妄想補足-2

二万年後に響く戯言


※このページは濃ゆい閲覧者の方に向けた補足解説です。
妄想コンテンツをある程度読まれた同病の方のみ御笑読下さい。


2009/10/27
●【現地】「アナハイム・エレクトロニクス・ジオン」【法人】

 「日本マ○ドナルド」や「米国ト○タ」にならって、現地法人な社名を妄想。まあ妄想というより「当たり前」という感じですがググれど見当たらないので…(しかしウチの妄想って毎度そんなのばっかりだなあ〉。
 例えば公式には 「マラサイの開発は旧ジオニック系の技術者によって行われたため、ジオン系MSの意匠を強く持つ。(←ウィキペよりコピペ)」という設定ですが、イマイチスマートではありません。技術者が勝手な趣味を出したところで所詮、導入を決めるクライアントはティターンズですから、視聴者に「なぜあんなデザインなのか?」と疑問を持たせないためにはもう一ひねり必要です。なお無論「裏設定」などに意味はありませんので、以下のセリフという形をとります。

「これがマラサイか・・・ジオン共和国製のモビルスーツだな、一目でわかる」
「ええ。戦後にアナハイムが吸収した所で、ジオンの連中の技術力は相変わらず宇宙一ですよ、悔しいですがね」

 という短いやりとりがひとつあれば、「ハハン、本来のクライアントがジオン共和国軍ならば、あのデザインも道理…つまりティターンズは“名”より“実”を取ったという訳か、ハイザックとガルバルもそのクチだな」・・・と、脚本に無い部分までも視聴者が深読みできるという訳です。

 ・・・あっしまった、Ζガンダーにマラサイは無いんだっけ!!


■【設定とは】設定は一極集中する法則【何だ?】

質問・「大戦後のアナハイム以外の民間MSメーカーは?」

 ・・・検索せずにわかった方は相当に重症のガノタです、ナムナム・・・。

 特に「ジ・オリジン」に顕著なのですが、何でもアナハイムに一極集中してしまう点に皆様お気づきの事と思います(MSメーカーがいつのまにやら旅客業まで・・・)。設定が無い(もしくは知れ渡っていない)以上必然的にそうならざるをえないのがファンフィクションの宿命ですが、しかしその結果出来上がったのは、競争試作も産業スパイも必要の無いつまらぬ世界。とはいえ勝手に増やすと無論歴史犯罪として断罪されますので、一極集中による一人勝ちはリアルもフィクション世界も変わらぬ世の必然なのです、ナムナムアナハイム・・・。

次の質問・ 「連邦の政治家の名前は?首相は誰?開戦戦時の連邦政府の首都は?」
 (以下、略)



2009/8/22
■「機動兵士ガンダー」抜粋

「パルダの少女」(仮)より
 ムサイ級のブリッジの窓辺で、年端もいかない高校生くらいの兵が宙を眺める。
「艦種解析結果が出ました・・・85パーセントの確率で木馬です」
「またも坊主の予知が的中か、流石はニュータイプ様々だな・・・一体お前のお仲間は、突撃機動軍には何人いるんだ?」
「具体的にはわかりませんが、自分と同じレベルCで80人はいるはずです」
(中略)
「白い奴は一体・・・」
「艦長、戦闘ブリッジに下がって下さい、ここは危険です」
「バカ野郎、子供を差し置いて大人だけ引っ込めるかよ・・・窓辺でないと勘が鈍っちまうってんだから、ここにいるしかないだろ・・・ん、どうした?」
 頭を抑え、うずくまる少年。
「く、くる・・・何か・・・・大きな力・・・」
 対艦用1200ミリバズーカを構え、単独で急接近するガンダー。
「この感じ・・・な・・・何だ・・・?」

 ララァの「優等生でしたから」というセリフから、その下に多くのNT生徒がいたはず。とはいえ、MAを操縦させるほどの余裕はもはやないので、各艦隊に派遣して「目(ニュータイプの予言屋)」として使うという妄想。役職名は、00の戦術予報士をもじって「戦術予知士」って所でしょうか。


