「宮崎が 死すとも死せぬ オタクかな」
「オタクの息子を結婚させる本」
「我が子をオタクにしない本」
ええと、基本的にベストセラーというのは内容はどうでも良く「タイトルと表紙と著者の肩書き」が全てです(苦笑)。
現在のアキバブーム(ン?)は、単にオタクが増えて経済力を持ったという側面だけではなく、家系存続という深刻な不安を抱えて「オタクとは何か」を真剣に知りたがっている層が多くいる可能性は高いと思います。しかし、オタクの解説書はちまたに溢れていますが、「なぜ自分の息子は結婚しないのか、独り身のままでは将来寂しい事になるのではないか?」と日々心配するオタクの親に対して、オタクの本質の根本をわかりやすく伝える本はまだ無い様です。
多少昔の話ですが、年下の同僚から「こういうフィギュアのガレージキットって、自分の好きな人の顔に改造したりするんですかね?」とのトンデモな質問を受け、オタクが一般人とは全く異なる価値観の世界に生きている事を実感させられました。しかしオタク歴の長い私であっても、「やおい」は知識として詳しくとも(風と木〜は若い頃全巻読んだ)生理的にはいまだに謎の世界なのですから、一般人が「萌え」を理解できないのも至極当然の話です。
よって現状では、せいぜい萌え市場が云々というピントのずれた本を眺めつつ「電車男」を見て誤解するのがオチですので、誰かわかりやすい本(良書は多いのですが老人には難解すぎる)を書いてくれると助かります・・・って実はぶっちゃけて言うと、結婚をいまだに迫る親を諦めさせた上で安心させるのに手を貸して欲しいだけなんですが(自爆)。なお、できればタイトルは
「“オタク”という幸福な生き方〜一生独り身でも大丈夫〜」か「オタクを幸福にする萌えというシステム」という感じでオネガイします(←わがまま)。
「ゼロにはいくらかけてもゼロ」・・・はウチのグーグルランキングですが、被リンク数ではいまだ絶対敗者としか言えぬものの、最近ググると妙に上位表示される様になったので御報告します。
「ガンダム 妄想」・・・121位(625,000件)。まあこんなものか・・・。
「ガンダム 妄想 電波」・・・1位!(107,000件)。ただ、これで検索する人もいないでしょうが・・・。
「ガンダム 電波 妄想」・・・2位!(107,000件)。 ちなみに1位は「しろはた」なので納得です。
「バーザム」・・・10位!(17,100件)
「ミノフスキー粒子」・・・21位(25,000件)
「AMBAC」・・・8位(533件)
「ガンサイト ガンダム」・・・2位(263件)
「ダメガノタ」・・・6位(28件)
「チネル」・・・2位(232件)。ニヤリ。
「正統学会」・・・1位。私の造語なので、ようやく1位に上がったのは嬉しいです。
「モエベーション」・・・1位(1件)。ただし萌えベーションがしっかりとありました。
「冷蔵子たん」・・・はナシでしたが冷蔵庫たんをハケーン。ネットで家電の擬人化を不思議と見かけないのは、とっくに商業誌で展開されていたのが原因でしたか。
どうやら「ページ内にキーワードとなる語を多く入れる」といったテクがようやく功を奏してきた様で、想定の範囲内ではありますが嬉しい事です。ただし上位ならばそれでめでたしという訳ではなく、ネット版マーフィーの法則にある『あなたのページにやって来る人の大半は、プロフィールに書かれたアイドル名が検索に引っかかっているだけ』という状態はネット全体にとって好ましくありません。また、シモネタを書きすぎて「広告書き込みロボット」を引き寄せてしまう事も当然避けねばなりませんが、これらはアクセス解析を導入して見つけ次第「伏せ字化」すればすむ事なので、解析を入れているサイトオーナーやブロガーの方は、私ほど順位チェックに神経質になる必要は無いと思います。
「学校英語よ、さようなら」の一部を紹介 ※2008/11/9リンク修正
単なる英語勉強本かと思いきや、自らの、そして世に溢れる「日本語の歪み」を思い知らされる内容。「不正な処理をしたので終了します」と日夜のたまうPCに殺意を覚える現状の大元たる英語教育界の根本的錯誤を球団する、絶対勝者言語の崇拝への呪詛に満ちた良書で、あまねく全ての小中学生におすすめ・・・って実は百円で買った本でナニすけど。しかし相変わらず日本語がちょっと変であると・・・僕は!(←ちょっとどころじゃないだろヲイ
「ネットの中じゃ、全員が神様みたいなもんさ。 居ながらにして全てを見、全てを知る。何もしない神様だ」
