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妄想ガンダー0083

このページの内容は俺ガンダムを楽しむための妄想であり、要するに
全部ウソです。
2016/9/18最終更新


2014/1/2
「アンサス計画」の機体名称

VX-81G ゼファーアンサス(Zephyr-anthes)
VX-81G(fb) ゼファーアンサス・フルバーナーン(Zephyr-anthes Fullburnern)
VX-82A ファイサリス(Physalis)
VX-83S ステイメン(Stamen)
GP-3D デンドロビューム(Dendrobium)

 この計画に関しては情報封印期間があまりにも長かったため、情報撹乱のための当時のダミー記述と真実の判別自体が困難である。ただし「サイサリス」に関しては、欺瞞情報やズィオン訛り等ではなく、単なるフィサリスの翻訳ミスであると思われる。


サイサリス問題

サイサリスはほおずきだと聞いたんですが本当ですか? - Yahoo!知恵袋
0083の、サイサリス(ホオズキの意味)の英字表記は Physalisですけど、 ジオン訛り... - Yahoo!知恵袋
 サイサリスやゼフィランサスの名称は、初期の時点から存在(つまり元からの設定で、後年の雑誌社等の後付けではない)。ちなみにサイサリスへのツッコミは、私の知る限りミレニアム(2000年)頃の象牙の塔の頂上、すなわち正統学会掲示板における石棺博士の指摘が最初である。



2009/11/10(2014/1/2)(2016/9/18)
ソロモンの悪夢

 一週間戦争におけるソロモン陥落の通称。ズィオン軍は質量弾と核の攻撃で港を潰した後、ザクザックス(2016/9/18変更)を侵入させて電撃的に占領し、宇宙要塞がモビルスーツに対して極めて弱い事実を知らしめた。この際に司令室を占拠したのはガトー中尉率いる小隊であり、本国において大々的に喧伝された(なお、ソロモン奪回戦においてもガトー隊は華々しく活躍したとも言われるが、ズィオン軍の公式な記録には残されておらず、あくまで残党側による戦果公表のため信憑性は薄い)。
 ちなみに、ソロモンは「コンペイトウ」の愛称で呼ばれる事も多く、コードネームにも良く使われる。


ソロモンの再悪夢(ナイトメア・オブ・ソロモン・アゲイン)

 0083年11月10日の観艦式におけるズィオン軍残党によるテロ事件の通名(公式には単なる爆発事故とされているが、史実の改ざんである事は明らかである)。被害は観艦式に出席した大半が撃沈したとも言われるが、実際には戦艦一隻が撃沈の他、15隻の艦が少破、大半の艦に軽い被害が発生した程度である。攻撃に使われたのはRX-82の放った核弾頭一発であるが、MSが傾向可能な大きさでの物では、本来ならば良くても艦一隻を破壊するのがせいぜいで、他の艦に被害を与えるほどの力は持たない。
 だが、ここで使用されたのは特殊な核弾頭であり、別の核弾頭を誘爆させる機能を有していた。テロ組織に奪取されたRX-82は、艦隊の対空砲撃を簡易Iフィールドシールドで防御しつつバーミンガムの懐深くに入り込み、ビームライフルで核ミサイルサイロに向け穴を開け、特殊核弾頭でそれらを誘爆させる事で巨大な核爆発が発生。これは艦の内部構造の正確な情報と精緻な照準の腕がもたらした、まさに神業と言える物であったと言える(無論バーミンガムが核を持っている事自体が極秘であった)。またこれにより「ミノフスキー嵐」が一時的に発生したため、しばらくの間航行が困難となった(ソロモンに座礁した艦もあり)。
(2016/9/18大幅改訂) 最も強力な弾頭であるクラスターグレーザーボム(ガンマ線レーザーを広範囲に放つ)とて、艦を数隻沈められる程度にすぎない。だが、ここで予期せぬ事が起こった。核によるEMP障害程度ならば短時間で復旧可能である(旧来の艦隊戦闘においては核の使用は当然考慮されていた)。だが爆発の数分後、この「ミノフスキー衝撃波」の作用で周辺のミノフスキー海流が「ミノフスキー津波」へと急激に変化したのである。津波は全艦艇を直撃し、その多くをソロモンの表面に激突、座礁せしめしたのである(艦艇どうしによる激突もいくつか見られた)。これは無論、ミノフスキー粒子の登場以前であれば、決して起こりえなかった事態であり、その被害は復旧に数日を要する物であった。この津波の発生は偶然ではなく、核弾頭自体に津波の発生及び増幅能力があった事は間違いないと言える。そして元より、デラーズの目的は艦艇群を沈める事ではなく、あくまでも追っ手の脚を短時間の間止める事であり、その目的が達せられれば作戦は成功と言えた。

