ASTRAYなブログ オルフェ千葉の日記ではない業界メモ帳 |
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ええと、一回のガノタごときに言及できる問題ではないため、上に対するコメントはしませんので悪しからず。
なお、かなり大幅な転載を行った理由は、「いちご大福問題」を含む「設定を考える上での稀少かつ重要な発言」であるための判断です。公式サイトは消えてしまう事が非常に多いため、いつもの様に数行の引用ですませてしまうと消滅後に「説明不足からの誤解」が発生する可能性があります。ただ、「リンク先の消滅後に、保存しておいた物をを転載」で対処する手もあるのですが、この場合だと「コピペが確かな物であるか否かを第三者が確認不能です(グーグルキャッシュとてすぐに消えますし)。ええと要は、これを行うのは「誤解の許されない重要な発言」である特殊な場合のみだという事で御理解ください。
http://www.studioorphee.net/blog/index.php?eid=110 |
うーん、設定マニア系ガノタ(物事の枝葉末節しか見えない本末転倒なヲタ)の一人として、こう言われてしまうという事はなかなか恥ずかしいものがあります。
かつてNジャマーキャンセラーの設定が出た時、「これじゃNジャマーがある意味がない、ダメ設定だ!」と各所でブッタ叩かれました。まあこれは結局「有効範囲がMS用核融合炉一つ分のみ」と後で判明した訳ですが、有効範囲が例え宇宙全域であろうが、物語上で矛盾無く機能すれば(ウソをつき通せれば)何も問題は無い訳で、こんなのは科学知識以前の問題ですが、「設定とはなにか」という肝心な事は語られる事がありません・・・。
http://www.studioorphee.net/blog/index.php?eid=109 |
トホホ。ただ一つ弁護すると、ガンダムに長く触れている人ほど歪んだ知識ガンダム常識が脳内に刷り込まれてしまう様です。つまり「ガンダムで実用化していないから存在しないはずだ」という短絡的な思考です。ちなみに、私はその昔に「宇宙世紀妄想年表」に軌道エレベータを差し込んだ事で痛い目を見たいい勉強になった事があります。という訳なので、私の死後にガンダーを実写化される方はくれぐれもガノタ常識に御注意ください(それが果たしていつなのか、聖歴が2億年後なのか2兆年後なのかは「設定」はしてませんけど)。
(上の続き) |
別段詳しい訳ではないのですが、映画「ギャラクシークエスト」において俳優のサイン会中にファンが設定の矛盾を突っ込む場面がある事から、重箱の隅を突付く設定ヲタという困った存在はどうやら万国共通の様ですが、矛盾への対処としては非常に面白い例があります。DS9
第104話「伝説の時空へ」は、主人公達が第一シリーズの世界へタイムスリップするお話ですが、最初のスタトレとネクストジェネ〜以降は両者の美術設定(センス)が思いっきり異なるものの、セットやメイクを現代風にアップ・トゥ・デイトはされませんでした。つまり当時のレトロでダサダサ(今の目から見て)のままである事によるイメージの落差が非常に大きく、そしてそのおかげで「タイムスリップ感覚」が実に良く出ていました(あと、ファンサービスという意味もあったのでしょう)。ただしその代償として、これにより以前の設定との差異がはっきり見える形で発生しました・・・「クリンゴン人の顔に特殊メイクが無い」のです。ですが、スタッフはこの矛盾に対して見て見ぬふりはしませんでした。
オブライエン 「あれがクリンゴン・・・遺伝子操作? どういうことですか?」
ウォーフ 「その・・・・・・外部の人間には明かさない事になっている」
うーん・・・・山田君、座布団一枚!!