Ζガンダー「復活の序曲」(仮)より

 つんのめって地面に転ぶディアス。
「何だこのモビルスーツは・・・全く走れないぞハヤト!」
「すまん、言ってなかったな・・・そいつを走らせるのは無理だ、ホバリングするか飛ぶしかない」
「それじゃ話にならない、他の機体は無いのか?」
「そんな事言ったって、ジムしかないな・・・最近の機体はみんなムーバブルフレーム構造で、装甲で自重を支えないんだ」
「なるほど、どおりで装甲の隙間がやたらに多い訳か・・・しかし一体こんな設計になんの意味があるんだ?」
「さあ・・・なんでも運動性の向上と軽量化が狙いらしいが、大したメリットには思えないのは同感だな」

 こちらは最近の妄想。今だったら「ムーバブルフレームは装甲のバリエーションを安価に増やせる特長が云々」とMGの内部フレームを共通化したバリエーションをバンバン・・・とか。



2009/7/25
■二万年後に向けた戯言

○kita082の日々の空しいあがきが、チネルと正統学会がいかに強大な存在であったかを逆説的に証明している点について。

○ガノタが墓を掘った成果は確かにある。しかし豊福きこう氏の足元にすら辿り着けたとは思えず、禿の前で「考察によりガンダムは進歩しました」と言える者もおらず、それを悔しいと思う者がいない事がただ悔しいだけ。

○前に【GM】自覚なきテロリスト【遺言】・・・とか言えども、「別にそこまで気兼ねする必要もないだろ」という感もあります。例えば「フェラーリガンダム」とかなら当然絶対ダメですが、GMなんて探せば他にもいくらでもあるでしょうし。ここで実際に問題なのはむしろ、向こうのグーグルで検索した場合「GM」でジムが一切出ない事です。「GM Gundam」ではパラパラ出れども、オモチャを売るなら検索しやすい方がいいでしょうし、そもそもネイティブに「トランスフォー○ー・トヨタって感じでマヌケだ」とか言われそうな感がムンムン・・・。
 まあ結局ネーミングは、放映する国や時代で「最適解」は変化しますので、その都度変更を施すのが最善の様に思います。

○原寸大モデルで、オリジンの「シート前方移動搭乗システム」をやったら見晴らしが良さそうな・・・室内展示でないと搭乗は厳しいですけど。ちなみに私の知る限りでは劇パトの「零式」で見たのが最初で(バルキリーの上部式は除外)、これがガンダー設定に持ち込んでいない理由の一つです。まあ「うつぶせ変型メカへの搭乗演出」をちゃんと考えれば必然的に出てくる設定なのですが、ガンダム続編では「人型でカタパルト射出→MA変型→再変型」がセオリーだったせいなのか、これが出る事はありませんでした(私が気が付いのた85年春ですが、未公表に終わりました)。なお現状のガンダー設定はリアリティ重視でハッチ開口部を小さくしていますが、原寸大ならハッタリ重視でシートを出した方が楽しそうです(内部も広めに)。あ、でもトレーラーから起き上がる(尻のバンパーが可動)のも捨てがたい・・・22世紀以降の方、よろしくお願いします。

なんで戦艦って艦橋撃たれたら全部爆発するの?・・・アニメだから。ただ、絵では艦船は爆発即霧散して消えてしまえど、実は銀河海面に沈んで見えなくなるだけで形状をほとんど保っています。ゼータでは幽霊船よろしくボロボロになったグワジンが出てきましたが、そんな感じで海底にはちゃんと・・・ン、海底ってどこだ?

○北米大陸の地図に、0083でプロデューサーが監督の反対を押し切って落下させたコロニー落としによる超々超巨大クレーターが無い理由について(w)。

○ムーンフェイスでヒョロヒョロノッポ、地球にゃ住めないルナリアン。でもガンダム世界は物理法則が違うので・・・ムニョムニョ。


○物理法則とフィルム(ガンダムルール)とどちらが偉いのか問題。当然偉いのは後者です(ガンパラでは違いますが)。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/宇宙世紀の施設と地名