 つまりソロモンの大半の船を葬ったというのは後世のドラマの脚色にすぎず、艦のほとんどは無事であった。なお、この前後にテロ組織による電波ジャックが大々的に行われた事で、軍は失態の隠蔽のためてんやわんやとなり指揮系統は混乱の様を呈した様である。つまりこれが、移送中のロストアイランド・ジャックへの対応が遅れた主原因であろう事は想像に難くない。


ティターンズ

 地球連邦海兵隊連邦陸軍航空宇宙隊のほぼ大半が分離・独立し、(2016/9/18変更)0083年12月4日に名称を変更した物。「陸、海、空、宇宙」の全領域に渡る活動能力を有していた。(※「機動鋼人ガンダー0083」では全くの新組織として誕生している。)


茨の園

 かつてのサイドルウムの残骸であるが、月の表側にある訳ではなく普段は非常に離れており、数ヶ月に一度「地球−月圏」に接近する(サイドルウムのアイランドは、ルウムの戦いの後にL1軌道からはじき出されたものの、地球と月の引力からは脱せずに特殊な軌道で周回する)。0083年時には、サイド・ゼイン、ヒュッテ、ムーア宙域の掃宙作業はほとんど終了していたが、特殊な軌道を有した残骸は距離的な問題で後回しにされたままになっていた。


木星圏文明

 詳細は不明であるが、「地球-月圏」を上回る技術力を有していると思われる。アクシズやジュピトリスのマキシマスソルジャー(2016/9/18変更)は極めて優秀であったが、100億を有する側に彼らが技術力で勝った背景には、強大な頭脳集団と工業力の存在があったと考えなければ説明がつかない。
 なお、木星圏(小惑星帯、火星、各惑星のラグランジュポイントも含む)には計2億人が移住しているが、あくまで申告されている数にすぎず、真の実数は不明である。


ロストアイランド移送計画

 ズィオン軍によりラグランジュ軌道から遠く弾き出された大量のアイランドに、核パルス船を繋げて地球−月圏へと戻す計画。大抵は元の位置に戻されたが、サイドルウムだけはL1軌道には戻されず別の軌道に置かれた。なお、これとは別に「アイランド再生計画」という物もあり、修復船が使用されアイランドはほぼ元の位置のままで修理された。


アイランドフォール・アゲイン

 83年におけるアイランド落としテロ事件は誰もが知るところであるが、公式発表では事故であるとされている(テロ防止という名目上の理由での史実改ざんであろう)。ただし、アイランドは連邦軍により爆発、粉砕された状態での落下であり、破片による被害は大きかったが、死者数は比較的少なかった。つまりアイランドは落ちたとも落ちなかったとも言える訳であるが、被害はズィオン軍のアイランズフォールの惨劇に比べれば微々たる物であったため、80年代の大半の歴史書には事件その物が書かれていない。しかし後年、責任の追求や遺族・被害者団体の活動が激しくなった事等が原因で、90年代以降は公式に「落下した」と記述されている。



『機動兵士ガンダー0083 スターダスト・アゲイン』

 「機動鋼人ガンダー0083」のリメイクで、海兵隊所属のペガサス型戦闘宇宙空母の活躍を描く。旧作の特徴であったドロドロの恋愛愛憎劇はカットされ、硬派な戦争物となっている。展開も大きく異なっており、旧作冒頭に出てくる巨大なシドニークレーター及びアイランドの残骸、ソーラーミラーズ2は存在しない(逆に、回想シーンに出てくる「完全な状態で落下するアイランド」は誤っているとされるが史実通りである)。
 ちなみに、クライマックスの描写は以下である。

