雑記 2011年 1月



☆ダメヲタデムパ・ハダカノサル

雑記


2011/1/30
●【モダンアート】オタク芸術論文を発見!【懐アニ】

『モダンの五つの仮面』 2章 MONOLOGUE
 まるで分厚い学術書の様なボリューム。とりあえず小見出しを列挙すると、

前衛芸術とテレビマンガ
ロマン主義と『海のトリトン』
印象派と『科学忍者隊ガッチャマン』
後期印象派と『巨人の星』
表現主義と『デビルマン』
キュビスムと『ゲッターロボ』
未来派と『新造人間キャシャーン』
ダダイスムと『ウルトラマン』
シュルレアリスムと『仮面ライダーV3』
抽象絵画と『ルパン3世』


 ・・・なんだかクラクラしてきます。初期ウルトラ(「怪獣学入門!」以降)やルパンのマモー編が言及されているのは時折目にしますが、他はネタで付けたとしか見えない(読解できるレベルに達していない)自分自身の無知が悔しい・・・。



2011/1/29b
●妄想「ギャラリーオタク」

○リアルでは実在しない。中古屋のギルドの様な物で、国際オークション「オタクション」をウェブ上で開催。サイトは30ヶ国語で書かれる。
○主力となるのは、いわゆるオタクアートの「マーケットプレイス」で、少額の会費と手数料を財源とし、海外発送を大前提とする。出品時は審査あり(主に版権をクリアしていない物を落とす)。売れたら出品者は買い手に直接発送はせず、本部に郵送する(ここでニセモノを跳ねる。画像審査段階では見つかってもあえて見逃し、掲示板で「この色紙はどう見てもニセモノだろwww」とかツッコミが入って自主的な取り下げを待つのが良)。日本では高値がつかずとも、「Oh!これがムラカミが言ってた金田原画か、何が何でも落札するネ!」というガイジンは多いはずだ(ただし上がりすぎると後が厄介なので、相場を厳密化する事でバブルを防ぐ)。つまりアマゾン+ヤフオクみたいな物で、グッズや版画などは作らない。
○将来の個展やオタク美術館よりも、今日のパン。海外のイラストレーターは、作品を使用後に「絵画」として売却するんだそうで、これによって必要以上に時間をかけて描きこむ事が可能なんだとか。日本だとせいぜい、後で原画をヤフオクに・・・という所。イラストレーター(CG描き除外)が直接作品をヤフオクに出して日本人だけに売るのではなく、仲介(発送代行業者)が入って海外をも相手にすれば落札価格の上昇が見込める。
○今後、モノを所有する事の価値の急落は止められない。082はオタク第二世代の「捨てられない病患者」だが、若い世代は所有する事に執着しない。すなわちオタク第一&第二世代がやがて墓穴へと入っていくと、古くなったオタクなモノが日本中のブクオフの100円コーナーにあふれるも、その時にはもう買い手がいない・・・日本には(特に同人誌はブクオフが買い取らないため、つまり捨てられてしまう)。
○まあ実際、古マンガを船に積んで海外に持って行っても既にzipで(以下略)。いや、国内よりも海外で有名な物をメインにすれば案外・・・。


↑海外の方が有名だと思われる××漫画家、「昆童虫」先生。正式に海外版が作られて数ヶ国語に翻訳されてます(サイン本は先生の嫌いなブクオフで50円で入手しましたごめんなさい・・・)。
針穴日記

○「大ファンです、ブクオフで買って全部持ってます!」「全巻zipで集めたアルね!」…という時代。無論それで読まれても漫画家本人には儲からない(再販される作家は限られるし、海外販売となると更に少ない)。ならばどうするか。
○お布施収集システム「国際ウェブ賽銭」の完備。アフィで食えずとも元気玉方式で世界中から集め、「ネット托鉢僧」(「ネット乞食含む)が生き延びられる世界へ。
○元漫画家の方は、ウェブサイトを三ヶ国語で運営するとグッドだと思うアル。
○「オンライン販売マンガの翻訳代行業」を今思いついた。実作業は、海外の職人達にネットで発注。
○オンライン販売がなかなか売れないのは「物質が無い」ため。同じ理由で、同人誌(紙)の方がCG集(ディスク)よりも優位。よって、同人ディスクのオマケとして立体物があるとベター。今では「根付け」程度の物なら立体出力サービスで容易に作れる(コストと版権がネックだが)。「立体は zipファイルで 流せない」
○中華巨大ガンダムには先月苦言を呈したが、あくまで問題は「ガンダムである事を否定した事」で、作った行為自体ではない。動機自体は、中高生が文化祭で作るハリボテガンダムも岡山のゼータも鉄ボトムズも東大寺の大仏も、みな同じ。つまり膨大なガノタ信徒による「未来の巨大なガンプラ市場」が、そこにある。