まさに大人の対応です、お見事。これではグウの音も出せませんねえ・・・という訳で、ちょいとガンダムにこれを応用してみましたですよ。
「初代ガンダムの関節がグニャリと・・・ゴム製?」「その・・・外部の人間には明かさない事になっている」
「なぜ月面都市に1Gの重力が?」「その・・・外部の人間には明かさない事になっている」
「ホワイトベースの小さな重力ブロックで、誰も目を回さないのは何故?」 「その・・・外部の人間には明かさない事になっている」
「MSは何故あんな派手な色を?コックピットが赤いのは?」 「その・・・外部の人間には明かさない事になっている」
「可変するMSなんて、宇宙空間(デプリ問題の存在しないガンダム世界の)で一体何の役に立つんです?」 「その・・・外部の人間には明かさない事になっている」
・・・・・ちゅどーん!!(←作品が根底から崩壊する音)
ちなみに他の作品の話ですが、昔のレイズナーは火星の1/2の重力を描いていたのに対し、ビバップ、絢爛は1G にしか見えないのは、きっとARIAの如く地下に重力増加装置でもある設定なのでしょう・・・(をい。なお洋画のレッドプラネットも同様だったので、これはもはや「物語世界上のお約束(突っ込んではいけないタブー)」の領域に置かれている物なのかもしれません(ただ、個人的にはそういうのが大っ嫌いなのはガンパラを見ての通りです)。
http://www.studioorphee.net/blog/index.php?eid=28 |
アングラに足を突っ込んでいると、こういう文章がすぐに目に止まる様になりますので、これも瞬速で転載。ネットの海は〜オレの海〜(以下略)。
ちなみに当サイト運営人は「細かい事は言わない」海賊。海賊が海賊されて嘆くのは恥、泥棒が泥棒すなと言うのも恥。しかしこんな単純な事を誰もわかっていないのは、無論自らが墓泥棒であるという意識が誰一人としてないからで、さしずめ考古学者とでも思われてるのでしょうね・・・という訳なので、発掘品が博物館(入場無料の所)に飾ってあるうちは海賊082は手を出しませんのでどうか御安心くださいませ。
更新は順調に停滞中なので、当サイトに来てはいけません。なお、折角来たのにプンプン!と言われる方は復活したえりすん研究所にでもどうぞ。とっくに見たよと言われる方は、最近つらつら読んだ所でもどうぞ↓
http://yellow.ribbon.to/~joke/akumamanga.html
今月のお買い物、ロボットライフ2号。ガンダム本やオタな本なら放っておいても売れるので大抵無視を決め込みますが、売れて欲しいけども売れそうに無い本となれば流石に紹介せねばなりません。
「ロボット格闘大会」というと、ムサいオタク男子学生やマニア達が・・・と思いきや、何と小学生がマスタースレイブ!これぞまさに人類のユメ、ロマンです。オヂサン思わずアニソン歌っちゃうよ♪ ゆび〜ぃっさ〜きにぃ〜こもるねっきわぁ〜
お、おんにゃのこというのもメルヘンだなあ、ポエムだなあ・・・(重量級ロボでボコボコにしたいなあ・・・ボソッ)。
P63より |
うーん、こ、これぞまさに「機能が形態を決定する」バウハウスのテーゼ! ちなみに私がカーデザインをあまり面白いと思わないのは、それが「デザインのためのデザイン」だからです。機構が完成された物ならば後は外見のスタイリングをいじる他にありませんが、機構を考える方が数倍面白いんですよねえ・・・。
まあ、「ガワ(表皮)」に萌えるか「中身(骨格)」に美を見出すかの趣向の違いと言えばそれまでですが、骨格はリアルその物であり、それにのっとった表皮もまたリアル。それに対し、オプションカウルのボトムズには「リアル(必然性)」は何一つ存在しない訳で、やがてはこうした「ガワ(萌え)」優先になっていくのでしょう。骨格の完成度が高まれば形状はおのずと統一されていき、そして表皮もまた似通った物になっていくのが世の必定・・・つまりはロボットデザインとて、いずれ自動車その他やガンプラと同じ運命を辿るのだろうと思います。
まあいずれにせよ、ボトムズの後にはおそらくザク(太め)が、そしてガンダム(超デブ)のカウルが発売されたりするのでしょうけど、「それって何か違うんだよなー」と、出てない今のうちからこうして愚痴っておきます(あ、プロポーションが云々という次元の話とは違うので念のため)。