>サイド3はフォン・ブラウンの裏側にあたり打ち上げが出来ないため、グラナダ基地が開設される。そしてサイド3の建設資材をフォン・ブラウン同様に打ち上げた。

 準公式設定(印刷物)で見た記憶があるので、記述としては問題なし。ただし科学的には、月の表側から資材を打ち上げてL5に渡すための中継点として、L1ではなくL2(サイド3)が使われます。とはいえガンダム世界は物理法則が違うので、ひょっとしてマスドライバーは真上に向けるとか(笑)。うーんやはりこれは月面軌道エレベーターがグラナダから伸びていると妄想するしかないのかララァ・・・。

○ユノーの大きさはほぼ関東地方。つまりルナツーが地球に落ちたら、ゴキブリを除く全生物が・・・どっかに抜け穴解はないものか探してみるも・・・ラグランジュ点問題の直観的方法 うーんはりダメか、10キロでも苦しそうな。ルナスリーαや機動要塞「アステロイド・バオ・アンド・クー(ABQ)」は6キロくらいが適当か、ブツブツ・・・。
 なお数値にこだわる理由はそれだけではなく「大戦前にはコロニー建設が下火」という基本設定のためで、これを資源の枯渇ととらえるか否か。世の戦争の最大の原因は実はイデオロギーや宗教ではなく「有限な資源」の争奪・・・というのはありがちですが、マ・クベ鉱山の重要性はフィルムから読み取れる確たる史実。つまり20キロのソロモンが最大の物ならば、採掘し尽くされていそうな形なれど資源的価値は高く、すなわちアステロイドと月面を奪取するために開発されたのが「MS」であると。

○アルキメデスは「お風呂」。ニュートンは「リンゴ」。ガンパラ理論の考案者kita082は「オ○ホ(片○粉X)」。大石英司の代替空港 -MSの時代は来ない 対MS歩兵最強の現実を認めたくないそんな貴方におすすめがガンパラ第4理論ミノフスキールール変更。

○一旦公表された作品は作家の手を・・・とは良く言いますが、一体どこまで離れている物なのか。誰だったかは忘れましたが「箱入り娘をレイプされる様なもので云々」とか言ってたスキンヘッドの人がいましたが、嫁がせたなら毎晩××プレイしようが勝手だろというのはある訳で・・・かといって、それを免罪符にできるほど人間のできてないオイラはロンリーレイプマン、今日も生きていてすみません。



2009/7/24
■「機動兵士ガンダー」抜粋

『ルナスリー崩壊(仮)』より
 (ナレーション)「ルナツーはアステロイド26個からなる基地群の総称であり、最大の物は直径10数キロにも及ぶ。しかしペガサスはシャアの計略により予定航路を外れ、小規模なルナスリー基地へと針路変更をよぎなくされた」。


『パンケーキ特攻(仮)』より
「第2デッキ、消化班急げ!・・・本当に大丈夫なのか?」 『なぁに、エレファントノーズの破片が当たった様だが、ただのかすり傷さ・・・ところで、あれからどれだけやられた?』 「ガンタンクを一機潰されたが、パイロットは無事だ」 『よかった、独房での寝覚めが悪くならずにすむ・・・ンッ?!』 「どうした?」
 その瞬間であった。


『逆襲の黒獅子(仮)』より
 満身創痍のガンダーと、最後に残ったトサカの付きとの死闘が続く。
『あの構え・・・やはり奴もケンドーを心得ているというのか?だが・・・!』
 ピカアァッ! 不意打ちのビームに再び光学センサーを焼かれ、ガンダーはプラズマソードで地面をえぐって砂塵を起こし後退する。
『隠れてもムダだ』
 耳の聴覚センサーがピクピク動き、モノアイの中央からレーザービームが伸びて光点が地面を這う。
「サブモニターも、やはりだめか」
 スクリーン上には映像は何も映らず、敵の接近を示す光の点のみが大きくなる。
『見つけたぞ・・・白い奴め、これで最期だ!』
「来るッ・・・・右か・・・左か・・・どっちだ・・・・」
 目を閉じるアムロ。ピキピーン!!
 交差し、静止する二機。数秒間の静寂の後、ガンダーがガクリと片膝を突き、胴体の増加装甲(G_アーマー)が真っ二つに割れてゆっくりと地面に落ちる。