以前に「ふたば」でこの文章を見た時は、「何もしない神様」とは作品を作りもせずに絶対安全圏から批評する(コキおろす)だけの存在、すなわち画像掲示板を徘徊する自分達の事を自己批判しているのだ(でもどこかで聞いた様な気もするな…)と受け取りました。で、先日押井関連の書籍を見ていた所、パト2の台詞「この国じゃ全員が〜」が出典と判明、また更にそれ自体にも出典があると思われるのでググったものの見つかりませんでしたが、そのかわりに「日本神話では何もしない神様がいる事で世の中のバランスがとれている」とか何とかいうのを発見。(※2006/5/26 文章を修正)
ただ中空構造とか言われても難しい話はアホなのでサパーリですが、中心(リーダー)を作らない構造というのはオタク的に考えると納得する部分があります。昔のヒーロー物ではリーダーとサブリーダーがはっきりしていたものの、今ではレッドは慢性バカな上、年長者(マジグリーンやイーグルセイザー)が率先して指揮をとる訳でもなしで、幼児番組からしてリーダー不在・・・。無論、それでマトモに闘うのはナンセンス(デカレンで鬼教官が突っ込んでたなあ)ですが突っ込みはさておき、「リーダーを作らずみんなで仲良くやればうまくいく」というメッセージ(=現代の価値観)の深層にあるのはまさにこれかと。あとそれに対して、キリシタンの如く堅苦しい価値観を持つ6人目の正統エリート戦士が5人の戦士と軋轢を起こし、何もしないマンドラゴラが両者の間を・・・と考えると更にスッキリするかも(←そーか?)
なお、個人的には中身カラッポは神道の専売特許という訳でもなく、無数の派生教義(イカサマ含む)がパラパラ混在する仏教もそうでしょうし、無数の派生ガンダムや萌え同人文化といったカラッポの劣化コピーに同じ物を感じます。ここで問題とするのは、それがカラッポである事ではなくアウラがあるのか否か。しかし禿げた指人形に聞くも答えは出ず、私は今日もまた「何もしない野良犬」として、いもしない神様を探しつつ時間だけがこうして無為に過ぎていくのです。
●1/16追記
日本神話 中ガランドウ説批判
反論ハケーン、バッサリと全否定♪
本というメディアは、立ち読みすれば買う価値を的確に判断できるのがいい所ですが、買う前からわかっている物も時々ありますよねえ・・・という事で、「オタクエリート」はオタク道研究者及び、ロリオタ撲滅法を警戒する山口貴士弁護士のファンを除けば「ブクオフで100円待ち」という所かと。ただまあ、自分が以前バッシングに加担するも建設的な事を何も言わなかったのが気になっていたので、そのお詫びとしては何ですがナイスなアイディアを無償提供します。要はオタクから総スカンされている訳ですので、誌名を「オタクロリータ」に変更して内容をモエモエに一新すればドキュソな一般オタク層にも受けると思いますが、エリートの皆さんどうでしょーかダメでしょーか?
う〜ん・・・・・・誰が見ても「私が作った画像」だとわかる書き方をしていたつもりでも、お隣で全く意図せぬ誤読が生じてしまうとは・・・という事はつまり、お隣どころかここをササッと通り過ぎていく大半の方には更に大きく誤読されている可能性が高いでしょう。また私自身もおそらく、いや間違いなくたくさんの誤読や誤解をしているはずです。ただ、それもまた面白いと言いますか、誤解にも二種類あって、悪い方への誤解と良い方への誤解があります。後者がないと男女の仲は進みにくいでしょうし、私のサイトのカウンターも誤解で回っていると考えるのが現実かもしれません。正直言って、こんな所を覗くくらいなら他に見るべき所は山ほどありますからねえ・・・ええと例えば、ミクシィとかミクシィとかミクシィとか。
でもまあ、被リンク(リンクページからの物)はいまだ三件のため、やはり私本人とグーグルからの一見さん、そしてごく少数の物好きが「単なる誤解(推定1〜2名)」、「生きてるか観察(推定3〜4名)」、「悪口を言わないか監視(推定不能)」といった理由で御来訪されているにすぎないとは言えそうですが。
ところで、冬コミで買ったガノタ本をポケーとつらつら見ていた所、
「某マサヲ君、あの〜一体どのツラ下げてウチの本買いに来てるんですか?」
と随分と素敵な一言。ちなみに前の本では某マサヲ君ではなく「某電波野郎」でしたけど、これじゃ誰なのかが他人にはサッパリなので、ちゃんと書いてくれるとありがたいのですが。しかし、一人の悪口が聞こえてくれば、その背後に10人(いや100人以上かも)が同じ陰口を囁いているのがこの世の法則ですから、某マサヲ君も実に相当の嫌われっぷりと言えますねえ、ご愁傷さまです。なお、こうまで嫌われる外道ガノタにはたった一人だけ心当たりがあるのですが、現在は悪事の場をウェブに移し「ガノタ界最凶」を自称し毒電波を飛ばしているそうなので、もし見つけていたらぜひサイト名の宣伝もオネガイしますです、ウラウラ〜ベッカンコウ!
