新・ミノフスキー粒子の超真相(-1)

The big truth of Minovskyon Ver.1.11

このページは妄想のためのガノタ界最狂妄想であり、
実在する「機動戦士ガンダム」の史実とは二百万年後まで無関係です。

妄想とお遊び
新・ミノフスキー粒子の超真相-1 新・超真相-2 超真相-1 超真相-2 超真相-3 超真相-4 ガンパラ10大妄想


2016/8/18
■更

○続きを作成。
○ザクォーレとグフォーラの名称を削除、型式番号に変更。(Ver.1.11)
○本頁のタイトルを「新・ミノフスキー粒子の超真相(β版)」から変更(長いとややこしいので)。


2016/7/12
■追加(Ver.1.1)

 「ミノフスキー海流、ミノフスキーシールド、61式のミノフスキー粒子対応設計変更」の項目を追加。
 「ミノフスキー粒子の知られざる特殊性質」項目を分離し「三点のまとめ」を追加。
 高千穂云々を追加。一部の不要(饒舌)な部分を削除。


2016/7/10 (7/12)
■序文


  ―――我が祝敵”千巣負湾打”と、かつて故郷で十数万の魂を奪った”小さな少年”と、その母エノラに捧ぐ―――

 そもそもアムロ・レイもシャアもおらず、ニュータイプやミノフスキー粒子も無く、コロニーも作られず、MSも存在しなかった…のかもしれない。
 「機動鋼人ガンダー」が映像作品にすぎない事は再三述べた通りであり、どこまでが正しい物であったのかは謎である。案外、真実など何一つもないのかもしれない。史実に忠実なノンフィクションドラマだったのか、それとも北米神話の様な骨董無形な御伽噺にすぎないのか…。宇宙にはコロニーの破片一つすら観測されておらず、確かであるのは、遺跡で頻繁に発掘される黒遺物「Gプラ」が太古に滅びた戦史文明が残した物らしい、という事のみである。

 『宇宙世紀幻想論 〜MSは実在しない〜(千巣負湾打/S・F・タカチホフ共著)』(カヤハワ書房)が世に出て以降、「機動鋼人ガンダー」は歴史ではなく「極東神話」の一つとして扱われ、実在を信じる者はおしなべて「ガ・ノタ信徒」と揶揄されている。人々が、私を「現実とフィクションを混同している狂った黒歴史マニアだ」と笑うのは否定しない(それは人の自由だ)。特に軍事歴史学や科学に詳しい者程、黒歴史を斜め上から俯瞰し、醒めた目でMSをフィクションだとわり切る傾向にある様に感じる。
 これらMS否定論者に対して、”相手の土俵で”論破したという者(ガノタ)を寡聞にして知らないし(暴尾亜空はこれに該当しない)、立ち向かった者も誰一人知らない…私を除けば。
 だが、それでも、MSは実在する。しなくてはならない。
 そこに理由などない…いや、理由とは「作る」物だ(もはや論理も何もない…やはり私は狂っているのかもしれない)。

 私が12年前に打ち出した「ミノフスキー・ダイラタンシー理論」は不完全な物であった。その理論だけでは全く説明が付かない点があり、欠陥を解消するために「カエルモード(四脚説)」の存在を仮定したが、これは痛恨のミスであった。何度計算を繰り返しても、あらゆる面においてカエルモードの方が優れており、近接戦で人型へと変形する有効性が見当たらず、旧説自体に根源的な誤りがある事は明白だった。
 今回の「粒子実体化説」は、これまで「単純で安易な禁じ手」として封印していた物である。「透明な個体を仮定(妄想)する」など、学問的には外道中の外道である。だが、単純で安易な物だからこそ、物事の真理を付いている可能性は案外高いのではないだろうか。実際に考えてみたらヒョウタンからコマの連続で、特殊物理現象を持ち出してこねくり回したダイラタンシー説よりも、小学生でも考え付きそうなこちちらの方がシンプルであり、よりわかりやすいのは明白である。現在ではもう、なぜ12年前に、いや研究を始めた四半世紀前からこれを導入しなかったのかと思うと、失った時間が悔やまれてならない。
 とはいえ、まだ少ない余命の残る限り、研究者としての本分を全うするのが私の唯一の使命であるため、この最後の(であろう)仮説を世に問わねばならない。長年の調査と思案の結果得られた結論たるその仮説は、黒歴史学の常識を覆すあまりに衝撃的な物であるため、おそらく大半の人…特にガ・ノタ信徒には信じられない代物のはずである

