周辺はクレーターと化す。
0079.1.4 連邦軍、コンペイトウ、ルナツーからサイド3に向け大量の遠距離質量弾攻撃開始。ゼオン軍、S1、2、4、5のアイランド100基の太陽側壁面を破壊。破壊面は大火災を起こし、流出した空気により10億の人命を抱えたまま移動開始。(※アイランズフォール関連はテロ防止の理由で大幅に史実改竄)
0079.1.5 ゼオン軍、月面軍事基地をほぼ制圧。S3への遠距離攻撃は、ミノフスキー雲に弾かれてコースが逸れる。
0079.1.6 サイド3を逸れた質量弾が他のサイドのアイランドを直撃し、これにより最終的に20億が死亡する。(※連邦側はゼオン軍が破壊したと主張)
0079.1.7 連邦軍、核パルスエンジンにより高速移動するアイランド7基を特定。
0079.1.10 アイランズフォールにより地球連邦首都NY及びニューシドニー壊滅。
0079.1.23 第二次アイランズフォール成功。各国首都壊滅。落下しなかった多くのアイランド(発見を遅らせるためのダミー)はゆっくりと地球−月圏を離脱。
0079.1.26 ゼオン、残存アイランドを制圧を完了し植民地に(植民地人口17億)。ギレン総帥、地球各国に「我々はアイランズフォールを何度でも行える」と打電して連邦からの離脱を促す。
0079.1.31 推定死者数、全人口の半数に及ぶ地球30億、宇宙30億と判明(実際には地球20億、宇宙25億)。
0079.11 ウクライナ大深度核兵器貯蔵施設「オデッサ」奪還。
0080.2 ロストアイランド調査で、絶望視されていた住民5億の生存が判明。大火災と空気漏れを自力で食い止められるとは誰もが想像していなかった。
0083 ロストアイランド移送計画開始。
0087 ロストアイランドの多くが帰還。サイド5は元の場所に戻されずL4軌道上に置かれる。
0088 0040年頃に独立王国を宣言して地球圏を離脱したいくつかの島1号型(主要産業・違法植物栽培)が帰還。


 あ、良く見ると劇場版では二作目のナレーションで「人類の半数が宇宙生活者となった」と言っているのみ・・・これは使える!という訳で再妄想。まあ「全人口の8割が宇宙移民」とテレビ本編のどこかで言われている可能性もありますが(面倒なので未確認)、もし無ければどうやら企画書(及び御大小説)における設定・・・つまりタテマエ上はフィルムに出ている物のみが「公式」ですので(あくまでタテマエ上ですけど)、「実は半数しか移民していなかった説」をここに妄想提唱して数値の修正を画策しました。


2007/9/22
●持続的ビームは幻想のコロニーからタブーを越えて地球を壊す


※以下、機動鋼人ガンダー第50話「憎しみの光(旧題ソーラーレイ)」脚本より抜粋。

レビル 「流石にだいぶ暑くなってきたな・・・気温は何度あるかね?」
部下A  「外壁は160度、艦内は32度です」
レ 「しかし困ったな、水着を基地に置き忘れてきたよ・・・ハハハ」
B 「解析が出ました、やはりアイランドレーザーですが、出力はこちらの予測を数段上回っています」
レ 「だが、所詮はガスレーザーにすぎんのだろう?それにもう二分以上は経つ・・・威力が高いのならば息切れする時間も早いはずだ」

 ソーラーレーザーは連続三分間の照射といえども、艦内の温度を多少上昇させたにすぎなかった。アイランドレーザーはアイランド等の遠距離移送用として発案された物(原案は光ポンヒング式)であったが、元々気体レーザーは中世期に開発された技術であるにすぎない。直径1cm、長さ5cmのペンシル型レーザー装置で直径1cmの光を放っても虫一匹焼き殺す事ができない様に、それを拡大したコロニーレーザーとて、原理が同じならば収束させねば何ら威力は持たないのは道理である(この世界では物理原則は神の意思よりも上位にあり、全てにおいて優先されるのだ)。また、二酸化炭素レーザーの波長である赤外線は、艦隊周囲に展開された高濃度ミノフスキー粒子の影響により減じられる。またそもそも、レーザー兵器自体が無効である。臨界半透体からなる対レーザー装甲はMSのみならず艦船の全装甲を覆っており、あらゆる通常レーザーを防御可能なのだ。
 ただし、この照射によって艦隊の姿は遠距離より完全に丸見えとなってしまったが、いかなる大型ギガキャノンも運動弾も、この距離ではミノフスキー妨害作用により届きはしない。唯一、マハルの傍らに潜む最終兵器「バック・ド・ベア」を除いては・・・。