■情弱日記

MAG・ネット - 放送内容
 NHKのBSデジタル番組(第33回「コミックマーケットの現在」)にびっくり仰天。せいぜい「漫画家のシゴトゲンバ」といった類の物しか無いだろうと思っていたら、こんな濃い事をやっていて、しかも「ガンダム漫画」の特集まであったとは・・・。



2011/1/29
■文脈を無視し「ネタ」として楽しむのは文化的であるなあ

 「村上隆フィギュア」=「くそみそテクニック(やらないか)」=「浮世絵」
 「80年代のズリネタ」=「ホモのズリネタ」=「江戸時代のズリネタ」

○現代アート界のガイジンは村上隆を評価したが、「萌えの魂」を一片たりとも理解していないし、オタク界の価値観を理解する気も無い。「村上フィギュア」は100パーセント「ネタ(キッチュ)」として受け入れられており、決して「萌え対象(=ズリネタ)」ではない。ここが、オタクの最大の誤解ポイントである。オタク界では「アート界は低レベルの物で騙されている!」「あれがオタク文化だと翻訳されてしまうのは心外だ」という声がほぼすべてを占めているが、ガイジンがそれを気にするそぶりは一切ない。

○ネットワーカーは、「ウホッ、いい男・・・。やらないか。」をさんざんネタにしたが、「ホモの魂」を一片たりとも理解していないし、ガチホモ界の価値観を理解する気も無い。「くそみそテクニック」は100パーセント「ネタ」として受け入れられており、決して「ズリネタ」ではない。ここが、おそらくネットワーカーの最大の誤解ポイントである。ガチホモ界では「もっとイイ作品があるのに」「我々はぶちまけたりはしない」「もうそっとしておいてくれ」という声がもしかしたらあるのかもしれないが、彼らの声が聞こえてくる事は一切ない。

○ガイジンのコレクターは浮世絵を買い漁るが、「浮世絵美人画の本質(目が細い顔が萌え)」を理解していないし、日本人の価値観(の変貌)を理解する気も無い。「春画」は100パーセント「ネタ」(キッチュ)として受け入れられており、決して「ズリネタ」ではない。ここが、日本人の最大の誤解ポイントである。日本では「ガイジンは何で古い浮世絵を喜ぶんだ? あんな物は陶器の包装紙にするくらいしか使い道がないのに」「最新の明治の浮世絵や日本画も見てくれ(本音…春画じゃもう抜けないだろ)」という声がほぼすべてを占めているが、ガイジンが正統日本画に興味を示すそぶりは一切ない。


 村上隆とオタクの関係を「土人」に例えるのは定番ですが、肝心の「土人の評価」というのが謎です。縄文人に「岡本太郎って正しく伝えてる?」とは聞けませんが、土人は生きてるんだから「ピカソをどう思うか」って聞いてみればいいのになあ…とつらつら思っていたら、そういう自分も「やらないか」のベースにある物を完全に無視していた事にふと気づきました。ヤマジュン漫画のホモ界における評価は聞いた事がありませんし、良く考えてみると案外「宗教画」の評価もアート界と宗教界では全く異なったりするのかもしれません。まあ少なくとも、「文脈への無関心」というのは現代アート世界の専売特許などではなく、よく言われる事ですが「自分の姿ほど自分に見えない物はない」という所でしょうか。

 ただぶっちゃけ、ゴッホの時代に生きていた人をタイムマシンで連れてきてゴッホや現代美術を見せたとしても「これのどこが芸術なんだ?」と不思議がるだけであり、我々はそれをハナで笑うただ苦笑いするしかないという…。所詮「昔の価値観」などは唾棄すべき黒歴史にしかすぎず、同様に土人の価値観や昆虫の価値観も人間様には無縁なのです、ヤレヨレ。


■資本主義の未来

 「バンザーイ!」
 サザビーズ・オークションでの落札後、ファクトリーは大歓声に包まれた。通常、自らが汗して何かを成し遂げた時は、黙って喜びを噛み締めるのが日本人の美徳である。つまりバンザイとは大抵、「大当たりバンザイ!」「日本バンザイ!」「課長バンザイ!」とかであり、つまりどこか他人事な所がある。無論、16億で落札されようが自らには一銭も入らないのだから、まさに他人事である。ビジネスではなく、ゲーム観戦の様な物だ。

 フィギュアの「転売」、それは本来、送り出した側にとって忌み嫌われる事である。ヤフオクの転売では、単に出品者のポケットマネーが人知れず潤うだけであり、モデラーは「チッ…」と愚痴るしかない。だがサザビーズは全く違い、高額落札はすなわち「作者の栄光」が約束されたも同じである。ヤフオク(でのアングラ転売)とサザビーズの一体どこが違うのか・・・資本主義を「ゲーム」として楽しむスタンスだ。まあゲームと言えば、ホリエモンのやっていた事(マネーゲーム)も然りであるが。