 
そして全ての黒歴史研究者と、ほぼ全ての人々に否定され、やがて私は絶望のうちに消えていくのであろう…ガリオレ・ガリレイの様に。
 しかし人類に黒歴史を愛する心がある限り、私は狂人(嘲笑しか受けた事なき者)の最後の一人ではない。
 この肉体はじき滅びるとも、はるか遠いいつの日か、Gの神々がSマウンテンの地の底から蘇らん事を信じて…。

 〜聖暦22016/7/10、光の巨人2万50年目の生誕日に記す。〜
  トン・デ・モー(イワン・タワケノビッチ・オヤヂネフ)


■ミノフスキー粒子の知られざる特殊性質

 機動鋼人ガンダーの劇中において、MS(マキシマム・ソルジャー)がその脚で走っているシーンは実は動画作業が大変なため意外にも少ない。多いのは、ジャンプ移動を行っているシーンである(代表的なのは、砂中に隠したガンダーを飛び越えるラルのMS-07隊)。また、狙ってくれと言わんばかりにピタリと直立したままの姿勢をとっている事が非常に多いのだが(無論、動かないのなら即座にうつ伏せになるべきだ)、そういう時に限って不思議な事に敵の直撃を受けず、全くもって不可解である。これらは一体何を意味するのであろうか?
 その謎の答えは、ミノフスキー粒子の持つ、全く知られざる性質のために他ならない実は、劇中には一切描写されていないが、停止しているザクの前には、透明な貫通不可能の絶対防護壁が存在していたのである。更にこの壁には、後方の物体を「透明化」してしまう超御都合主義な特殊な性質をも有していた。その特性を簡単にまとめると、以下の三点である。

○ミノフスキー粒子は、通常の「エアー形体」の他に、集中して凝固した「ロック形体(大きな物はヒュージロックと呼ぶ)」が存在する。ガラスの様に透明だが、目に見えない訳ではない。
○ロック形体は通常は液体の様な硬度だが、力が加わると固体化する「ダイラタンシー作用」がある(エアー形体にもわずかながら存在)。ヒュージロックはいかなる運動弾をも食い止め、更にこれを蹴って宇宙を走る事ができる。ラブラボ!中京テレビ テーマ「水の上を歩こう」
○ロック形体は、前面方向限定で後方の物体を消去する作用がある。コップが消える!?光の屈折のふしぎ 消えるコイン



■見えない鉄壁「ミノフスキー・ヒュージロック」

 高濃度のM空間内には「高さ約18m、直径8m」の完全隠蔽(#1)/絶対防御障壁「ミノフスキー・ダイラタンシー・ヒュージロック/Minovsky dilatancy huge rock」(ダイラタンシーは良く省略される)が頻繁に発生する。ロョクどうしの間隔は地上では約20〜80mおきであり(宇宙ではその数倍)、発生後は比較的短時間で消滅してしまう(#2)。ヒュージロックは通常は水の様に軟らかいが、高速の物体が侵入するとダイラタンシー現象により瞬時に高硬度に変化し、いかなる砲弾も貫通する事はできない。また、低速な物体もヒュージロックを直進する事はできない。

 M粒子の発見後しばらくの間は、このヒュージロックを有効利用する事は考えられなかった。だが、その詳細と「ミノフスキー・ミラージュ」(後述)の存在がわかるにつれて状況は一変、ズィオンはMSの地上兵器としての流用を実行に移した。高さ18mのMSが戦車よりも優位に立つには、ミノフスキー・ロック踏破の安定性(姿勢制御)、移動中を敵戦車に狙われないための機動性がより求められた。
 なお、ヒュージロックは完全に透明な訳ではなく、ガラス瓶程度には目視できる。このため現実の戦闘においては、当初懸念されたMSとヒュージロックの激突事故はほとんど発生していない。ただし、ヒュージロックの無い側面から狙われたり、ヒュージロックの自然消滅後も動かずに撃破されるケースは多かった(#3)。