10/26追加
大絶賛の高橋氏のFT(オタ人気も高く何とエロ画まである!)に比べて影が薄いモルフ3たんですが、切手にもなってたりして結構メジャー。ちなみに私の俺ヒゲは、これの指収納ギミックをパクって参考にしています。
http://d.hatena.ne.jp/graylittle/20060618/p1
キリスト教とは非モテ教だったとでもいうのか、ララァ・・・。
「オヤヂ、いのちの旅」
歳をとる またひとつ 夢が死ぬ
それでも抜くのかオヤヂ
それでも抜くのさオヤヂ
どこかのアニメの萌えキャラが 可憐に動いているかぎり
悲しみの非モテを乗り越えて 二次のオアシス探すのさ
だまって抜くのかオヤヂ
だまって抜くのさオヤヂ
おたくだから
気が萎える またひとつ 明日が散る
はてなく抜くのかオヤヂ
はてなく抜くのさオヤヂ
何処かでギャルゲの鍵や葉が 兄を求めているかぎり
苦しみの独り身乗り越えて 萌える妹探すのさ
わらって抜くのかオヤヂ
わらって抜くのさオヤヂ
おたくだから
ヤフー動画で銀河戦士バルロイバルディオス1話の無料配信を視聴。内容はオススメできませんが、「陛下」が見れますのでオタク度を無駄に上げたい暇な方はどうぞ。
http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00199/v00517/
2006年にオタクが死したその屍の、跡に残りしはただ同人のルサンチマンの白き灰のみ・・・
ガンダムとは、実写をやれなかった御大の怨念の産物です。ガノタ聖書センチュリー(=同人誌ガンサイト)とは、ガンダムに関われなかったぬえの怨念が産み出し(ぬえは元々ガンダムのメカデザインを担当するはずだった)、そしてガンプラヲタの聖書センチネルはバンダイへの入社を土壇場で蹴られた「あ」の怨念が・・・そう、これぞまさにガンダム・ルサンチマンの系譜です(そういえばFSSもΖΖや逆シャアを降ろされた怨念が・・・)。
なお、怨念の強さだけならば私はガノタ界最凶を自負している訳ですが、新作詞画伯ヴァーカの尋常のなさは、当然元詞によるものですので私自身の物とは言えません。また、そもそも直接に呪いの言葉をこのマウンテンサイクルや壷の中に吐くだけでは何ら建設的ではありませんので、やはり怨念や思想や感情は創作物の中に込めるのがオタク(生前)としてのならわしでしょう。
と、ゆうわけで一年ぶりのガンダー更新、当サイト最大レベルのルサンチマンを込めましたのでお暇な方はどうぞ。
Gunder2006-1 05-3(オマケ)
「Nina and Gundam」 http://www.youtube.com/watch?v=ZvVeqIQICQI&mode=related&search=
猫とガンダム、素人作品の動きじゃありません・・・流石は香港。
「機動戦士3D GUNDAM」 http://www.youtube.com/watch?v=qO7-FmRY1-c
バカ。いいなあバカって・・・。
↓情報元
http://www.toheart.to/~manga/nicky/nicky.cgi?DT=20060603A#20060603A
>ここまでのことをやっても、一人で生きて一人で死ぬしかない現実があるんだなぁと思って、背筋が凍りつきそになりました。
うーん、「一生アニパロ同人」もこれと似たようなものか・・・(つまり私も)。しかしウェブってどっかから賞金とかもらえないんでしょうかね、いや名誉・・・結局の所、承認されなきゃ根本的に意味がない(救われない)のがこの世の中。「何事も言語にすぎない」という私の理論においてはコンテンツよりも掲示板がメタにきます・・・つまる所、コンテンツ(=言語=ネタ)作りは結局孤独な物でしかないわけで、そうすると「オタクステイタスを上げて友達を得るために、俺は絵が上手くならねばならない」という倒錯に陥って最後は気が狂うしかありません。この自滅の運命から逃れるには、退行してお気楽な蟲(動物)になる手があるのですが、蟲は蟲でメル友の多さを無意味に競ったりしてるので、要はどうあがいても(根本が間違ってる以上)一生救われそうにはないという・・・ゆんゆん。
(10/8、変歌-03に移動しました)