『パルダの少女(仮)』より
 夜のジャングルに響くカウントダウンの声。轟音と共に、幾本もの巨大な煙柱がスルスルと空に昇っていく。「やはり木馬は囮か」。
「地球からの艦隊、無事に離脱した様ね」 「予定時刻通りか。しかしムサイを露払いしたこっちの・・・ん、何だ?」 『食料庫でネズミを3匹見つけたんだが・・・飼い主どなた?』

 「よーし新兵ども、もう一度無重力移動訓練だ、いいな!」 「サー・イエッサー!」 「あの子達、すっかり中尉になついちゃってるわね・・・案外いいパパになれるんじゃない?」 「何を悠長な・・・今度こそ必ず降ろつまみ出してやる、悪ガキどもめ」(9/1修正)


『テキサスの罠(仮)』より
 ゲルググ(※1)は二つのサーベルを中空のパイプに差し込む。
「ハルバードの練習台には白い奴では荷が重いが・・・まさか実戦が先になるとはな」
 (※註1) シャアの機体は評価試験機のうちの一機。大戦中に200機ほどがロールアウトしたが、実戦投入された数は少なく、その多くが終戦時に行方不明になっている。なお戦後もジオン共和国において生産は続けられ、計700機あまりが作られている。


『ソロモンの亡霊(仮)』より
 「ガンダーのEXユニット、何という運動性だ・・・アナハイム・バンライズ工場からの贈り物にしては上出来すぎるな」 「でも速すぎてジムでは随伴できない以上、ホワイトベアー小隊は解散ね・・・ところで、ジムプラスはどうするの?」 「修理がすみ次第、ジョブかカイに任せるつもりだ。ブルーフォックス小隊は続けるよ・・・」



2009/5/16
■妄想機体色修正
■Gunder ■Dom ■RickDom ■Gouf ■Gouf Custom Zock
■Gundam ■Dom ■RickDom ■Gouf ■Gouf Custom ■Zock

 下段は公式。前頁で述べた通りメタリックが前提です(「ロービジ」が敗れ「モエモエパステルチネルカラー」が勝利した現実は当然無視できません)。
 リックドムとグフの色が違う理由は三つあります。1つは、実は元々色を変えたかったが、予算の点でバンクシステムを使わざるを得なかったとの裏話(ソース不明につき信憑性は無しですが)。二つ目は、「特定のパイロットを称えてパーソナルカラーを採用というのは軍事的歴史的に見てありえない」と正統学会で言われていた事。そして最も重要な三つ目は、「グフ一般型」や「ドム一般型」をバンダイが出せる事です(カラバリ商法は否定しません)。

 こういった配色、特に「ならば三連星の色の濃度をどこまで黒くできるのか」というのは映像化してみない事には結論付ける事ができません。模型的にも、全身が黒いドムも灰色のリックドムも何故か見なかったりするのですが、考え方としては「黒と青は特別な色だから流用不可」というのは特に突飛な考え方でもないと。ちなみにグフカスが暗いというガンパラ妄想設定は、グレメカ誌で田中むねよし氏が「ノリスのイメージカラーは黒!」と妄想していたのを参考にしています(流石の私もそこまでの妄想には至りませんでした)。。

 とはいえ、妄想でガノタのコンセンサスを得るのは困難かと。ピンクではなく赤いシャアザクというのはしょっちゅう目にするものの、赤くないガンキャノンはなかなか見当たりません。設定的には「ガンキャノンが赤い方がずっと大きな問題」であるにもかかわらず、ガンダム史的には封じられる事はありませんでした(単に誰も気にかけなかったというのが正確な所かも)。なおここで、「いや、そもそもガンダム自体デタラメな・・・」と突っ込みが入ると思うのですが、当サイトではガンダムは歴史物ミリタリ物である以前にまず「ヒーロー物」であるという特殊な当然の見方をしますのでよしなに。

 なお、色といっても問題は色だけではなく、そもそも決まった単一の色があるというのがダメ思考でして、アニメ&ガンプラセオリーに毒されすぎています。また、マーキングについても模型的にはこの辺り
http://momiage.net/7-0.shtml マーキング学
の知識をおさえていれば充分なのですがガンパラ的にはそうはいかず、根本から考え直す必要があります。まあこれに関しては、柿沼氏がガンプラ開発本で非常にわかりやすく我々にヒントを出してくれていますので、こちら側もちゃんと答えを提出しないといけないなあ・・・とふと思う今日この頃。あっ所で、年末にチラっとお見せした画像がドットマトリクス・コード(俺造語)の布石なのはあえて言うまでもないのですが、みなさん当然気付いてますよね・・・ねっ? (しーん・・・)