 ゲームの本質とは無論、勝者と敗者を決定付ける物だ。格差の拡大した現代日本の末期症状は、資本主義の滅びの断末魔なのか、それとも資本主義が次の段階へとへと進化する陣痛なのか。いずれにせよ、橋の下で将来「資本主義が滅びないどころか、ベーシックインカムすら今世紀中に実現しそうもないなあ、そもそも住民票が無きゃもらえんか…あぁ寒いよパトラッシ…(バタン)」とつぶやかないためには、資本主義と何とか折り合いを付けて今をサバイバルする以外に道は無い。
 ネットの中では社会主義(いや自由洗脳主義か?)が既に実現しているのかもしれないが、来客をいくら集めたところで、それをパンに代えられるのは所詮頂点のごく一握りのみでしかない。全員がスーパーマンの国では、誰もスーパーマンにはなれないからだ。
 ならば、まだ揺るぎない資本主義社会と折り合いを付けるために「バカにしか見えない服を王様に売る商人の錬金術」を大いに見習うのはアリだろう。例えば、まんだらけが中心となって「ギャラリーオタク(正統オタクオークション)」を作り権威となる(確たる基準を作る)、とか。「目には目を、金には金を」。アート界の「金のモノサシ」は、同じ「金」でもってしか倒せない。

 だが、土人の持つモノサシは「金のモノサシ」なのだろうか。実際、コミケで飛び交っているのは確かに「金」なのだけれど、何か別の物である様に思う時がある。コミケットの理念によれば、同人誌には本来「価格」という物は存在していない。無論あくまで建前上ではあるものの、ベースの考え方としては確かに存在している(ちなみに昔無料本を作ってバラまいていた頃、お返しに本を頂いた事も何度かあったっけ)。資本主義というよりも、社会主義の最終形体としての「資本主義2.0」とでもいうのか・・・。ン、待てよ、2.0なんて誰かとっくに言ってるはずだと調べたら、しっかり本の題名で出ていた。「宗教と経済が渾然一体となる」…内容はわからないが、宗教を「オタク」と言い換えればまさにその通りである。

 「ルールを作りし者が勝者」であるならば、勝者のルールにそのまま従っても勝ち目はない。土人のモノサシは土人が作る。さすればわざわざ金のモノサシを打ち倒さずとも、いずれ遠からず恐竜の様に自滅していくだろう。
 「世界の未来」は、有明にあるのかもしれない。


●ウホリンク
mebaeさんインタビュー  多彩な顔を持つクリエイターの素顔とは(後編)【Quarterly pixiv vol.3】
---mebaeさんが所属されている『ピコグラフ』も大学のお知り合いが作られた会社なんですよね?
 プロダクションというか、部活のような会社で(笑)。サイエンスチャンネルで配信していた『U.H.O.フューチャーレスキュー2061』や、来年DVDとブルーレイディスクが発売される『TAILENDERS(テイルエンダーズ)』なんかをちまちま作ってました。驚くほど少ない人数で原画からなにからやっているので、大変なんです(笑)。と。



2011/1/27
●【金田】パース解析【キュビズム】

■金田伊功 の 作画解析-3 3D空間をいかに原画に取込むか ★究極映像研究所★
 理論的な金田分析シリーズ。とかくこの世では理屈っぽいのは嫌われやすい様ですが、興味深い内容です。

 ついでに、ジャイアントギャッター逆さ斬り(←意味無し)
Togetter - 「漫画家・松田未来氏「消失点とパースばかりこだわっていてはいい絵は描けません」」


●【未来】ウホ、放映確認【救助】

サイエンス倶楽部・スタンバイ! BS11デジタル
 画像無しか…相変わらずの存在未確認作品。BS11は「こ○ものじかん」「ニャルこさん」と「ガンダム・Gセレクション」を見てますが、ようやく発見に成功。ウホについては以前にも触れた事がありますが、詳細はこちらをどうぞ↓
■『U.H.O.フューチャーレスキュー2061』(Unidentified High-technology Object 未確認ハイテク物体) ★究極映像研究所★