オタク殉教者・富沢雅彦氏がアパートの中で一人寂しく亡くなったのは、ちょうど20年前の'86年の秋の事(命日不明)。かつて「おたくの本(宝島社)」において、浅羽氏は「殉教者」として氏を紹介しました。すなわち、とっくの昔から「オタクとは宗教だ」としっかり言われていたという・・・(3ページに「おたくとは“場”にとらえられた云々」とあり当時ピンときませんでしたが、場を宗教と言い代えるとしっくりきます)。
あ、富沢って誰?という方はこちらをどうぞ。
http://www.axcx.com/~sato/bq/04.html
まあ自分としては単に「富野崇拝アニメ誌においてΖを貶しキン肉マンを持ち上げる外道な芸風カコイイ!」という程度の存在でしたが、今考えるとまさに「元祖・非モテ神」というか「オタク界のキリスト」というか・・・。
↓話は多少逸れますがオタク・イズ・デッドネタ。
http://www.toheart.to/~manga/nicky/nicky.cgi?DT=20060531A#20060531A
オタクの幕引きが電車男だというのは、確かにそうではあれど複雑な気分・・・まあとりあえず冬コミは黒ジャンパーに黒ズボンで逆さピラミッド巡礼に行く事にしますか。しかし、有明の埋立地周辺って全体の感じがまさに墓地なので、地面の下にはさぞかし禍々しい物が埋まってる事でしょうねえ、バブル幻想とか色々・・・。
実はわりあい最近に入手した物です(再販ではなく、ヒョコッと数冊出てきたパターン)。
氏の没後に作られたグレンダイザーのマリア本(88年発行、200部)。全160ページのうち100ページが氏の原稿の再録で、上の文字だけを見てしまうと電波ゆんゆんなのですが・・・
巻頭ポスターは出渕氏!電波どころか並大抵の同人がゲストに呼べる名前では無論ありません。
裏表紙は故・西崎まりの氏・・・。
大きな画像
↓知られざる富野作品「しあわせの王子」の原作童話。
「幸福の王子」↓うーん、深い・・・(※御大信徒な方は童話を先に読んでから御覧になる事を推奨)
「藤森かよこの日本アイン・ランド研究会」 まあ、そもそも愛というテーマは「愛の無い人間(=動物)」である私の手に負える代物ではありませんが、とりあえず喪男の理論武装には使えるかも。しかし、だからといって二次ロリや妹萌えといった脳内ファンタジーが「三次元の異性愛より上だ」などという事にはこれっぽっちもなりませんけど・・・(やおいも同様に「現実のホモとは全くの別物」と良く言われる通りです)。
なお、「しあわせの王子」の制作年はウィキには75年とありましたが、74年の様です。ただ、作品に関してはネット上を調べても一般未公開の教育映画のためか具体的な事はわかりませんでしたが、何と31500円でビデオを入手できる様なので、紹介ページを作って最強の御大信徒の称号を得たい方は今がチャンス!・・・ですが当然価格がネックなので、もしこのサイトを御覧の方に小学校の先生がおられましたらどうか何とぞお願いいたします(もっとも教師がこんな毒毒サイトを見ているとはとても思えませんが)。ただ、やはり小学生には多少どうかと思われる話ではありますねえ・・・。
http://www.f7.dion.ne.jp/~moorend/dokusyo_02_1.html
国家とは大事な物です。「国家などいらない」という人や「世界統一国家」を夢見る人は多くいますが、確かにジョンレノン的な絶対理想ではあるものの、現実には世迷いごとにしかすぎません。極論ですがそれを言える資格を真に持つ人は、全財産を世界一貧しい国に匿名で寄付してホームレスとなるか、もしくはそこに移住して飢えながら生きる人だけだと思います。
「幸福の王子」に出てくる金持ち達と、その塀の外でうずくまる家すら無い子供達・・・日本人とはこの金持ちであり、貧乏人との間を隔てる塀こそが、国家です。人にとって、他人が貧しさから救われる事よりも自らの財産を守る事の方がはるかに重要です。日本人が世界で最も豊かで住みやすく四季も穏やかな土地を独占しているからこそ、「少子化が深刻なので外国人を入れましょう」とは誰も言わないのです(なお、外人が増えると日本の文化が云々と言う人はいますが、むしろ多い方が文化的ですよ・・・なぜなら文化の都パリでは、街を歩いている白人はわずか三分の一しかいないそうですから)。