 シーマ艦隊の内紛による混乱が災いして、デラーズ艦は戦力を大きく低下させ、アイランド・イーズの護衛艦もわずか二隻のみとなった。イーズを破壊する事自体は簡単であるが(ムサイが砲撃でアイランドを破壊する映像は有名)、その内部にはアイランドの保守要員や作業員等、約2千人もの民間人が生死不明のまま人質となっていた。イーズは既に核パルスエンジンを失い、進路はジャブローへの落下コースから大きく北へ逸れ、アイランドの壁に小穴を開ける事でコースを調整、キングストンへと向けて進んでいた。
「破壊はダメだ、オム。いくら生存が不明とはいえ2千人の命を犠牲にはできんし、地球にも大きな被害が出てしまう…やはり例の方法でコースを変えるしかない
『そうだなシナプス…よし、イーズのXポイントに向け、全艦砲撃用意!』
 連邦艦隊は一斉攻撃を敢行、イーズの壁の一部が赤熱し穴から空気が漏れていく。ただし、その照準はほぼ正確であったが、穴や亀裂の細かな位置までは想定どおりにはいかなかった。
「やはりそうきたか、モグラ共め…しかし、裁きの鉄槌は下させてもらう!」
 イーズの空中に浮かぶゼオ・ジールは、ビームでアイランドの地面を破壊する。
「おかしいですね…コースの変化がありません」
「何!? やはり遠距離からの砲撃ではダメだったか …」
「こ、これは・・・イーズに別の穴が空けられています!」
「何だと?」
「力が完全に打ち消されている・・・おそらく、イーズの内部からの砲撃による物と思われます」
「なるほど、どおりで正確な訳か…これ以上の砲撃続行は可能か?」
「壁面の強度がもちませんね・・・おそらくはあと一回が限度です」
「やはりダメか・・・ウラキ中尉と連絡はまだ取れないのか?」


 ジャブロー基地内での円卓会議。大型モニターには数十名の政治家らしき姿も映る。
「発射はもう少し待って下さい!」
 黒人の将軍がいきり立つが、初老の銀髪の男が反論する。
「しかし、このままではキングストン基地の上に落ちてしまうのだぞ。それにアルビオンが失敗して、再びジャブローへと進路が変わってしまう可能性も高いではないか・・・議長、そろそろ決を」
「それでは、反対の者は挙手を」

「ルナツーの艦隊はまだなのか?」
 マゼラン級の艦橋でいらだつオム大佐。
「司令、ジャブローから暗号通信です」
「こ、これは・・・!?」

(中略)
 GP-03Dはイーズの内部へと侵入する。
「凄い風圧だ・・・しかし、抜けてみせる!」
 アイランドの空気は「大気推進」により減り続けているが内部が火災で燃焼しているため、結果的に気圧は保たれている。GP-03Dは主砲で山岳部に照準をつけるが、待ち構えていたゼオ・ジールに阻まれる。
「やはり来たな・・・。ジャブローへの直撃ができなくなった恨み、貴様の首で晴らさせてもらおう」

『イーズに近づくなシナプス、これはジャブローからの命令だぞ!』
「そうはいかん、接近しなければ狙いが外れるのでな」
「何だと・・・チッ、どうなっても知らんぞ」
「阻止限界点までもうわずな時間しかない、急いでくれウラキ・・・」
 GP-03Dは有重力下向きではないため戦闘はガトーに有利であったが、そこに油断があった。ゼオ・ジールは主砲を破壊された上に罠にかけられる。
「しまった、爆導索か? いつの間に!?」
「今だ、この隙に・・・」
 GP-03Dの主砲が山岳部を撃ち抜く。
「艦長、イーズのYポイントの爆発を確認しました!」
「待ちくたびれたぞウラキ・・・よし、砲撃開始!」
 アルビオンが砲撃を放ち、山岳部を焼いていく。
「やった・・・このまま計算どおりに大気が流出すれば、カナダ上空で大気層に弾かれて、地球には落ちないはずだ」
「貴様・・・何という事をッ!」
 激昂するガトー。ゼオ・ジールは鬼神の如き力でGP-03Dを葬るが、爆発と同時に分離したRX-83sが懐に飛び込んでソードを一閃、真の勝敗は決した。
「肉を斬らせて骨を断つか、敵ながら天晴れ…」
 ゼオ・ジールは爆光に包まれるが、わずかに早く頭部ユニットが離脱しており、多少フラフラと飛んで地面へと不時着する。衝撃で開いたハッチから見えるガトーは動かず、ウラキはソードの切っ先を向けたままとまどう。
「・・・投降しろ、ガトー」
「私を捕らえるつもりか、笑止なり・・・この脱出ユニットには自爆装置があるのだぞ」
「何だと!?」
「言ったはずだ、その甘さが貴様の命取りになるのだ゙とな・・・さあ、早くとどめをさせ…ムッ!?」

 その瞬間、遠方で大爆発が起こる。
「あれは砲撃じゃない・・・核か!? 」
 次々に核ミサイルが打ち込まれ、地表を閃光が包んでいく。
「クソッ、せっかくコースを変えたのに・・・ここでイーズを壊したら、破片が地球に落ちてしまう!」
「フハハハハ! アイランドを自らの手で落としてくれるとはな…まさに奴らのやりそうな事よ。貴様はせいぜい生きてその目で見届けるがいい、腐りきった組織がこの先何をなすのかをな・・・・さらばだ、ジーク・ズィオン!」
 自爆するガトー。RX-83sが思わず後ずさりすると、目前で核爆発が起こる。衝撃で気絶するウラキ。イーズは完全に崩壊し、焼けただれたRX-83sは無数の瓦礫と一緒に宇宙を漂う。