 あとテレビ愚痴吐き追加。


2011/1/26
●サルウキャ日記「デュッシャーン・ロボ Ver.3」を妄想する

 今年は、美術手帖で古賀・原八コンビによるデュッシャーン・ロボのVer.3(っていうのか?)が公開される年にあたります・・・が検索ヒットゼロ件のナニソレ状態。まあ話題にならないのも道理ではあり、Ver.2(2001年11月号)を見返しても、デザインがバルキリーのパチ、つまりヘタにリアル方向に進化させてしまったせいで、あえてレトロのダサさを狙…もとい、センスが単に古かったVer.1(1992年3月号)よりコンセプトがわかりにくくなってしまっています。よってデザインをネタ方向に振り(立体なら塗装で対処するのもアリですが)、デュシャンを名乗るなら最低限プロペラ(タービンでも可)が欲しい所。あと便器頭の中に波動砲(ヤマトは今年のオタク大賞の原八賞つながりでもある)、岡本太郎型パラボラ、キャンベル缶ミサイル(劇マクロスのバトワイザー缶+納豆でも可)、塗装はポロックで、ツインテールにも変形、パイロットはリチャード・ムットとローズ・セラヴィーの二人で、それからそれから・・・。


●お知らせ

 ※テレビ愚痴吐きとフリーウェアのページをこっそり更新。(後日削除)


2011/1/25
●【未来派】滅びゆく物、汝の名は芸術【Enjoy!】
散歩師漫画居士柴岡秀一のくだらなクラブ(R)日記 消された芸術 未来派
もし、ファシスト側が戦争で負けなければ、アポロが月へ行ったのは芸術的ではなく、芸術そのものだったということです。(中略)
一方、未来派が滅びたあと、最先端はモダンアートは60年間猛威を振るってきましたが、リーマンショックで、金融資本主義の暗黒構造が見えて、みんなが逃げなきゃいけないと気づいてる今、モダン・アートはもう古いと思います。
また、ネットによって、科学技術のほうを見方につけられるようになってきました。maker的な芸術とでも言えばいいのか。これは、テレビ局とyoutubeの関係のように、画商を不要にしてゆきます。少なくとも気がつかせてくれます。「モダン・アートは大分別の文脈のアート」だと。


○バカにしか見えない服を王様に売る名誉白人の事ですね、わかります。
○F1のエンジン音を聞いたカラヤン曰く、「どのような芸術もこれほどのサウンドを生み出すことはできない」。
テオ・ヤンセンの歩行マシンはアートだが、歩行トラック(第一号はベトナム戦争用に試作)は芸術とは呼ばれない。実生活の役に何ら立たない「無用の物」、美術館という名の墓場に似合う物こそが芸術なのだと、誰かがそこに線を引いた。
○絶滅が近い生物は天然記念物として保護され、死んだ大衆文化は芸術として保護される。いずれ手塚も歌舞伎や浮世絵の仲間入り。
○キャンバスとプロペラ。コレクションとゲーム(チェス、パチンコ、スポーツ、戦争…)。死と生(性)。静と動。理念と体験。永遠と刹那。過去と現在。
○消された未来派の魂は今頃どこをさまよっているんだろう、メーテル・・・


とおる美術館 画家・彫刻家 ウンベルト・ボッチョーニ/機動戦士ガンダム
 オーラのちからぁ〜たくわーえてぇ〜♪

ぽかっ(16) すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)
 帝国は〜強い〜強い〜、ジェイコブ・エプスタインは〜ナウい〜♪

小池輝政の未来派画廊 『シノハラプレシジョン』〜ザ・レイバー・インダストリーより〜
 君とあたしは未来派 恋のテクニシャン〜♪

http://www.youtube.com/watch?v=9YW0ZOzlZN8
 未来派アニソン(※視聴するとダウソロード禁止法に接触する恐れがあります)



2011/1/24
●【GOD】あなたが神か。【DEATH】

はてな匿名ダイアリー  私は"神"と呼ばれていた



2011/1/23b
●滅びゆく物、汝の名はアニメ
【話題】ツイッターで壮絶バトル勃発!「商業アニメの出来損ない」まで飛び出した、アニメ監督・北久保弘之 vs.アーティスト・村上隆!
53 :なまえないよぉ〜:2011/01/06(木) 00:26:31
資本主義が終わるかインターネットが今以上に進歩した世界になった時
西洋から東洋まで現代アートとそれに群がる連中は消えてなくなるよ。
ネットを見てみればわかる。アニメも漫画も映画もテレビもゲームも活字も何もかもが
この中に集約されようとしているのに、美術館のモノだけが例外であり続けるだろうか?ってね。
ネットは人間がモノを所有することの馬鹿らしさを炙り出しつつある。
貧乏人の一見鑑賞であるか金持ちの投機であるかの前に芸術の有り様はこれから大きく変わるんだ。
コンテキストに変化が起きてるというより人間の変化そのものが今起きてる事案だ。

あと何十年かして現れるのはインターネットを介した完璧な社会主義だろう、
ネットの中で一つになった大衆に向けられたカルチャーはアートというカテゴリをやがて侵食して無にする。
その時になってアニメや漫画のクリエーターがアートに持っていた違和感は正しい直感だった評価されるだろう。