B 「グレートデギンとの回線、復旧しました」
デ 「じきにグレーザーが来る、早急に全艦を散開して退避させて欲しい」
レ 「何、グレーザーだと?」
浅倉 「3・・・2・・・1・・・ゼロ、照射!」
 バック・ド・ベアの13個の超大型核の爆発と同時に、数万本もの細いγ線レーザーが発射されていく。光が鮮やかに目視できるのは無論、宙域が戦闘で汚れきっているためである。
A 「赤外線レーザー反応、急速に低下していきます」
レ 「やはりな。全艦に緊急警戒態勢、同時に損傷チェックを急がせろ」
A 「はっ」
レ 「しかしゼオンめ、こんな事をして一体何のつもりなのか・・・」
 『このモグラどもめ!!』
レ  「・・・ん、何だ?」
 幻聴か? とレビル将軍が振り返った
その瞬間、矢の様な細い光の束が全ての艦を正確に貫き、艦の弾薬庫と機関部周辺が白い光に包まれていく。
レ 「ど、どういう事だ!?」
B 「わかりませんが、サイド3の方向に強い光が・・・」
デ 「あれは核の光・・・ギレンめ、やりおったな・・・」
 水爆をポンピングに使用するグレーザービーム(γ線レーザー)に貫けない物は、地球の大気層のみである。悪魔の光はミノフスキー粒子雲をやすやすと通り抜け、レーザーよりも原理的にはるかに勝るメガ粒子砲の直撃にすら部分的に耐えうる戦艦の強固な装甲とて、その直進を防ぐ事はできなかった。
 (※本編では横線の箇所はカットされ、照射直前には別のシーンが挿入されている)


 いわゆる突っ込みの類は見た事がないのですが、ソーラ・レイの効果は昔から疑問視しています。ガンダムの基本設定の一つに「レーザー無効化技術」があり(レーザー役に立たないため劇中では荷電粒子砲が威力を持つという訳)、確かレーザー兵器はアルビオンのレーザー機銃くらいのはず。という訳で、シリンダーを繋げて全長70キロに・・・などという生易しい手の対処では無理と判断し、妄想ではこういう事に。種のジェネシスが出てからは「何かどーでもいいや」とやる気が出ずウェブ上では触れていませんでしたが、ガンパラ設定上においてもレーザーは無効です。なお、形状と名前は昔の妄想のままでは面白くないので遊んでしまいましたが、無論単なる冗談です。

 ところで、「臨界半透体」ってナンジャラホイ?と疑問の一般人の方のために、ガンダム百科事典の記述をコピペします(元々センチュリーで作られた造語で、ウィキにも項目ナシ)。

「ガンダムオフィシャルズ」P453より引用
>臨界半透体は、特定のエネルギー・レベル以下の光を反射し、これ以上になると完全な透明状態になる、或いはその逆の状態を示す素材である。加えて波長やエネルギーレベルも自在に調節することができるという特質を有している(レーザー光が簡単に利用できるようになった背景には、この技術の貢献が大きい。しかし、一方で臨界半透体を多層化してコーティングすることでレーザー兵器を防御することも可能となっていた。この対レーザー兵器用の防御シールドは宇宙艦艇の装甲に用いられていた。公告軍のソーラ・レイ・システムはこのシールドの許容範囲を超える強力なレーザー光を発振することを目的として建設されている)。

 なんだか難しくて良くわかりませんが、「ハーフミラーであり云々」という解説を時々見かけます。とはいえ、よってMSや戦艦の装甲は鏡の様に・・・と電波妄想する人は流石に私しかいない様ですが。


2007/9/23追記

○タイトルを謎の詩に変更(相変わらずだなー俺も)。画像はロッドの根元が太すぎるのですが、描き直すのも面倒なので、根元周辺は通常レーザーっていう事にしておきます(つまり根元の銀玉半球型ミラーで反射する訳です)。なお、レーザー砲身がウニの針の様に細い理由は、「X線レーザー」の原理では細い方が効率がいいためですが、実の所はそういう理屈よりもビジュアル的に目新しいという事の方が優先していたりします。デザインのモチーフは、ベアード様+東京都のマークに良く似たナニのマークで、ガンド・ロワ以上に業の深さがわかりやすいのは見ての通りです(ベアード様のデザインは水木氏の創作ではなく元ネタあり)。

○まあこれはそもそも「臨界半透体装甲が云々」というよりも、「原理上パルス発振は無理、よって連続発振では破壊力は持てないため説得力に欠ける」との科学重視の考えから出てきた物です。ただ、なにぶん若い頃の浅知恵なので、もしかしたらパルスレーザーで問題なかったりして・・・とは思うものの、調べるには相当に時間がかかりそうです。なお、例えパルスだとしても、公式の3秒では短すぎます。大破壊シーンはみっちりと執拗に見せなければいけませんので、まあ30秒前後が適当かと。あ、でもグレーザーは一瞬か・・・(←ダメじゃん)。