ですからすなわち金持ち国にとっては、家屋敷の周りには塀が必要である如く、国家は絶対に必要なのです。ただ、だからといって私がウヨウヨいるプチナショナリストの一人と化して、日本チームを応援したり韓国の悪口言ったり靖国参拝したりする気などは全くありません。当方に「塀を愛する性癖」はありませんので・・(あ、この場合だと「家を愛する趣味」の方が適切かもしれませんね、何せ「国の家」ですから)。
ええと、私の身分は高みから世界を俯瞰するすプチ学者(ネット論客)ではなく、「天然」とでも呼びますか観察対象の動物である事をまずお断りしておきます。しかしだからといって、公共に与える害を承知で日々駄文の垂れ流しをしている言い訳にはなりませんが、元々ブログでもテキストサイトではなくただのガンダムねたサイトなのでその点はお気楽であり、よって「賢い人達」と枠でくくり自己卑下してプライドを保つ必要の無い利点はある訳ですがそれはさておき、私はオタクとオカルトの両電波分野をまたいでいるため(ただし信心はゼロ)、非モテ教教祖・本田氏が「よだかの星になりたい」という気持ちと、カルト信徒の心が同一である事が幸運にも感覚的にわかる立場にいます。という訳でそろそろ本題に入りますが、お隣の散策中に面白い物を発見しました。
「惑星開発委員会』の善良な市民さんは、極めて強大である」
http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20060924
↓古い2chスレですが参考までに
http://comic.2ch.net/asaloon/kako/1030/10302/1030225880.html
ええとウチ的には以前、電波男本田氏(非モテ神にして筋少ファン)を差しおいて善良な元首相を上位に「神認定」している通りですが、まあ問題を簡単に言うこんな感じでしょうかね。
非モテ教徒 「二次元ようじょたん、ハァハァ (恋愛なんて、女なんて、ママン・・・)」
善良な元首相 「三次元の現実に帰れ、君は! (女はイイぞぉ、童貞オタク君・・・)」
もうこれでは、最強の元首相に勝つ事は(オタクでは)誰にもできません。非モテ教を貧乏教と読み替えるとわかりやすいのですが、この場合同じ貧乏でも、求めても得られぬ貧乏と、得ていてなお捨て去った貧乏との間には天と地以上の差があります。すなわち「金、地位、愛、肉欲」といった根源的欲求を否定できる資格を持つのは、その全てを有する絶対勝者のみです。よって若い頃にモテ恋愛道を極めたイケメンが「もう三次元はヤダ」とオタク化する事のみでしか、対抗する事は不可能だと言えます。
本田氏が「にじげんだっていいじゃないか おたくだもの」とネタではなく本気で言っている限り、「あの葡萄はすっぱい」・・・という痛々しい未練がどうしても透けて見えてしまいます(もっとも「にじげんだからいいんじゃないか」だとパロディにはなりませんけど)。萌えと欲なら、最後に欲が勝つ・・・。私は先月「オタクは宗教だ」と言いましたが、非モテは現世を諦めて来世の幸福を夢見る宗教のシステム(=欺瞞)に良く似ています。負け組の増加とオタク増加を関連付けるデータはありませんが、負け組が集い死にゆく場所たる東京の地において、二次オタ教が蔓延するのは世の必然なのです。
宗教が欲を捨てさせ、来世という虚構で権力欲を死後に持ち越す欺瞞を行うのは、無論世の支配者がそういった物を望むからですが(「勝ち組教」などが流行って自分の座を奪われたらシャレになりませんし)、なぜ同時に「ヤリまくり」をも戒めるのか。その理由は、そもそも「人口」というのは通常の場合、増えると良くないためです。人が多ければ当然、全体の食料が足りなくなります。よってアフリカの病気の子供の命を救うという「絶対善」のはずが、逆に子供が死なない事で現地の人を更に飢えさせてしまう皮肉な結果となってしまうのは御存知の通りです(親が貧困なのにそれでも子供を作ってしまうのは、楽をするため労働力が欲しい事と夜の娯楽が無い事ですから、必要なのは医療ではなくコンドームとポルノ、そして発電所と電化製品と娯楽器具です)。すなわち、宗教がヤリマクリという男の絶対的欲望から目を背けさせる欺瞞を行うのは、人口増加の抑制という国家にとっての重要目的のためなのです。