資本主義が終わるかインターネットが今以上に進歩した世界になった時
日本及び世界から専業クリエーターとそれを雇う企業も消えてなくなるよ。
ネットを見てみればわかる。アニメも漫画も映画もテレビもゲームも活字も何もかもが
この中に違法アップロードされているのに、自分達の送り出すモノだけが例外であり続けるだろうか?ってね。
ネットは人間がモノを購入することの大事さを破壊しつつある。
貧乏人のようつべの一見鑑賞であるか金持ちのブルーレイ購入であるかの前にアニメの有り様はこれから大きく変わるんだ。
コンテンツ産業に変化が起きてるというよりモラルの変化そのものが今起きてる病根だ。

あと何十年かして現れるのはインターネットを介した完璧な虚無主義だろう、
ネットの中で一つになった大衆自身によるアングラは著作権というルールをやがて侵食して無にする。
その時になってアニメ製作者や漫画の出版社がネットに持っていた嫌悪感は正しい直感だったと証明されるだろう。


○夢、それは夢、夢・・・。ベーシックインカム実現が早くて22世紀、資本主義の終焉とアートの権威失墜(美術館は見世物小屋に改称)は25世紀あたりでしょうか。あぁ、おなかが減ったよパトラッシュ。
○既にアートは滅んでいる。アーティストという言葉から、思い浮かべるのは、歌手>演奏家>>>>>>絵描き。
○「これが写真だ。やがてカラーになる。遠からず絵画は滅ぶだろう」→印象派、象徴主義誕生。
○「プロペラの美しさを見よ。もはやアートは死んだのだ」→現代アート誕生。
○「これがネットだ。いずれ(以下略
○「絵画死亡」→「映画死亡」→「テレビ死亡」→「パソコン死亡」→(以下略

○地デジを見る様になって、アニメのDVDが近年売れない理由を実感。画質の差がこうもあったとは…。
○アニメの神様、ごめんなさい。



2011/1/23
●【ウィルス】天罰日記【侵入】

一日目/突如、ネットに接続不能になる。その数時間前、再生ソフトの更新ファイルをダウンロードしようとしたらなぜか無反応だったので、ウィルスにやられた可能性あり。
二日目/サブマシンも繋がらない。部屋を掃除しつつ頭を冷やす。
三日目/接続作業をやり直し、接続が回復(つまりルータの接続用情報が消えていた)。即、更新ファイル名で検索すると、やはり偽装だったと判明。マシンを外部から操作できる悪質な物との事だが、慌ててオンラインウィルススキャンをかけるも探知できない。念のため他のマイナーなフリーの探知ソフトも試してみたが、やはり発見できず。しかし、これがウィルスの仕業でなくて一体何だというのか(無論、ルータの接続情報が消える事など例がない)。
四日目/起動不能!(Dドライブは問題なし)。セーフモードは運良く起動し、ブラウザのブックマークの救助に成功。
五日目/家電店で外付けHDDを購入(ギリギリ状態で使っていたため、どのみち増設が必要だった)。
六日目/HDDを繋げ、Dドライブ側からCドライブのデータを退避後、OSをクリーンインストール(ハードの不調で外部機器を一つ読み込めず、更にもう一度上書きインストールしてようやく復旧)。とはいえ無論、潜伏ウィルスが他のドライブに移っていない証拠はないが。
七日目/色々とドライバやらソフトやらをインストール。しかし何でこんなに多いのか・・・。で、ようやくホムペ更新。ウィルスについては万全な状態にしたので、まあ3ヶ月間は大丈夫なはず(←ヲイ)


○データ被害なし。今回は、ブクマを救出できたのも運が良かったです(←今回って、ヲイ…)。今まで安全のため日記に書きませんでしたが、実は2〜3年おきにこういう羽目になってます。ちなみにWi○nyは5年前に足を洗い、以後ようつべで事足りていたもめっきりと健全化したため、他の(以下略)
○ちなみにハカー侵入対策として重要なデータは変なファイル名を付けているも、毎度自分でどこにしまったのかわからなくなってしまう罠。
○まあ要は、怪しい場所に近づく自分が悪い訳で自業自得・・・ただ最近はさほど徘徊してませんです、そもそもウチの古いPen4マシンじゃ重くてちゃんと再生できないので(←理由はソレかい)
○重いといえば、早速ギャオでルパンの第1話を見るもの、コチョコチョマシーンが出る前にフリーズ。しかしインストール前よりもフリーズ率が上がるとは思いもしませんでした。やはりPCを買い代えるしかないというのか…。