2008/9/29
■【GM】自覚なきテロリスト【遺言】

 ちょっと変えすぎたかな・・・というか、Gunderからして検索避けのためにわざと変えている訳ですが、二万年後の事も考えて妥協範囲を提示しておきます。
 X-78→RX-78 R-79→RG-79 RC-80→80
 →MS-0-11→4 MS-X16→MSN-02

 ・・・と、こういった修正はオッケー。
 ただしジム(GEEM)のスペル変更は、GYMでもオッオッケーですが「GM」は不可です。理由は見ての通り・・・

 うーん、GM社の輸入代理店にとってはまさに悪夢以外の何物でもありません(検索オプション機能を使いこなせる人などごくわずかでしょう)。まあ昔はネットは無かったので御大の責任を追求するのは筋違いではありますが、たかが名前一つ付ける事すら恐ろしくなってきます・・・。以上、二万年後の方々への遺言でした。あ、でもMS社は別に(以下略)


2008/9/28
■【ひとりごと】アンオフィシャルズ一区切り雑記【妄想】

 しまった、31話でリックドムがドムの改造型って言ってたか・・・ならばやはりドム以前の宇宙用重モビルスーツが存在したという事はMS-08ガッシャ量産済みだとでもいうのか? いやまてよ、ザンジバルに積んだのはあくまで地上用のB型ドムを改造したリックドムであり、宇宙用ドムのA型も大半が改造されてリックドムになったと考えれば、三連星用宇宙用ドムが存在し月面でザク・アグレッサー相手にジェットストリームアタックの訓練を・・・よしオッケー!!(何が?)


 ・・・とヨタ話はさておき、今回妄想的に最も参考になったのが「ザクキャノンの中の人はジム説」なのですが、一体どのサイトだったか失念・・・。ええと確か、ゼータ(TV版)に宇宙用ザクキャノンが出てくる事から「ザクキャノンのフトモモが四角いのは妙だし、連邦軍が使う際にジムのパーツを使って改修する可能性は高いはずなので本当のザクキャノンはフトモモが丸かった」というナイスな妄想でした。つまり「残されている画像は全て戦後に連邦軍が改修した機体を撮影した物」という訳ですが、バンライズ的には「四角いデザインを(戦時中は)無かった事にする」のは厳しい物があります。解決案としては「鹵獲したジムのパーツを使った」とするテがありますが、リアリティ不足は否めません。しかし、今回の「ジム=ガンキャノン説」を使うと一挙に妄想補完。つまり生産数は9機だと長らく言われていたのは「敵のパーツを使ったザクキャノンなど外道、カウントの必要無し!」という訳だったのです、チャンチャン。


2008/9/4
■【ひとりごと】地球連邦月面軍と海兵隊=ティターンズ【妄想】

 ええとまず、私の行うのは考察ではなく、常に感覚的な突っ込みですのでよしなに。
 ガノタ界隈では「連邦宇宙陸軍」との新説に沸いている様で、はてな村長のアンテナにさえかかる程ですから大したものです。これを簡単に言うと「宇宙陸軍出身のブレックスと宇宙海軍出身のジャミトフ提督の対立がエウーゴとティターンズの・・・」という物。今まで単に「駐留軍」とされてきたので「宇宙陸軍」は新鮮な響きですが、用語としては違和感があるのでガンパラ上では「サイド警備隊」とショボ目に変換させて頂きましたのでよしなに。