(#1)完全透明化にはMSの適応迷彩との併用が必要。MS-06がこの機能を失った場合、有線ミサイルの曲射等でいとも簡単に撃破されたはずである。
(#2)もし発生をコントロールできれば絶対的バリアーとなりうるものの、発生原理すらわかっていない。

(#3)この真逆の例として、ヒュージロックが無い場所にいるはずのガンダーに向けてMS-06の放ったパイパーライフル(無論このクラスの機動兵器の有する最強の電磁砲)が、突如として偶然発生したヒュージロックに弾かれる現象が多く報告されている(パイロットのデスメッセージによるが、専門家は「確率的にありえない」と否定)。更に、間にヒュージロックを挟んで接近する事で姿を消去する戦法(自らのセンサーも死ぬため単機ではまず行われない)、遮蔽物に完全に隠れているはずの機体の撃墜等の離れ業を多々行った事から、ズィオン兵に「シルバーゴースト」(ホワイトデビルではない)の異名で恐れられたという。


■見えない障害物「ミノフスキー・ロック」

 ヒュージロックの周辺には平均高さ3m、最大で6m以上に及ぶデコボコな「ミノフスキー・ロック」が大量に発生するため、通常の戦車は走行すらままならない。しかしMSにとっては、当然ながら軽く足で踏み越えればいいだけである(足が滑っても姿勢制御スラスターが作動し転倒には至らない)。
 ロックの発生の発見後、まず考えられたのは戦車の巨大化であった。連邦軍のガンタンクやガンドッグ、ズィオンのマギア・アタッカーがそれぞれ巨大なのは、ミノフスキー・ロックを踏破するためである。(#) この両者ともに、ヒュージロックの遮蔽力を生かせる形状でこそなかったが、戦場では期待された能力をそこそこ充分に発揮した。にもかかわらず、大戦後には失敗作として葬られてしまった理由は、MSの戦果の期待値の上回り度の方がはるかに高かったためである。
 また、ミノフスキー・ロックは宇宙空間でも発生する。宇宙戦闘においては相対速度が高いため、激突の危険性が極めて高い。ロックはヒュージロック同様に太陽光を反射するため確認自体は容易だが、避けるのは至難の業であるため、ロックの多い宙域ではスピードを最高速度の三分の一以下に落とす事で対処するのが一般的である(通常の技量の持ち主である限り、速度を抑えてその分頻繁な小回りを行う方が有効である)。

(#)初期の設計では、どちらも低い車高で考えられていたが、すぐに問題が発覚する。敵戦車は当然、付近の6mの大型ロックを盾とするため、全高がかなり高くなければ電磁砲(高速運動弾)で直撃を与えられないのだ。この問題に対し、全高を高くして(バランス保持に両腕も必要)ヒュージロックを盾とすれば良いと考えたのがガンドッグであり、車高を8m程度に抑える代わりに、砲塔部を飛行させてヒュージロックの頂点に一時着地させるというトンデモない道を選んだのがマギア・アタッカーである。
 なお、電磁砲ではなく旧来の砲で湾曲弾道射撃をするという道もあったのだが、技術が廃れている事が原因で見送られた。ちなみに61式が連装砲という設計であるのは、電磁砲の登場によって兵器体系が変革されたためである。戦車砲には、敵戦車を遠方から一撃で破壊できる事以上の能力は不要なのだ。


■ミノフスキー・ヒュージロック反動推進(宇宙走行)