○図でマハルの横にあるコロニー(ゲドン)は発射後の冷却用なのですが、発射時には接続を外されます(姿勢制御の邪魔になる事と、仮に二度撃てたとしてもどのみち冷却に膨大な時間がかかるので、再使用はスッパリ諦めて溶けるまで使いきろうと判断)。マハルが溶けて崩壊していくシーンを入れるのもいいかもしれません。

○図のグレートデギンが何だか小さいのですが、実はグワジンより46m短いグレートデギン級(全長394m、二隻建造))でして、後に政治的な理由によりグワジン級(旧グレートデギン改級)に統合されます(あぁややこしい・・・)。なお、グレートデギン級は大気機動が可能な設計ですが、地上浮遊性能は元よりなく、重力ユニットも当然ありません(CGなぞを使わない無重力描写が「機動鋼人ガンダー」の最大のウリなので)。
 グワジンが440mである点に関しては、個人的には主役は一寸法師や金太郎の如く小さく、敵はジャイアンの如くに大きい方が趣味であるためです。よって0083におけるグワデンとマゼラン改の巨大サイズ化は妥当だと思ったものの(まあ元はと言えばアルビオンがデカすぎるのですが)、現実には「設定の改訂」などは不可能であり、結果的はガノタ界の混乱を招いたにすぎなかったのは残念でした。ただサラミス改級の設定はいくら何でも小さすぎるので、これはきっと「準サラミス級軽巡洋艦」が誤記されたのに違いありません・・・

 ・・・あ、もちろん以上は全て妄想ですのでよしなに。


2007/9/9
■ちなみに機体色はこんな感じだったり
■GUNDER ■GUNCANNON ■GUNTANK ■GYM ■BALL
■CHAR'S ZAK ■ZAK ■DOM ■GOUF ■GELGOOG
■GOCK ■Z'GOCK ■ACGUY 
■ZOCK ■ZEONGE
■GUNDAM ■GUNCANNON ■GUNTANK ■GM ■BALL
■CHAR'S ZAKU ■ZAKU ■DOM ■GOUF ■GELGOOG
■GOG ■Z'GOCK ■ACGUY 
■ZOCK ■ZEONG

 上段は本来の体色、下段はカタログ用のデモカラーです。ガンパラは実写(+CG)を前提としているので、派手な色はあまり用いません。ただしこんな地味なロービジではオモチャが売れませんが、全てメタリックという前提ですので御安心ください(正確にはメタリック塗装というよりも、石川氏の作例の様な「鏡面」といった感じです)。アニメ設定色によるメタリック塗装はハデすぎると思うので、まあさして問題はないでしょう。

 MSのシールドステルスは機体を完全に覆う事ができませんし、発光弾やサーチライトプローブ対策から考えても本体側にもステルス処置が必要です。ここで「塗装は全部黒!」が唯一合理的なのはやまやまですが、無論それができれるなら誰も苦労はしませんし、シールドステルスをコジ付けた意味も失せてしまいます。また「ディスプレイ装甲」という手も同様で、以前自分で書いた覚えも若干あるのですが、これは無かった事にして下さい。熱による色変更が当時思ったよりも一般化していないので・・・まあドライヤーでア○カの服が透けはしますが(←科学の勝利)、白熱灯でお子様が安全にガンプラの色を変えられるくらいでないと実用的とは言えないでしょう。という訳で、色彩可変の技術は存在するものの、耐レーザー及びレーザーレーダーステルス性能等に問題があり滅多に使用される事はない・・・という事でここは一つ。

 さて、ではようやく鏡面装甲の設定(屁理屈)に移りますが、「反射角度と反射率を制御できるミラー装甲」というややこしい物でして、装甲表面が微小なブラインドカーテン状になっており、サンシェードステルスを不完全ながらも実現します。ガノタサイト界で既出のアイディアに「宇宙空間で鏡の板を使って隠蔽を行う」というのが確かあったと思うのですが、体の全身が鏡というのは無論ナンセンスでしかなく、あちこちがギラギラと目立ちまくってしまう事は免れません。よって、反射しやすいエッジを自動的にマックス塗りの様に黒くしてしまえぱ良い訳です(うーん超御都合主義)。ただし技術的には不完全であり、鏡面そのままだと白く目立ってしまう欠点もあるので、ガンダーとペガサス以外は反射率を半分ほどに落としており、灰色や黄土色等の地色を持ちます。この地色が明るいと夜間や宇宙戦闘では不利で、暗い機体は昼間の隠蔽能力が低下します。なお、上から塗料を塗ると効果が消えてしまうため、前線でMSの体色が変更される事は滅多にありません(全身のパネル交換が必要)。