 2TBのHDDを埋める方法を思いつかず。一方レグザの方は1TBでは全然足りぬも、交換するためにはもう一台必要か。



2011/1/17
●おサル日記

○みつども2第一話に本気(ガチ)を見た。アナライザーもいるカニ。
ひまわりのむく頃に 『みつどもえ 増量中!』第1話・ガチレンジャー回の難しすぎる評価

○バトルホークは、どうやら最高傑作(トンデモとしての)を最初に見てしまったみたいカニ。



2011/1/16
●「はてガン」デビュー

はてなはガンダムについて何かを知ろうとしている
 先日の記事にはてブ4つがついて、ガンネタ探知エンジンに捕捉されました。
 あと3つで当サイト最強のコンテンツとなりますが、内容的には一行で(以下略


●サル日記

 スカパー天国、16日で切れると思っていたらかれこれしっかり3週間。つまり申請日から16日間続く訳で、申請をギリギリまで遅らせたのが吉と出ました(遅れて得するのは珍しいパターン)。
 なお今後レコーダーを買った際は、「書店でスカパーガイドを買う」と「写らないチャンネルは即座にスキップ」の二点を実行しようと思います(スキップしなかったのは途中から写る様になる可能性を考慮したためですが、かような事は無いと判明したので)。


●ガノタ更新


↓戯言追加。


2011/1/14
●ガノタ更新


↓戯言追加。


2011/1/13
●ガノタ更新

サイド7のノアはトアの誤植である
 黒い歴史が、また一ページ。


●【これで】時は未来に進まない【いいのだ?】

http://twitter.com/hgoten/status/23206798165020672



2011/1/10
●おサル日記


 はるか、はるか、はーるーかー 動物園に旅立てばー♪
 桜木町の動物園は入場無料。


 桜木町駅の中、入場無料のアート大喜利作品展「百ten★寄席」(1/19まで)。


●懐物日記

「ダンガードA」 佐渡先生出張はスターシステムですね、わかります。
「サルの軍団」 OP、動物園を延々と・・・でもキグルミの数が多くて豪華。こりゃ当時見てた訳だ。
「コセイドン」 ナニソレな知名度だが意外にしっかり作られていた。ヒーローのデサインで明らかに損をしている。
「嵐」 ヒーローデザインが私好みなだけでなく、思ってたよりもちゃんと作られてる印象。こりゃ見てた訳だ。
「ゾーン」 うーん、思ってたよりも(略)。見てたけど。
「バトルホーク」 カニのおっさん・・・。歴史的珍作だぜ!: あるダメ人間の夢想 チャージマン研!@wiki - バトルホーク

 16日間のスカパー38番組見放題(チラシに67ってあるけど、あとBSスタチャHDは一週間くらいで消えたけど)もここまでか・・・まあ終了後も無料で見れるトホホ物マイナー作品が結構多くてありがたや。



2011/1/9
●【アート】越境するか壷に篭るかリセットするか殲滅するか【村上】
北久保・村上論争についての個人的まとめ - Biting Angle
マンガ・アニメは、はたして「芸術」であるべきか? - Biting Angle
これに対して、村上氏の作品をデュシャンと同様の位置づけでで解釈した場合には「芸術家としての立場から、アニメ・マンガを否定・嘲笑する」という図式になり、内部からの「意義申し立て」という衝撃は成立しないことになります。

○「オタク=反村上」の図式は急速に変わりつつある様です。
○既に誤解は解けた・・・というよりも敵の土俵に丸裸で突っ込んだらどうなるかをオタクが学習したのか。
○で、次の段階へ・・・両者の平行線をいかにして結びつけるのか、下克上もしくはその逆を待つしかないのか。
○最高と最低は似通う。政治家とヤ(略)然り、アートの頂点(オークション=転売)とアングラ画像掲示板のルール然り。
○シェー、アート界のトニー谷とTONY氏のコラボがきたザンス。しかし正統美術のパロディという事はつまりは「村上コンセプト>TONY画>>工房仕上げ(?)」は過去の「村上キャラデザ>ボーメの雛形>>>>造形屋さん」と同じ構図であり、おいしい所はしっかりと・・・。
○村上=西崎説を唱えてみるテスト。ヤマトといえばプロデューサー、ガンダムといえば監督。アート界に独立戦争(下克上)はありきや?
○オタク界のアート化か・・・あぁSMH(どよーん)。最近スケベ師匠が「またミュシャかよ!」と突っ込んでましたが、そういえば昔、何かのオタク誌で「ミュシャのできるイラストレーターが欲しい」と編集がつぶやいてた記憶アリ。
○萌えアニメ界、昨年最大のアート的エポックは百花繚乱のスミ消しでしょうか。スミといえば、数年前のネギま!?ではスカモードの墨の線が最終回で一瞬だけ消えてしまいましたが、みつどもえの父は完遂(たぶん)。
○昨日は、まどかマギカを見てウテナを思い出す(劇団乙カレー)。