えーと話を戻しますが、誤解というのは晴れてこそ誤解なので、それが無い以上は誤解も存在しえません・・・当人にとっては。よって「私は君の意見に反対だ。だが君がそれを言う権利を・・・(以下略」というありがちなセリフとて、前半だけで耳を完全に閉ざされてしまえば「敵」だと認識されてハイそこまでであり、もはやコミュニケーションは成立しません。つまりはそれを読めなかった側のミスであり、まさに「人を見て法をとけ」とは良く言ったものです。
斬れ味の悪い刀というのは、当然斬る側も大変であり、斬られる側も痛い目にあいます。しかし、剣の達人が名刀で斬ると、一瞬の早業で切り口はスパッと鮮やか、しかも斬られた側は自分が斬られた事に気付かない・・・。両断されている本人が斬られている事すらわからず、それを伝える事もかなわぬ現実の前に、同じ両断された弱きゾンビ(絶対敗者)として、何とも言えない複雑な気持ちになります。まあ別に、一生気付かずともゾンビとして幸せに生きられるのならそれで構わないのかもしれませんが・・・(あーまた訳わかんない事ゆってるなあ私わ・・・)
このNHKでの一挙放映、ガンダム界にとって実は重要なターニングポイントだと勝手に思っていますが、問題とするのは御大インタビューにおける井上伸一郎氏の発言における「セイラって凄くせい的」の解釈。こちら が「聖的」としているものの、シャア専用ブログでは当初に聖的としていたのを「性的」と修正した事に対してお隣が突っ込み。まあ私としては「文章の前後を読めば誰でもわかるだろ」と別段気にしなかったのですが、モヤモヤとしたままではやはり健康に悪いためビデオを確認、はてさて正解は・・・
・・・とまあ、御覧の通りです。
なお全くの余談なのですが、井上氏とは昔、電話で一言か二言話した事があるのはここだけの秘密・・・って言うというとオイラの身分を誤解する人もいそうなので仕方なく書きますが、身分が高い人が自らを絶対敗者と称して毒電波とルサンチマン溢れる外道サイトなぞを運営するはずがないのが世の道理ですので、そこの所をくれぐれもお間違え無きよう。まあ要は単に、己の画力レベルを勘違いしたバカなオタクが、各スタジオや編集部に御迷惑をおかけして燃えるゴミを増やしたというだけの、それはちまたに良くある話にすぎませんので・・・(若かったなーあの頃は)。
2歳11ヶ月の甥に「ちがうよこれはね、ト・ド・ロ・キ」と垂れてしまったオジサンは全く言葉を返せませんでした。商品名こそ轟鬼であり、各部の色も銀色(斬鬼は金色)なのですが、その緑の体色は明らかに斬鬼のそれなのですから・・・。しかしオムツの取れない幼児に対し、「これはトドロキだぞトドロキだぞトドロキだぞ・・・」と洗脳したり、「確かに画面では黒なんだけど、一応玩具的にはそういう事になっているからさ・・・だから大人の事情なんだよあきらめろよ」とは当然言えません。まさに子供のみに許されし最強のセリフ、「王様はハダカだ!」を言われた気分です・・・
そうだよ、そうなんだよ、やっぱり黒いんだよトドロキは!いくらオモチャの都合がどうであろうが2歳児に言い返せる大人なんてこの世に一人だっていやしないんだ、オジさんは間違ってたよ!