 なお個人的には、軍を分けるならそれよりも前に「月面軍」が必要であり、重要度ではむしろ宇宙軍よりも上ではないかと思います。よって月面軍をすっとばして「宇宙陸軍」が出てくるのは、順番上違和感が・・・(とはいうものの「連邦月面軍」でググった所ヒット無し、月面軍にしても「5つ目の軍」として使ってる所は見当たらず)。まあそれはさておいても、「宇宙陸軍→エウーゴ」では大型軍艦をメラニーからせっかくもらった所で運用ができませんが、「月面軍(の一部)→エウーゴ」ならば問題ありません(ブレックスはアナハイムと仲がいいので多分ルナリアンって所でしょうか)。ちなみに月面軍は、大戦のせいで多くの都市が中立国化したため戦後に規模が大幅に縮小され、兵は失業、艦は倉庫逝き・・・。

 あと次に欲しいのは「海兵隊」です。「ジャミトフは提督だから宇宙海軍出身で云々」というのは、多少違和感かあります。感覚的にはジャミトフは「宇宙の民を差別する、地球に貼り付いたタカ派」で、ティターンズは「地球に本部がありつつも宇宙を含む全領域で活動する超組織」という所です・・・つまりはアメリカ海兵隊(ただし兵士はナチの親衛隊員っぽいですけど)。
 要は、急造した新組織(しかもかなり特殊)の体制を整えるのは実に大変なので、そんな事してる隙にジオン残党に逃げられてしまいそうですが「ティターンズの前身となった組織が存在し、改名した」なら何も問題はありません。ただ、妄想は常に公式(AOZ)と矛盾する宿命があるためおそらくは・・・ま、いいか。

 よって一応、妄想としてはこんな感じです↓

○陸軍 E.F.Ground Force
○空軍 E.F.Air Force
○海軍 E.F.Navel Force
○宇宙軍 E.F.Space Force
○月面軍 E.F.Moon Force (大戦後に月面警備隊[E.F.Moon Guard]に変更)
○サイド警備隊 E.F.Sideguard Corps
○宙兵隊 E.F.Universe Corps (デラーズ紛争後にティターンズに変更)

※アイランド内部における軍
○サイド警備隊
○ サイド兵[Universe guard]  ※平時はサイド首相に指揮権があり、治安維持、レスキュー等を行う(有事にはサイド警備隊に戻る)。
○民兵部隊[SIDE Defense Force] ※リーア軍はサイド兵と民兵が合成した物と思われる。



■海賊について

 海賊対策としての連邦宇宙軍設立という考え方はポピュラーですが、「ならば海賊がどうして発生したのか?」という点も妄想する必要があると思います。暗礁宙域(茨の園)といえど、平時に監視の目を逃れる事はいくら何でも困難でしょうから、海賊船を隠せるのはせいぜい月の地下。とはいえやはり監視の目はごまかせませんから、よって木は森に隠せ・・・つまり民間輸送船を装うのが一般的と思われるものの、流石に戦艦を必要とするう類の物でもないでしょう。また外惑星圏からの海賊は、遠くからくれば疲弊するのでそもそも海賊行為などは困難で、せいぜい時折密輸にやってくる程度でしょう。ただし、木星輸送船団なら襲いやすいでしょうから警護のためにサイズ的に巨大な艦である必要はあるでしょう(これもポピュラーな考え方)。
 では本題の「海賊が生まれた理由」を考えてみますと、ちゃんとした形で木星圏に行った人達というのは、志があるので犯罪の道には走らないと思います。じゃあどんな連中なのかというと・・・

 「ムーンムーン教団」を皮切りに、企業や団体がコロニーを買い取ってロケット付けて地球圏を離脱・・・という事例はかなり多く存在する。連邦政府はこれを引き止めなかったため、「彼らの自由意志を尊重するというのは名目にすぎず、地球圏外の閉鎖環境でも本当に生きられるのかのモルモットを意図して見逃したのではないか」と当時憶測が乱れ飛んだ。

 よって、ロストコロニーのアブナイ人達が○麻を栽培(完全な自給自足などやはり不可能)、密売する等で生きながらえるという・・・。つまり彼らが海賊をしてくれるおかげで、連邦軍としては外部の脅威をアピールし「無駄な軍備増強の理由付け」に使えるという訳です。無論、ゼオン公国の軍備増強を見逃し続けたのも同様で、相手大きくなってから先に手を出させてぶっ叩く事で「軍備の必要性をよりアピール」するのが狙いだったものの計算が狂い・・・という感じでしょうか。



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妄想補足-1 Gunder Paranoia 妄想補足-3

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