The big truth of Minovskyon -2
このページは妄想のためのガノタ界最狂妄想であり、
実在する「機動戦士ガンダム」の史実とは二百万年後まで無関係です。
妄想とお遊び
新・ミノフスキー粒子の超真相-1 新・超真相-2 超真相-1 超真相-2 超真相-3 超真相-4 ガンパラ10大妄想
「シールドは常時二枚」
『機動鋼人ガンダー(ファースト)』では、シールドは左手に一枚しか保持していない。外伝においてのみ、暗礁宙域(コレヒドール宙域、TB宙域)でダブルシールドが用いられるが、それをもって初代もダブルシールドを所持していたと考えるのは無茶な解釈にも程があろう。
「腕でライフルは(基本的に)持たない」
戦記物や広報画像では「右手に銃、左手にシールド」がディフォルトとなっているが、実際にはMSは両腕でダブルシールドを保持、ライフルは肩に固定し、右手には何も持たずに出撃する。ただし宇宙での戦闘中において、全方向射撃が必要となる事が稀にあり、右シールドを背面に回してライフルに持ち替えていた様だ。なお、エースパイロットの多くは出撃時から銃を手に持たせていたとも言われるが、定かではない。
「両腕でライフルを持たない」
『機動鋼人ガンダー』が背中にシールドを回して両腕でビームライフルを構える絵は有名であるが、この理由はわかっていない。シールドを背中に回す点に関しては、サンシェードステルスによる物と考えられる。機体の侵入角度と太陽光源の角度により、背面シールドの方が隠蔽効率が良い場合がまま発生するのだ(よって、貴重な正面装甲を削ってまでして背中を防護しているという訳ではない)。しかし、肩のジョイントに固定されたライフルを外して、わざわざ両腕でライフルを持つ理由については謎のままである。両腕では当然、全方向射撃も不可能である(よって腕は、シールドを付けたまま背面に回すのが合理的である)。
「指は不用」
「ザックスの真似をしてガンダーにも指を付けてしまったが、流石にジムにはいらんだろう。武装の持ち替えはジョイントで充分だ。それともツルハシを持って塹壕でも掘らせるのかね?(笑) もっとも、ツルハシもジョイントで問題なかろう」
「いえ、必要です。この映像を見て下さい、鹵獲したザックスとの模擬格闘戦の…ここです」
「ほう…動力パイプを掴んで…。だが、それだけのためにというのも…ズィオン側が対策を施す可能性は高いし、未確認だが、ザックスの後継機が動力パイプを内蔵しているという情報もある」
「しかし、現状では…。あ、もう一つ指の利用法があります。映像を…ここです、関節のカトキネジを回して、緩んだ関節ブレーキの負荷を調整している所です」
「なるほど、靴の紐を締め直している様な感じだな…しかしなぜMSにわざわざ行わせるのかね?」
「無論、調整用アクチュエーターを入れるコストを抑えるためです」
「いや、それはわかるんだが、ブレーキが緩む事自体がそもそも…」
筆者は以前、Gunder2009-1においてネジ自体がブレーキ機構ではないかと考えていたが、これは誤りであり、「カトキネジ(商標名)」は「ツマミ」であると考えて間違いない。ただし、MSの関節部に良く見られる円筒自体が、ハーモニックドライブ関節用のブレーキであると考えるのは以前と同様である(この円筒を持たないMSも多いが、それらは「ワイヤー式ブレーキ」という別の方式で、機構が複雑なデメリットがある)。
ロボットの関節が可動する際、関節部内側(のネジ)がクルクルと高速回転するのが「ハーモニック・ドライブ」の特徴である。ちなみにこれが初めて実装されたロボットは、遥かなる中世、旧暦時代の「アシモ」である(実際にはそのプロトタイプ)。「関節ブレーキ」という概念は、G界で提唱された事は全く無いが、筆者は、有名な著述家トシオ・オカダによる「大型動物の動き論(TVブロス・コラム)」を元にこれを独自に推測した。だが調べた所、「関節ブレーキ」の概念及び高速回転式関節(ただしハーモニック・ドライブであるかは不明)も「ゾイド・システム」と呼ばれる物で既出であった(よって、宇宙暦に発生した技術ではない)。
なお、ブレーキの作動時は凄まじい火花が発生する。どう考えてもステルス性を大幅に損ねるため出撃時はカバーを付けるべきだが、ブレーキ自体の温度が上がり良くないとの事。だからと言って何も対策を打たないのは理解に苦しむが、筆者の理解の及ばないMSの謎は実に多く、この程度の謎を気にしていたらキリがないのも事実である。
私はMSの存在を"信じて"はいません。 貴方は"自分が生きている"と信じていますか? "地球が丸くて太陽を回っている"と信じていますか? 当然、それらを信じているとは言わないでしょう。 絶対不変の事実は"信じる"必要などないのです。 トン・デ・モー『我が妄想』(妄談社)より |
ちなみにカトリックの総本山であるローマ教皇庁が正式に天動説を放棄し、地動説を承認したのは、1992年の事である |
MSの火器が、宇宙空間においても機体の中心(重心軸)から離して撃たれるのは一体何故か? 宇宙兵器においては、理論上、反動を有する火器は機体の中心ど真ん中に配するのが鉄則である(無反動化火器においでも、前後で必ず力の差が生じてしまう)。また、ザクライフルで破壊可能なガンキャットの装甲が、ジャイアント・バズを防げたのは何故なのか?