 ちなみに鏡面装甲は静止状態ではかなり高度な隠蔽が可能ですが、機体が複雑に動くにつれて計算が追いつかなくなり、頻繁にドットマトリクス迷彩〔(C)東海○原八〕状態になります(コンピューター処理速度の低下という設定は便利だなあ)。まあこれはいわゆる透明化物の「お約束」という奴でして、隠れてるときはしっかり透明になるのに戦う時には何故かマヌケにも姿を見せる事に古来より決まってますので・・・(プレ○ターを除く)。

 ええとなお、以上の内容につきましては例によって無論単なるガンパラ妄想ですので、御覧の皆様につきましては全てを瞬時に忘れて頂き、 「宇宙兵器って黒が最強じゃね?」「うんにゃ、白いのは放熱のためだよきっと」「それはそうとしても、ガンダムはいくらデモカラーだって実戦投入したら塗りなおすだろ普通」・・・といったここ28年間のスタンダードである紳士の会話を続けて一生お楽しみくださいませ。


2007/9/8
●墓の底から遥かな未来へと向けた寝言


 久々に地底をヲチした所、「宇宙の上下が云々」とガンパラではとっくの以前に解決済みのネタでワイワイやっていたのを目にしたので、うっかり言い忘れていた自らの力で読み取ってもらうためにあえて言わなかったガンパラ第二理論をわかりやすく解説してみました。

 宇宙空間には上下は無いので、「メインブリッジが上にあり、対空砲座も甲板上に多い事」は誰もが思う突っ込み点であり、現在のところは「ブリッジが艦底に無いのは接地するため」という多少苦しい解釈しかなされていません。
 しかし、そこで思考停止する事なく「画面では太陽は常に上方にある(お約束)」、「MSは上から攻撃をかける事が多く、太陽方向を背にするのは戦術的にも優位である(アムロが良く使う手)」という点に注目すれば、艦の下側から接近して艦底を攻撃をかける事は困難だが、上(太陽方向)からの接近は容易である事がわかります。従って「艦の設計上、意図的に太陽に照らす面を設けて、観測塔(ガンパラ用語でブリッジの事)を置き、対空砲座も集中させるのがベター」という合理的な理由が導けます。そしてまた、これによって必然的に「上と下」が発生します・・・という訳で後は図を参照。

 ええとまあ、シールドステルス(艦船ではサンシェードステルスと称する)の理屈(ガンパラなぜなぜ質問箱を参照)から必然的に導かれるのが「艦首の船型シルエット」・・・とヤ○トな点が若干気まずいのですが、主に以下の点を捻じ曲げていますがアニメ版設定と異なります。
○戦闘艦は全方向への移動が可能(艦首を敵艦方向に固定しないと水平面を統一できない)
○艦首のデザインを「船の形」に大幅変更
○大型の砲座は上面に集中せずに均等に配置(砲の死角が多いと、敵方向が複数ある場合に宇宙水平面を崩さざるをえない)
○ザクのシールド位置の変更
○MSのランドセルの厚みを増す(横位置でのシールドステルス防止のため)

 ええとなお、以上の内容につきましては例によって無論単なるガンパラ妄想ですので、御覧の皆様につきましては全てを瞬時に忘れて頂き、今まで通りに「何で宇宙空間に上下があるんだスレ」等で無限ループコミュケーションを末永くお楽しみくださいませ。


※9/9追記
 図の「宇宙羅針盤」のH(High)とG(Ground)の方角表記については、てきとーに考えた物なので、現実の表記法が決定したら変更して下さい(単純にUp−Downとしなかったのは方向表記を「L−R、Front−Back、Up−Down」と想定したため)。なお図を見ればわかりますが、地球の「南北」を使わずに、太陽の方角を南としており、点線で示した「月、地球、ルナツー」の方向は常時変化します(ちなみにこの盤図はL5軌道上から見た物です)。

 あと艦船の形状なのですが、コンセプトはいわゆる 「ステルス形状でレーザーレーダーをバンバン跳ね返し・・・」という感じです。ただオリジン版ホワイトベースの首等を見ての通り、誰がやっても普通そうするよなという面は大きいのですが。
 演出上の最大の変更点は、ペガサスの前面ハッチです(ガンパラ世界では前面装甲の絶対重視により存在自体がありえず、すなわち以降の時代の艦の形状とは大半が繋がりません)。後部エンジンは胴体と一体で、ガンペリーは非常に小さい奴が艦尾に無理やり入ります。コムサイとムサイ後部の空間はありません。
 各艦のサイズは、ペガサス185、サラミス250、マゼラン345、ムサイ225、チベ280、グワ440という所で、ペガサスは150m程度に抑えたかったのですが流石に無理でした(公式は262m)。なお、艦首に何やら突き出ているのはどう見ても巨大砲口ですが、無論目の錯覚です。装甲が左右に割れてニョキニョキと伸びるのですが、当然単なる気のせいです。



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Gunder Paranoia 妄想補足-2

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