 ミノフスキー・ヒュージロックは宇宙空間でも発生するため、MSは脚で「宇宙空間を蹴る」事で推進力とする事ができる。すなわち、MSは理論上、電力の続く限りプロペラント無しで無限に移動する事ができる(#1)。ヒュージロックは太陽の光を反射するため、その視認は容易である。また、「機動鋼人ガンダー」においてMSが宇宙空間にピタリと静止している事が非常に多いのは、地上と同じくヒュージロックをバリアーとして用いているためである(ただし敵の方向が一致しない乱戦の場合は、無論危険な行為である)。
 なお、劇中においてガンダーは左手で盾を保持していたが、現実には左右の腕で二対の盾を有し「ミノフスキー・ロック姿勢制御」を行っていた可能性が高い。航行時は左右の盾を姿勢制御に用い、戦闘時は接合して防弾及びミノフスキー・ロックの防護に用いたと考えられる(右腕用の小型ビームガンはギリギリまで保持しない)。
 また特殊な例ではあるが、両足を同時に失った(or故障した)MS-06が、前後逆さになり「腕パンチ」で帰還したという例も若干数存在する様である。
 ミノフスキー・ヒュージロック/ロックはMSにとっては良い足場であるが、艦船にとっては厄介な障害物でしかなく、宇宙暦時代の軍艦の移動速度が、中世期のアポロ宇宙船以下であるのはこのためである(#2)。

(#1)実際には冷却剤(プロペラント)が切れただけで行動不能となり、稼働時間はそう長くはない。「機動鋼人ガンダー」の劇中にプロペラント切れで可動できなくなるシーンがほとんど無いのは、単なる演出上の都合である。
(#2)高濃度M粒子下の暗礁宙域を避ければ高速に移動こそできるが、それでは敵の探知網に容易にかかる上、遠距離レーザー攻撃の危険も伴うリスクの方がはるかに高い。


■MSが火器を手持ちする理由

 これは無論、壁の外側から火器を撃つためである(正確にはジョイントで接続しており、指はほぼ飾りにすぎない)。グリップを持つ腕は実際には右手と決まってはおらず、ヒュージロックの左側からの射撃が有効な場合は左手で行う。なお、一部のMS-06のシールドが右肩にのみあった理由は、左側はこの絶対防御壁があれば不要なためである(ただしリメイク予定の「機動兵士ガンダー」では全機体のシールドは左右にある)。


■MSが槍ではなく剣を使う理由

 戦国時代の武士が、実際には刀よりも槍を主力武器としていた事はつとに知られている通りであり、MSの戦闘においても同じく槍の方が有効である…それが「平地」であるならば。しかし、20mおきにヒュージロックが林立する戦場においては、これを盾にするMS-06を格闘で叩くには、長槍であるプラズマジャベリンよりも小回りのきくソードの方が有効であった。林立度が低い場合には槍の方が有利であるが、重いため装備される事は少なかった様だ(#1)(#2)。
 ただし、宇宙空間においてソードを使う点は、軽いから(携帯しやすいから)以外には合理的理由が見当たらないため、今後の研究の進展が待たれる所である(なお、槍よりも「有線式ナックルビット(ロケットナックル)」や、防御を兼ねた「ビームソードスクリュー」といった兵器の方がより有効であるが、使用された形跡は見られない)。

(#1)「機動鋼人ガンダー」ではスイッチ一つでプラズマソードがジャベリンに変形するが、無論脚色である。
(#2)攻撃側は、直接近づけば防御側の砲撃の餌食となるため、大抵はヒュージロックを挟んで二機以上で接近する(この際、センサーと銃口は正面の敵ではなく、それぞれの僚機の敵に向けてレーザー通信で情報を交換する)。なお、ソードを持つ手は劇中とは異なり左手を使う場合も多かった。右手で持てばヒュージロックの右から、左手で持てば左から斬り込む事を相手に読まれてしまうため、ダブルシールドで姿をギリギリまで隠蔽、持つ腕を予測される事を防ぐ必用がある。



■ミノフスキー・ミラージュ(光線歪曲)

 光学観測は「ミノフスキー・ミラージュ現象」による光線のズレにより、近距離でないと正確に機能しない。よって中〜遠距離の戦闘においてはヒュージロックが無くとも敵に射撃が当たらない事が多い。この「ズレ」は変動が激しいため、光学観測と弾着データのみでは補正が難しく、歪曲の中心がより近い(観測しやすい)方に有利である(この歪曲変動を正確に把握していた場合、敵の射撃が正確であればあるほどに回避がしやすかった様である)。