・・・では、長い前置きを終了して本題に入ります。ここで頭を2歳児レベルに落としてガンダム設定を考えてみると、即思いつくのが新型機に量産機の塗装を施したりして敵を油断させる「欺瞞塗装」。しかし、これをやったが最後「ガンダムのカラーリング設定自体の孕む嘘」が如実にバレてしまいます・・・(機体の前後がはっきりわかるのも当然マイナス)。ちなみにTMSが変形する理由(後つけコジツケ)に「機種特定を困難にするため」というのがあるのですが、人間の認識においては「色」の方が形状よりもはるかに重要です。よって、根本的な突っ込み回避のためには「それは言わないお約束」・・・つまり「タブー」とし、大人な態度を決め込んで思考停止する他はありません。よってまあ、その暗黙のお約束に従わないバカ(精神年齢2歳)が世の中に一人くらいはいたっていいだろ、いいよな!なっ!というのが私のスタンスであり、その辺の思考回路をちょいと切り替えれば「棺桶コロニーの活用」、「マッチ一本でコロニー移送」といった何故か触れられる事の無い妄想が瞬時に出てくる訳ですが、そんなの当たり前じゃないの?と言う人がもし一人でもおられれば妄想主義が広まり私は余生を安泰にすごす事ができるはずであろう・・・とまあそういう老後設計になっていますので、ここを御覧のまだ頭の軟らかい若い方につきましては、私の亡き後の事はどうかよろしくお願いいたしますです、ハイ。
さて、お正月になると「後悔と一日が過ぎてゆく恐怖」を感じるダメ人間の心のオアシスドブ川として日々御贔屓頂く事が念願の当サイトといたしましては、自己実現からの撤退と二次元への帰依こそが「蟲」、すなわち東浩紀言う所の動物化したオタクに残されし唯一の解脱であるとの教義をより一層前進させるべく邁進したい所存であり、これすなわち現人神・しろはた運営人による「にじげんでもいいじゃないか」ではなく、「にじげんだからイイじゃないか」に集約されると言えます。蟲には蟲の幸せがあるにもかかわらず、間違って人の幸せなどを求めるから不平不満が生じるのです。
福音はもはや、過去を忘れて小市民的日常に安逸する白き猫にも、過去にとらわれた黒き野良犬にも、「何もしない神様」(パト2の台詞、出典探索中)にも等しく訪れないが故、我々人にあらざる者であるオタクは世界革命への意思を心の奥底に抱えたままで静かに絶滅の時を待つ、それこそが増えすぎた人類を排除せんとする地球の意思であり宇宙真理なのだと何故気付かないのかアムロ!え、何言ってるのかわからない?いいから何も考えるな!犬になれ、犬に!ワン!
同人誌はオタ活動のモエベーション維持に不可欠なるも、いいかげんトシでアレでナニなためこのていたらく。一日目のオカズは毎度イチオシ、委託スペースの「48式」に、「小林治の最近どおよ!-アニメコラム週間連載の記録+機動戦士ガンダム5.1ch特別版の見方」等で、超磁石基地は「てれまん王」のオマケに頂きました。
二日目の注目は何と言っても惑星開発さん(先日リンクを貼った所)、もう言う言う・・・。一応ウチ的には「2ちゃん研(閉鎖)の全否定氏、中曽根氏(←違う)、本田氏(先日遠まわしに紹介)」の順で神認定していたのですが、今年の電波ブレイクで大きく差を付けられた元首相が黙っているはずがない!と踏んでいたら案の定でした。クルルが表紙のWWFは相変わらず超難解なのですが通販しているため一応リンク。
あと灰羽本は今回最高額の1.2Kで貧乏人としては悩む所でしたが、こんなマイナー作品の本は天然記念物だから保護しなさいとウチの熱帯魚達に電波で命令されたので。なお、この他の物に関しましては広げるのが面倒等の諸事情により紹介できませんので悪しからず・・・。
で、帰りは懐に多少余裕があったのでアキバで古同人誌と食玩を漁ったついでに、ここ5年間買うべきか迷っていた「機動戦士ガンダム用語辞典」をようやく入手。あぁっ、これでとうとう私も「呪われし墓堀り人」である事を否定できなくなりました・・・。普通のガンダムファンには全く何の面白みも無い非売品の本なのですが何でも正統学会によるところでは、非売品のせいなのかヘンな記述が多いので墓堀りには必携アイテムらしいんざますよ奥様! しかし、こういったワケのワカラン物が「お宝」となる、そんな不毛な遊び方しか持ち得なかったというお寒い現実への自己内省さえも、我々ガノタは・・・(以下略)。
ところで、お買い物中にスペースでの会話をたまたま小耳に挟んだ所によると、「オーストラリア人がガンダムのアレをどう思うか」がどうやら判明した様なんですよ奥様! センチュリーで場所が特定され、MS-ERAで穴が開き、0083で史実化して以来ずーっと引っかかっていた事が遂に・・・。という訳で、ガンパラ年表は次回の修正で「ニューシドニーに600mの・・・」と、己のヘタレさゆえに回避してしまった「0083全否定」を決行します。まあ、穴を開けたお詫びとして日本地図を消してしまう手もありはするのですが、更に墓穴を掘るのも何ですし・・・あ、でも東京になら一つ湖が欲しいですねえ・・・ただ都民から文句を言われそうなので横浜にしときます(←つまり自らの頭上に落とすのはアリという理屈)。しかしまあ、こんな事おおっぴらに言ってると黒歴史保護法違反で逮捕されちゃうんで危ないと言いますか、正統な村では無論「絶対にやってはいけない事」ですし、他の大半の村の掟にも同様に接触する、もはや標準語というかグローバルスタンダード・ガノタルールって奴なのですが、この地下サイトでは「一般とは別のルール」が適用される事になっていますので、その辺をどうかよしなに・・・。