あともう一つには、ヤリまくった者がバタバタと性病で死んでしまい、結果禁欲者が多く生き残った。つまり我々は禁欲者の子孫なので、よって必然的にモラルが禁欲的になる訳です。ただし、不倫禁止のモラルを守っても子供が出来てしまうのは(昔は)防げませんから、間引きされず病死もせずに運良く育ってしまった「いらない若者」は(農地面積も収穫も有限なら当然人手が余って困ります)農村から江戸へと出稼ぎに追い出され、夢を抱くも決して勝ち組となる事なく男は肉体労働、女は夜鷹に身をやつし、共に性病の蔓延で若くして消えていく・・・つまり「都会とは農村の余剰人口の抹消のための場所」だったのです。
・・・というのは全部、先月の日下氏の全くの受け売りです、ゴメンナサイ。ただ、オタクとこれを結びつける事で「日本及び世界人口を減らすために神がつかわした救済システム、それが萌えだ!」という教義にでもなればと思い、長々と紹介させて頂きました。
ちなみに先日他界した丹波氏の著書によると、善人は死後幽界入りすると「ヤリまくれるハーレム」に入ることができます。しかし、僧や信者は来世で救われるために(高いヒエラルキーに立つために)日々霊格を向上させる禁欲修行をしてきた事を考えると、ハーレムはむしろ地獄にある方が適切な様な・・・。大体そもそもの釈迦にしろ「肉欲などいらぬ」と悟ったのは、ヤリ疲れた40代になってからです。つまり何だかんだ言って所詮、宗教では肉欲には勝てないのです。だからこそイスラムのテロリストは、死後は数十人の処女に囲まれるパラダイスに行くと信じて自爆するのです(しかも、処女を失ってもすぐにまた処女に戻るというエロエロな設定・・・)。
よってすなわち、恋愛がもし虚構だとしても肉欲という絶対的欲望は確実に存在するため、いかに妄想脳内恋愛を極めても所詮右手では三次元の肉体には勝てません・・・という訳で、非モテ教徒の方は勝てぬ戦いはせずに「人口を減らして日本と世界を救うため」との建前で逃げ続ければいいんでない?という提案でした。
なお話は逸れますが、そもそも現在日本には仕事がないのですから、人口を増やしても意味がありません。年金のために増やせなどは無論本末転倒ですし、「日本の資源は人材しかない」とのたまう人は大勢いますが、資源であるのなら外国に輸出するのが道理ですから、そう言う本人がまず率先して輸出されればいいのになあと思います。ちなみに私の友人(三歳)は、生まれてから今に至るも毎年一〜二ヶ月しか父親の顔を見る事ができません(中国の発電所作りで忙しい様です)。
そういえば、先日経済バラエティ番組で劇団ひとり(だったかな?)が「売れなくなった芸人を外国に斡旋するビジネス」を提案した所、「中国は今、技術者を求めている。ならば定年して暇を持て余す団塊世代の技術者を送ればいい、アイディア採用だ!」などとやってました。もっとも、老人が見知らぬ外国で働く社会が正しき物なのかは私にはわかりかねますが、幼児が父親の顔を見れない社会よりはいくぶんマシだとは思いますね、ハイ。
おわび
9/1と9/2の雑記(某アニメ監督への突っ込み)の内容がデタラメであったため削除しました。
当方の不徳により人名を別人と勘違いしていたためで、誠に申し訳ありません
(人名をとり違えた物言いなど、いくら何でも毒電波にも程があります…)。
なお、枠内↑の情報の様な細々した物は後で削除する事が多いのですが、
日付の付いたまとまった文章の削除となっては、もはや恥も外聞もありません。
ちなみに普段は「訂正の横線」で済ますのですが、グーグルはこの横線を認識できないので、
誤情報が広まる危険性を封じる必要がありました自分のアホさが露呈しないための
軟弱な処置であり、これではエセモヒカンを名乗る資格などありません・・・
というわけで、更新しづらい精神状況に陥っていますのて御了承ください。
サンライズ井上氏いんたびゅ第二回 http://moura.jp/clickjapan/robot/index.html 円谷社長いんたびゅ http://www.creators-station.jp/interview1/index.html (バックナンバーに樋口監督いんたびゅアリ) |
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