■ミノフスキー・フロート(タカチホ・フロート/高千穂虎馬浮揚)

〈(2016/7/12追加) 別称として「Tacatiho float(Tall-thousand-spica tigerhose float)」が、一部の界隈でのみ用いられる(タイガーホースとは、これを最初に実用化した連邦軍の「タイガーホース級巡陸艦」の事)。〉
 ペガサス級等の新世代艦艇の地上移動方式として用いられる。平均18mの高さを持つヒュージロックは固体ではなく、ゴムの様な質感であるため、反発場を形成してこの上を滑る様に移動できる。ただし速度面に問題があり、同サイズのホバークラフト艦艇と比べてかなり遅いが、ステルス性に優れており砂埃が立つ事も無い。また、これを作動させると周辺地域は電波障害(ミノフスキー・ハザード)に襲われるため、ミノフスキー・フロート艦を平時におおっぴらに運用する事はできない。なお、フロートは連邦軍の専売特許という訳ではなく、ズィオン艦が行っていたと思われる例もいくつか見られる。(#)

(#)スラッグ級軽巡陸艦ギャロッパーが、最後の出撃においてごく短時間の飛行(大ジャンプ)を行うシーンがあるが、これも無論空を飛んでいる訳ではなく、ミノフスキー・フロートによる物である(ただし左舷ジェットエンジンの破損で航行性能が極端に低下している状態では、いくら何でも無理なはずだが演出的にはアリだろう)。


■ミノフスキー抵抗ミノフスキー・ダイラタンシー・レジスト)

 M粒子の充満空間には、宇宙/地上を問わず「ミノフスキー気圧」が発生する。その中を通過する物体は例外なく、ダイラタンシー抵抗により(ロックやヒュージロックに当たらずとも)速度を減じられ、やがて捕らわれて自然に静止する(#1)。宇宙歴においてスペースデブリという概念が存在せず(サンダーボルト除外)、岩々が静止した暗礁宙域が異様に多く集中して存在するのは、(2016/7/12追加)95%がロック/ヒュージロックにぶつかって速度を落としたためだが、残り5%がこれによる物である。
 ムサイが流線形の鋭いボディを持ち、TMSが流麗なファイターモードへ変形するのも、第一にミノフスキーロックを弾き、第二にミノフスキー抵抗を減ずるためである。
 この抵抗はミノフスキー・ダイラタンシー現象により高速移動する物体ほど強く働くため、高濃度M粒子下では運動弾は威力の多くを減じられる(ビーム兵器にも影響はするが、質量が少ないためゼロに近い)。
 また、この抵抗は地上でも作用し、航空機の速度を大きく減じ(#2)、ヘリコプターを飛行不可能としている(ただし一部のローター機は飛行可能。金属の網と電磁波で粒子をカットできる)。

(#1)「機動鋼人ガンダーシリーズ」において、MSがスラスターを一切前方に吹かさずに自然に停止してしまう摩訶不思議な現象が時折話題となるが、これはミノスフキー・ロック・ストップによる物であり、ミノフスキー抵抗にはそこまでの力は無い。
(#2)劇中にドップがマッハ5を出しているとの台詞があるが、これは台本の誤植による物で、実際にはマッハ0.5である。なお、速度が減じられはするが気圧が上昇しているため、「浮く事」は容易になっている。このため、それまでの常識では飛べないはずのデザインの機体でも飛ぶ事ができ、MSも大きくジャンプを行える。


■ミノフスキー・ハザード

 「ミノフスキー・コンピューター妨害」により、無人兵器(ドローン)、精密誘導ミサイルが無力化する事は、言うまでもないが「機動鋼人ガンダー公式史実」である。これにより、熱核爆弾用の耐EMP装備を施された一部の兵器を除き、連邦軍の歩兵用スマート装備や強化服、ロボットは開戦後に使用不能となった。連邦軍側は、こうなる事を充分に予測していたものの、組織の硬直さゆえに対応はほとんどなされなかった。特に深刻だったのは、アイランズ・フォールにより大気中に巻き上がって青空を消し去った粉塵とミノフスキー粒子の相乗効果により、偵察衛星(高空ドローン)と戦車や歩兵のリンクシステムが機能を失った事であった。
 なお、影響を受けるのはズィオン軍側も同じであるが、対応はスムースに行われた。粒子は真空管には影響を与えないため、ズィオン軍兵士はWWUさながらのネオ真空管通信機やネオ真空管ラジオを使用していたとも言われるが、物証は残っていない。