2011/1/8
●AVのこと

人の耳は馬鹿にできない: ちょっとだけ勝手に言わせてもらいます(Blog版)
 再録版ガンダムDVDについて。


【一部反論】人生に必要なことは長岡鉄男に全部教わった。:[mi]みたいもん!
 日本の082は不幸じゃない。

↓オイラの過去ログ

2007年8月2日 ■巷の「アニメ評」に決定的に欠けている物、
2007年8月17日 ■人間の目は、歪んでいる。(歪んだ日本の私、それから)
2009年12月31日 ■企業ブースのデモ画像
 自分としては単に当前の事を突っ込んでるにすぎないのですが、不思議と同じ事を言っているオタクが見当たらないのでまとめてみました。でまあ、このダメサイトにしては妙だなあと思われた方も多いかと思いますのでネタばらししますと、実はAV界隈では神とも言われる長岡教祖のパクリでして、そもそもこれらの記事だけでなく私の芸風自体が大きな影響を受けています。
 もし教祖が11年前に没せずに今も生きていたら、今の世をどう断罪するのだろう・・・と考えながら誰が見ているともわからぬつぶやきを日々垂れ流しているこのサイトも、ようやく年末(26日前後)に5万ヒットを越えました。折り返し点を回って行き着くゴールの向こう側には何もないのだろうけれど、何もなくてもかまわないから♪



2011/1/5
●【アート】野次馬ヲチ【村上】

Togetter - 「北久保弘之氏と村上隆氏、新年早々ガチバトル」
○「KoKoちゃんに 萌えが足りぬと オタク言い」 「KoKoちゃんに 醜さ足りぬと 082言い」
philia_phobiaさん(正確には忍さん)の数学のたとえが面白い。やはり日本人論へと向かうのは必然なのか。
○「オタクの定義はオタクの数だけ存在する」と誰かが言っていたのを思い出す。
○好き嫌いを持ち出すと議論にならない。サッカーファンが「ラグビーが嫌い」といくら(略
○街角の似顔絵描きと、政治家等の風刺似顔絵は求められる物が異なる。日本人描くなら、ちゃんとチビでメガネでカメラを首から下げてなきゃ!あとオタク描くなら(略
○現代アートのコンセプト至上主義が嫌いな人、多いなあ・・・。ちなみにガノタ業界で最もコンセプト至上主義なのが「あ」(チネル)。ついでにガノタサイト界で最狂のコンセプト至上主義者が(略
○現代アートは、一度しか使えぬお笑い一発芸(その逆が落語や演奏)。「やったもん勝ち」の後は、ただ勝ち逃げあるのみ。二匹目のドジョウは存在できず、自己模倣も許されないが、チェスでも打ってりゃ生き仏。
○「俺の作ったカトキ版はチネルを超えたゼ!」「俺のテクの方が上手いから俺はジミヘン以上だゼ!」「俺のフィギュアやグッスマの製品の方が村上よりもはるかに上だゼ!」
○「モノサシは ナニの数しか 持てぬ物」 (082心の俳句)
○ン、という事は女性は・・・モノサシを持たない事がむしろ新たな進化形なのか、それとも「巻尺」を持っていたりするというのか。
○アートのモノサシは白人が握っている。日本人サイズでは勝てぬと気づいた村上はドーピングでナニを巨大化させ、名誉白人となった。
○ちなみに082が目指してるのは、「だからおたくはきらわれる」の自己言及、「宇宙の缶詰」のトンチ、「ハト命名」のユーモア。かつて「あ」がチネルでグラフィックデザインを模型界に移植したかの如く、アート的発想力をガノタ妄想に生かせぬものか日々つらつらと考える。
○「モノサシ(ルール)を自分達が作る」・・・ただそれだけが、たったひとつの萌えたやり方。

 ↓「ロックウェル 美術評論家」で検索して発見。
自分が価値があると言えば、それが価値である : ITスペシャリストが語る芸術


●「年の瀬は 懐寒しも ヲ買い物」


 1日目。ルカ3号と2号、イデ音楽本(この現在に90頁のイデ本が存在する奇跡)、ついにきたかのペガサス級、唯一の御大サークルソラダイさん、他メカ本を少々。2日目はスルー。

 
 3日目。左端は愛溢れるマイマイ聖地巡礼本。氷川氏の口調はいつになく厳しげ(その隣のヤマト本は1日目でした)。右端、評論ジャンルにもついに「美術」が。しかし今回は二日間費やしてわずかに37冊+1枚、オタク失格ですねそうですね。


 帰りはアキバで古本を捕獲(70年代のムックは地元では全く見当たらぬも、遠出するとなぜか安く見つかる不思議)。



2011/1/4
●「着払い 未来の俺の 首絞める」


 足りないのに!HDDが足りないのに!