まだ仮説段階にすぎないが、通常の3倍以上の高濃度のM粒子空間においては、ミノスフスキー・エアー抵抗(ミノスフスキー・ダイラタンシー・レジスト)がより強く働くと考えられる。よって筆者はこれを「ミノフスキー・エアーウォール」と呼ぶ事にした。いわゆる「ミノフスキー・バリアー」と呼べる物であるが、効果的にはミノフスキー・ロックに比べて大きく劣り、弾速が多少遅くなるという程度にすぎない。とはいえ、力が加わるという事は、ただ減速されるのではなく弾道が逸れてしまう事を意味し、当然ごくわずかな逸れも命中率を大きく下げてしまう。よって火器は機体中心からできるだけ離して撃たねばならないのだ。
グリプス紛争において、МSに直撃したビームが、バリアーでもあるかの様に機体表面で弾かれる現象が多く報告されており、Ζガンダムは「オーラ・バリアー」と巷で呼ばれる物を発生させていた事も良く知られる。これらの謎については、元より全てのMS及び大型兵器がこのバリアーを発生できる物と考えられる。とはいえ、特に発生装置が必要な訳でもないため、その存在は完全に無視されてきた。
MSが高濃度M粒子を前方に噴出しても(MS-06の口元やVX-78の耳に噴出口がある)、粒子はすぐに機体後方に流れて行ってしまう…と筆者はこれまで考えていた。だが、実際にはその一部が"MSと同速度で"前方に固定される物と考えられる(コロニーの様な大質量体でこの現象が発生する事は以前に述べたが、なぜ小さなMSでも起こりうるのかは不明である)。
エアーウォールを発生させるには、等速度で移動しつつ一定以上の時間、粒子を噴出する必用がある。機体が急激に向きを変更、もしくは速度を変えた場合、当然エアーウォールは機体から離れてしまう。よって、MSがこれをパリアーとして用いるためには、まるで慣性移動しているかの様な静止姿勢をとり続けねばならない(向きと速度が一定であるのだから、当然撃墜されるリスクは高い)。しかし、無限の脚力を有するのが唯一にして最大の取り柄のMSであるからして、このバリアーに頼らずに高機動戦闘を行う方が効率が良い。更に、MSの「脚推進」よりも、旧来のロケット推進の方が保持(等速推進)に向いている事は言うまでもない。つまりミノフスキー・エアーウォールは、推進速度にムラのない旧来の兵器において、より有利に働くと言える(M粒子発生の可能な反応炉を持つ宇宙兵器は全て、このウォールをまとう事ができる)。
だが、それでもMSがエアーウォールを利用する事は多かったと考えられる。エアーウォ―ルとは、そもそも「高濃度M粒子」である…すなわち、MS戦闘には向かない程の「低濃度M粒子空域」においても充分なステルス性を有る事を可能とするのだ(元より高濃度の空域においては、このメリットはほとんど無い)。特に奇襲攻撃において、敵の位置が完全に判明している場合、完全に一直線のコースがイコール、エアーウォ―ルを最も有効にできるコースでもあるのだ。なお、光学探知を逃れるためには、デブリ・ダミー(後述)を欺瞞に用いるのも有効な手段である。
●デブリ・ダミー
『機動鋼人ガンダーΖΖ』等において、宙域に岩石があまりにも大量に静止している場面が多いのは、ミノフスキー海流により集中した物とも考えられるが、いくら何でも度を越えている。よってこれは、透明なヒュージロックをCGで岩の様に可視化した物である可能性が高い(通常の撮影用カメラにおいても、安全のため可視化表示される事は多い)。よって、「実際には岩石はさほど漂っていない」と考えた場合、ダミーとして有効な形状は岩石よりも「デブリ」である。
●ミノフスキー核衝撃
ミノフスキー・エアーの効果により、従来は宇宙空間ではゼロに等しかった核爆発の衝撃波が発生し、破壊力が増大する(流石に大気中程ではないが)。
●ミノフスキー熱核EMP
通常の(従来の)宇宙空間では、成層圏や大気中の様な核によるEMP効果はさほど生じない。だが、ミノフスキー粒子下においてはミノフスキーEMP現象が発生し、核爆発後も一週間以上、宙域に盛大なミノフスキー電光(サンダーボルト)が走ったという。
●有名な「ミノフスキー・コンピューター・ハザード」に関して