■ミノフスキー・アトミックデブリブースト

 「機動鋼人ガンダー0083」における「NOSA(ナイトメア・オブ・ソロモン・アゲイン)」の核爆発の描写が、現実に即さぬフィクションであると考える科学者は数多く、それについては弁解の余地を持たない。だが、部分的には映像程ではないにせよ大きな被害をもたらす事は可能である。ミノフスキー・ヒュージロックにより、核爆発の全体的な拡散力は、まるでシートで覆いかぶされた様に封じられ縮小する。だが実際には、このシートには多くの穴が開いているため、すなわち穴のある方向限定で、爆発力はより強化されるのだ。もっとも穴の先に、都合良く敵の艦がいるかは全くの運次第であり、これがNOSAと関連しているのかも不明だが、そういったデブリの増速がありうるという事でここに記す。


■ミノフスキー・プラズマ弾性体フレーム

 MSの骨格や火器(シリンダー)等に用いられる。(#) 銃器を同じ材質のままMSサイズに拡大すれば、ゴムの様にしなるはずである。実際には宇宙最強のルナチタニウム=金属炭素アモルファスであるが、これとて重量(厚さ)が抑えられていれば紙やゴムの様な強度しかもちえない。だが、ゴムならばゴム風船と同じ原理で強度を持たせれば良いのだ。

(#)不思議な事だが、「銃器の装甲」という概念は存在しないに等しい。唯一M・ナガノ博士がこれを考慮したデザインを描いているのを除き、まるで歴史研究者全員が集団思考停止状態にでもなっているかの様だが、考えてみて欲しい…一体どれだけの直撃弾が、ガンダム系MSのビームガンに的中し、プラズマソードをその手に握らせてきたのかを(その逆の、背中のソードを破壊してガンは無傷というパターンは何故か存在しない)。よってMSを有効に活用するためには、肩や後部スカートの無駄な装甲を外し、銃器の装甲をもっと強化すべきであると、私は断言する。


■シャドー・イリュージョン・アタック

 黒い三連星のドムーヴァが行った、3機のMSを9機〜十数機に見せる戦法(1機の場合は2機まで)。夜間限定で、ごく短時間しか行えない。トリックの原理は不明であるが、赤外線等での判別もできない事から、ミノフスキー・ミラージュの原理を用いた立体映像であった可能性が高い(宇宙空間では「ダミープレート」があらゆる所で頻繁に使われたが、無論地上では行えない)。
 ミノフスキー・ヒュージロックの林立する戦場においては、高速で大柄のドムーヴァは、ヒュージロックの利用が困難…つまり姿を隠す事が難しい(よって小柄で瞬発力のあるMS-07の方が手強い敵と言える)。しかしその不利を補ったのが、このトリックであった。なお、イリュージョンの作成には機体どうしの距離が近い方が効果的であるため、接近した陣形が組まれる事が多かった。その中の一つが有名な「ジェット・ストリーム・アタック」(#)である。
 ヒュージロックに隠れるガンダーを見つけるためには、「先に撃たせる」事が第一である。ガンダーが偽者の幻影を撃ちぬいた所を、本者が横から仕留める…という手はずであった。だが、ガンダーのパイロットの勘が急速に冴えを見せ、幻影を見抜かれたマッシュ機は巨大なツヴァイヘンダーの切っ先を紙一重でかわされて返り討ちに合い、鉄壁のはずの陣形は破られた。妄想補足-2 『逆襲の黒獅子(仮)』より

(#)三機を一機にみせる戦法であるが、実際には戦闘の機体が馬鹿を見る被弾しやすい危険な陣形であるため、より接近していた方が幻影を多く作り出せるために行っていたと考えられる(ガンダーはガンキャット・ガンドッグと相互レーザーリンクを介して敵の数と位置を把握しており、小手先の欺瞞程度では欺けない)。