●メモ

 スカパー天国、延長しても見れないチャンネルは変わらず、67のうち見えたのは38のみ(HD画質11のうち7、標準画質56期うちの31)。とはいえ、それだけでも年末年始の無料は数千円分、映画好きならばゆうに一万円分以上の価値があるでしょう・・・ただしHDD容量が大量にあれば、ですが。


●ヤマトもうそう

 資源の有限な大宇宙…ではなく無限に広がる大宇宙なら、わざわざ地球なんぞに移住する事ないだろガミラス問題。
ハ「ようこそ、アルカディアへ。君達のおかげで、この星からガミラスを撃退できたのは本当に感謝している」
古「いえ、こっちこそあなた方の協力がなければ危ない所でした。まさかガミラスにあんなステルス機があったなんて・・」
(中略)
古「先にしかけたのは地球人であり、よって地球人を侵略的生物とみなし、宇宙の平和のために遊星爆弾を落とすのだと、ガミラス兵捕虜は言っていた。そして上層部に問いただして、事実とわかった・・・」(グイッと拳を握り締める)
ハ「だが、それはあくまでもガミラス側にとっての見方にすぎない。地球側が先にガミラスに手を出したというのは正しいが、それ以前にこの
アフナム星は、これほどの文明がありながらも、ガミラスの猟場だったのだ・・・いや、生体実験場という方が正確かな」
一同「な、何だって!?」
ハ「とはいえ、それはそれでアフナムの支配階層が納得した上での契約だった。そこに
10年前、第三次外宇宙調査船団、つまり我々がやってきてガミラスを追い払い、更にこの星を植民地化しようとしたのだ。そしてすぐにガミラスの大部隊がやってきて、調査船団の船はことごとく撃沈されたという訳さ…。生き残った我々はレジスタンスに加わり、戦いの苦手な彼らをサポートした。だが所詮戦力差がありすぎて、こそこそと不意打ちをしかけるのがせいぜいだった」
(中略)
古「なぜ、遊星爆弾で攻撃される心配が無いと言い切れるんですか?」
ハ「確証はないが、ガミラスは少しでも脅威を感知すれば容赦なく殲滅を行うが、他の星に対して手を出さない限りは攻撃はしない様だ。
それが奴らなりの正義なのか、単にそういう防衛プログラムに従っているだけなのか・・・。まあ戦い方は彼らに充分に教えたから、後はもう自分達の力だけで守れるだろう。星はその星の人々の物であり、ヨソモノなどは無用なのさ」
古「という事は、あなた方はこれから一体?」
ハ「もう少しの間はここにいるが、そのうち離れるつもりだ。
この船はガミラスの敵としてマークされているからな・・・地球人の生き残りの40人だけで、どこか別の惑星を探そうと思っている。いや、それよりも海賊の方が向いているかな、ハハハ」



2011/1/3
●テレビ日記

○年末年始の有料放送はおいしいタイトルが集中していた様で、アバター(HD画質&低画質の吹き替え版)等イロイロとHDDに録画、1TBのHDDがわずか一週間でほぼ満杯(無料天国のタイミングがラッキー)。あとスカパー(e2基本パック)に加入した場合、BS/CSデジチューナーが2つでは確実に足りないと判明。

○うむう、デジタルデータの移植は自社の対応レコーダー(RDの新しめの)があれば可能なのか・・・商売上手いなあ(ただ案の定、有料放送は片っ端からコピーワンスでデジタルダビング不可能)。まあ結局オイラは、ショボいアナログ端子で古い地上波用RDに萌えアニメをせっせと(以下略

○大晦日の巡礼後、アキバのヨドで愛機レグザ37ZS1と37ZIS(LED式の新型)を比較。画像はサンゴ礁でゆっくりした動きのため、動画性能は私の目には全く判別不能(文字が流れれば一目で判別できるけど・・・)。この画像でわかる事は「LEDバックライト機はブルーが綺麗」という事だけで、LED式の肌の色が不自然な点及び、エッジライトLED式の動画に弱い問題などは当然わからず。あとアバターの青もLED式だと確かに映えるのですが、そもそも一般人って海やアバターを毎日見たりするんでしょうかねぇ?・・・という訳で技術的に蛍光管式やプラズマに比べてまだ過渡期な気がするものの、売れればそれが正義だというのかララァ。

○201X年。次世代メディアの規格が決定し、ファーストのテレビ版のBDがようやく発売。で、オイラはようやっと安くなったBDメディアに萌えアニメを相変わらずせっせと焼いてる(ダメだなあ)。

○今後の目標。「焼いてしまうと見ないの法則」があるので焼かない残さない(レンタル屋が俺の有料倉庫)。映画館にはできるだけ行く。視聴スタイルを「溜め込み型」から「一期一会型」にシフトする。



  
10-12   雑記  11-02

G_Robotism