伝説の書『センチュリー』(マイノリー書房)において公表された「ミノフスキー電子機器障害」について、公的な場所でそれを聞く事は多くはない。しかし極めて重要な物であり、筆者がこれ無しで持論を展開する事は不可能であった。この存在により、ハザードの防止には高価かつ大型の防護装置を必要とするため、以下の物は封じられる。
「小型誘導ミサイル」
「無人MS、ロボット、PS、サイボーグ兵」
「GPS、携帯、ノートPC、スマートガン、スマートゴーグル」
これにより、戦争の様相は実に1940〜70年代まで後退してしまうのだ。例えば、ラル隊のゼイガンはバイクで偵察する際に、まるで第二次大戦時の様な大型のアナクロな通信機を背負っている(ミノフスキー粒子下の戦場においては、それくらいの物でなければ通信はできないのだろう)。しかし、アムロの「腕時計型通信機」やアルのデジカメは普通に作動しており、他の外伝においても小型電子機器が登場する記述は多い(どう考えても動くはずがなく、公的にあまり聞かないのはそのためであろう)。このアナクロとハイテクの共存はすなわち、ミノフスキー・ハザード対応か非対応かで説明する事ができる。
●ネオ真空管(仮称)
真空管はミノフスキー障害を受けにくいため、大型通信機や、ノーマライゼーションスーツの大型パッグパックのサブ回路として使用される。軍艦やボート、ミドルМS、中型ミサイルにも用いられる(元は核戦争のEMP障害を想定した物で、函館に不時着したミグ25に真空管が用いられていたのはこのため)。真空管であるためかなりの容積を有し、発熱もある。なお、パイロット用の宇宙服には用いられないため(そのおかげでわずかに30×10センチのコンパクト性を得ている)、生身で脱出したМSパイロットは、運がかなり良く無ければ「通信、冷却システム、酸素濃度、ワイヤー圧力調整、各種センサー」が停止し、ごく短時間でお陀仏である。このため、初めから付けないエースパイロットもいたという。なお、連邦軍のパイロット用宇宙服の色が派手なイエローであるのも、救助される事が第一であるためである。
●スマート地雷
歩行時のMSの足は地面に接触するが、走行時は地面を覆いつくしているミノフスキー・ロックを蹴るため、接触しない。このため、対MS地雷には走行の場合に作動しない機構(ネオ真空管回路)が設けられている。
●ミノフスキー航空機バリアー
高速で飛行する機体のノーズ先端に、ミノフスキー粒子がまとわりついてエアーウォールとして機能する現象で、高濃度M粒子空域のみで発生する。ただしミラージュ現象等の悪さを引き起こすデメリットも大きいため、ズィオン軍は操縦席を機体の重心から離すレイアウトでこれに対処した(よってキャノピー周辺はバリアー効果が低い)。なお、連邦軍ではこのレイアウトが一切使われていない理由は単純で、「そもそも高濃度粒子下などで飛行しなければ良い」との考えによる。
●ミノフスキー・ウィング
ガウ空爆(Giant-Air-Wing Bomber、連邦軍コード"ビッグ・モス")やザンジバル級に搭載された飛行技術で、後にガルダ級にも採用された。詳しくは不明だが、主翼等に設けられる気圧制御装置の一種と推測される(原理はミノフスキー・フロートとは全く別物。高空飛行中は作動は不要であった様だ)。
この存在を立証する証拠はないが、シャークマウスの描かれたガウ(ガルマの乗機メガマウス・ワン)後尾ハッチから、パラシュート等の空挺装備をした三機の06が投下される有名な画像において、ガウの翼下に空間のゆらぎの様な物がわずかに見て取れる。
●オリジン・ガンタンクに関して
開発は連邦軍ではなく、ズィオニック社である。ガンタンクは最初期に考えられたM粒子対応陸上兵器の一つであるが、なぜかズィオン自らがそれを使う事は無かった。
肩の主砲は、コロニー内鎮圧で真上の敵を狙うためとされているが、実際にはМ粒子下でヒュージロックを盾にするためである事は言うまでもない。腕にロケットランチャーという奇天烈な装備も、言うまでもなくヒュージロックを挟んで両側から撃つためである(よって使う際は肩を横に広げる)。
■(余談)
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