■その他のミノフスキー用語

●ミノフスキー海流

 (2016/7/12新設) 宇宙空間には「ラグランジュ海流」等の大きな海流が発生しており、海流の外側からそこに入る事で推進剤無く速度を停止する事ができる。つまり「(ラグランジュ軌道内での)静止状態」として海流にそのまま流されるのである。ミノフスキー粒子の良く知られる公式性質の一つに「大質量体に引き寄せられる」という物があり(このためミノフスキーロックを地上から引きはがす事は不可能)、よってコロニー等の大建造物及びその破片群とに沿って、ミノフスキー海流が発生する訳である。

●ミノフスキーシールド

 (2016/7/12新設) 高濃度M粒子宙域において、艦船はミノフスキー粒子を艦の先端より放出し続ける事で、ごく小規模な「ミノフスキー海流」をバリアーの如く発生させて航行の安全を得る。艦船がミノフスキー・ロック/ヒュージロックにぶつかると、同サイズのアステロイドとの激突と同等かそれ以上の被害が発生してしまう。ロックは壊す事も「力で動かす事」もできないものの(もし動かせるならばそれは最強の盾となるだろう)、力ではなくゆるやな海流を用いる事で、容易に動かす事ができるのだ。

■61式のミノフスキー粒子対応設計変更

 (2016/7/12新設) 数多くが作られた事で知られる「61式5型」から数年後の「61式08型」(なぜ8型でないのかは不明)では車高がやや増えており、最終的な「61式14型」(MSM-04を撃破した事でも有名)は更に高い車高を有している。これは無論、ミノフスキー粒子の全貌が年々明らかになるに従い、徐々に車高を増加させてきたためである(14型は特に設計変更が大きく、別の戦車と言える程である。よって計画当初は「74式戦車」とする事が検討されたが、M粒子への対応をカムフラージュするための理由で61式のままで通された)。

●ミノフスキー耐Gコックピット

 旧妄想に準じる。高濃度M粒子をコックピットに注入し、中を水で満たしたのと同じ完璧な耐G効果を得る物。「機動鋼人ガンダーシリーズ」には頻繁にエアバッグが登場したが、全くの不要である(粒子を使わない際でも背中のランドセルでしっかりとシートに固定される)。

●ミノフスキー・ジェット

 宇宙空間において、ミノフスキー・ヒュージロック/ロック/エアーを吸入排出する事で推進力とする物で、主にMA(マキシマム・アーマー)が行っていたと考えられる。

●ミノフスキー・タイヤ推進

 別称「バイクダ・マーシードライブ」。宇宙空間において、ミノフスキー・ヒュージロック/ロック/エアーを艦体側面のタイヤ状のオールでかき分ける事で推進力とする物。ザンスカール帝国の阿怒羅棄亜、裳兎羅怒、我陸尊、戦闘単車甲/乙型で用いられた。

■ミノフスキー気圧下用ノーマライゼーション・スーツ

 旧妄想に準じる。MSパイロット用のスリムなソフトスキン宇宙服は、ミノフスキー気圧下での使用を前提としている。気圧下では温度もまた地上の様に快適であり、このためパイロット用宇宙服のパッグパック(外す事もできる)はその機能は多くは求められず、制御/通信用のネオ真空管が容積の実に三分の一を占める。

■ミノフスキー音波伝達

 旧妄想に準じる。「ラ・ラ」といった音声や爆発の轟音を伝達し、遅延時間は発生しない。

■ミノフスキー・ブルースカイ

 旧妄想に準じるが、ムービービジョン『キャプテン・シャーロック』を見た所では、色は青よりも緑の方が適切な様である(MS-06の隠蔽も兼ねる)。

■ミノフスキー・ハイパーヒュージロック(サイコプレート)

 旧妄想に準じる。νガンダーがアクシズを押し返した力となったのが、サイコフレーム共振の力を借りて生成した超巨大な「ハイパーヒュージロック」であった。



  
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