「コウ…どこだ、どこにいる!? 」
『危険だ、もう戻れキース!』
 ジムカスタムが瓦礫の中を探すが、アルビオンへと引き返す。
「ウラキ中尉の見つからなかった宙域の瓦礫を破壊するぞ、例え焼け石に水にすぎずとも、地球への被害は少しでも食い止めねばならん」
 アルビオンは瓦礫を砲撃するが、その数はあまりに多くキリがなかった。やがてRX-83sは瓦礫と共に、ゆっくりと地球へと落ちていく。
「・・・ン、ここは・・・もう地球がこんなに大きく・・・動け!・・・クソッ、やはりダメか・・・」
 RX-83sは高速で海中へと落下し、その痛ましい姿を消した。夜の海面に巨大な水柱が上がり、同時に遠方の大地が紅蓮に染まる。

 海面に球形のカプセルが浮かび、しぼんだパラシュートがゆらゆらと波に揺れる。ウラキはハッチを開け、満天の夜空に流れる無数の星屑を、複雑な思いで見上げ続けた。


○異端の黒歴史研究家「モー・ソーヘキ」が主張する「大気によるコロニー推進」を使ったら、どういう話ができるのかなあ・・・という妄想のため、実際に計算したらダメかもしれません・・・っていうかダメでしょう。あと、コロニーは0083劇中ではどんな攻撃にもビクともしませんでしたが、ムサイの砲撃一発で穴が開き、容易に壊れてしまう設定です。

○GP02の核弾頭は、旭屋書店の0083フィルムブックで永瀬氏により「超ミノフス弾頭」という事になっています。逆シャアにおける核の描写、センチュリー設定とも威力が矛盾する問題のため仕方がない措置でしょう。しかしここはガンパラですので、核は宇宙空間では直撃しなければ威力を発揮しないという物理法則が最重視、ソロモン観艦式の被害は特に大きな物ではない・・・とする事で、ラストの大破壊(お約束)へと繋げます。

○コロニー落としにジャブローではなく農耕地・・・などと高度に思想的な事や地球環境の事を考えるのは、シャアだけの専売特許です。体育会系ヤンキー極右テロカルト団体はそんな事は一ミリたりとも考えず、単純に「膿は潰すしかない、モグラを抹殺すべし!夜露四苦!」・・・というのが私の所見です。
※参考サイト 上海亭 コロニー落としの思想

○ソーラーシステム2をカットしました。絵としては燃えますが、なぜ進行方向に置くか?(成功しても壊れるのに) そもそも展開してる暇あるのか? というのが気になるので。という訳で、バスクがヒトラーやアイヒマンの如き極悪非道の振る舞いを・・・はありません。悪い奴がいるから連邦軍(ティターンズ)は悪いんだ!というのでは単純すぎて、その背後にある物が見えなくなる気がします。

○アニメ世界のセオリーでは、大爆発したらそれで全てがおしまい、多少の破片が出たところで大気圏で燃え尽きてオッケーです。ただガンパラ法則では、被害はさほど変わらず、ごく小さな破片を除き燃え尽きません。つまり「とっとと壊せば勝ち」ではありません。

○「星の屑作戦は、全てのプランが一つも欠ける事なく成功しないと成立しない」とどこかで突っ込まれていたので、核パルスエンジンを壊されてコースが変わってしまう失敗を入れました(しかも主人公により落下は阻止)。

○メカに関しては、まずGP02の盾がデカすぎるのでバリアーシールド、普段は右手にビームライフル装備、核弾頭は全長6m。ノイエは巨砲と脚を追加。デンドロはドラヤキから小さい砲がニョキ、というイメージ。

○コミックでのリメイクであるマシューラ・エリン氏(←違う)の「星屑の英雄」と、地球に落っこちる所等が良く似ています(元ネタは一応チネル)。

○実写でも無論ツギハギアニメでもなく、3D-CGを想定しています。

※全ての文章は、例によって二万年後の方(多分香港人のようつべ職人)に向けて書かれた物です。



2009/11/11 「フロリダ→キングストン」に変更。他、数箇所を修正。
2009/11/12 一箇所修正(「腐りきった組織が、未来に何を〜」→「腐りきった組織が、この先何を〜」)。
2014/1/2 「ゼオン→ズィオン」「ガンボイ→ガンダー」に変更。
2016/9/18 「ソロモンの再悪夢事件、他各所変更」



  
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