今月は「さらば(略」が全国的に放送されていた様で(実写映画のCM付き)、「何でこんなに艦載機が入るんだよヤマトデカすぎ!彗星内部は狭すぎ!」とか突っ込みまくりながら萌えるメカシーンを堪能した人は多いと思います。しかしまあ、肝心のテーマとお話がアレでナニでアイタタな訳ですが、大きく溜飲が下がるページをハケーン。
ヤマトの真のテーマは森雪のハダカ(←グーグルのキャッシュのためそのうち消えます)
消滅したサイトの様で詳細は謎なのですが、「中出し」がヤマトの本質とは・・・うーんなるほど、真理とは実に単純明快な物であるのだなあと納得。要は「体育会系」っスよねえ・・・当初艦内にいた女性乗組員がいつの間にか消えて雪一人になるという、つまり一人の絶対勝者オスが生じる構造は、運動部のマネージャー取り合いどころか精子の如き過酷な生存競争を勝ち抜き「マッチョな男になって雪に中出しせよ」との作り手のメッセージに他ならない訳ですが、当時のオイラは片思いの島や脇役にしか感情移入できなかったなあ・・・もうガキの頃から「負け組」派。あ、ちなみにヤマトの本放送時はハイジではなく猿を見てましたです・・・ウッキー!
「第二次惑星開発委員会」エヴァ座談会
『たぶん富野は気付いていないと思うけど、このエゴイスティックな母性の肥大が生み出す世界の行きつく先って、たぶんオタク系作品の無限ループラブコメの世界観で、要するに「るーみっくわーるど」だと思います。』
きました、富野=高橋留美子!そういえば「エヴァンゲリオンスタイル」でガイナに嫌われた森川嘉一郎氏も「単一のヒロインを作らずに、ヒロイン女性キャラ複数配置という現在の萌えオタ作品基本フォーマットの元祖がガンダム」とか言ってましたが、無論萌えオタハニメは最も御大が(忌下略)。
しかし、おそるべきおかんの呪いで去勢されながらも赤軍率いて虚勢を張るロリコン=マザコンの行く末が寸止め童貞メビウスの環であるとはまるで道化だよララァ・・・おさる音頭でモッキー!(←動物化するワーストガノタ
賢者は自然から学び、愚者は絵画から学ぶ(※グーグルのキャッシュなのでそのうち消えます)
美大志望生の集う絵かき板で、珠玉の言葉をハケーン。また、この「審査員」さん(神か釣り師か・・・ナニ者?)によると、
『教師なんかになったりすると、その時点で作家生命は終わりである。社会に適合した部分を多く作ると、脳の創造にかかわる部分が侵食されてしまい、それで終わり。』
・・・そうか、自分の妄想電波は「社会不適合兼ガノタ不適合者(これすなわち絶対愚者)」の成せる業であったというのか・・・僕は!
なお、絵かき板のNo.280に、現在の糞ボルトラクガキ道場に上げると多分瞬時に(略)そうなロボ絵が上がっており、気になってつらつら観察。
『なんだか、パッと見で鉄騎のコンセプト画を思いだした。というか、ロボ絵の描き味なんて大差ないだろうけど。』
『鉄騎のコンセプト画を 思いだして、頂けるなんて光栄です。』
いや、それは光栄とは違うと思いますけど・・・(←余計なお世話
※参考りんく
鉄騎メカ 出雲重機 The Eightbit Fighters
ちなみにアニメロボオタの私の感覚ですが、大久保氏の直線的デザイン、特にフォー・ザ・バレルは、今までに一見ありがちそうで実は無かった独特のスタイルだと思います(口の悪い言い方だと、「まだその手が残ってたのか、上手くスキマを突いたなあ・・・」という所)。糞ボルトラクガキ道場で、ミード祭りに次いで「バレル祭り」が多い、つまり遊びやすい理由は、既存フォーマットとは異なるオリジナリティの証明と言えるでしょう。そしてそれは、「それまで現実の重機を誰も“見て”はいなかった」事にオタクが気付かされたという事でもある訳で、これすなわち、
「賢者は実在メカから学び、愚者はアニメメカから学ぶ」という・・・
ただ、その大久保メカでさえも工学的視点から専門家が見ればコテンパンに・・・
航天機構 ブックレビュー
うーん、メカデザインの道は実に遠く険し。
タイミングが一ヶ月遅いのですが、カースタイリング62号(1988)の裏表紙より。もし二人乗り仕様が出たとしら、こんな感じになりそうです。
ゲロゲロ、フロッグデザインはいつ見てもカコイイでゲロ!(チョコQのツノガエル幼生君談)。
漫画ブリッコ『おたく』の研究
えりすん先生の跡地で紹介されていた伝説のコラムをイマサラながら拝読。うーん、きっとさもすごい物なのだろうと「Mの世代 ぼくらとミヤザキ君」から15年間想像は勝手に肥大化するも、実際はあっけないのは良くあるオチか・・・。しかしこれだけ見ると「一般人」が単にバカにしてるだけで、そこに自らのオタク性への言及を迫る大塚氏がちょっと変。仮に中森氏自身にオタク性がある証拠を掴んでいたにしても、この文面には無いので説得力ナシ。そして「言葉狩り」という洗礼を受けるというモノカキとして最大級の栄誉を受け、そして「おたく」は未来永久に残る「絶対勝者語」となった・・・中森氏カコイイぜ!
ですが一方の大塚氏も、その後にオタクの負の側面と真摯に向き合いミヤザキを弁護する生きざまは結構カコイイ!と思います。なにしろオタクはみんな「俺はミヤザキとは違う!」と叫んだのですから・・・。
しかし、つい先日に大塚氏と同じ過ちをやってますねえ、オイラ・・・。該当ページはあくまでもオタクを批判する「一般人」としての図式なのに、「ガンダムサイトをやってるんだからおたくを憐れむ本人もオタクじゃねーかよ」と頭から決め付けていますが、ページ単独で見た場合ば100%一般人と言えます。つまり単に「売り子を頼まれてしまい仕方なくイヤイヤながら行きたくもねえ臭い魔窟でヤナ思いをしたの図」であり、そこで語られるオタクとガノタのダメさについては私も全く同意見ですし、閲覧者の大半を敵に回す(ロック・映画・シモネタサイトとしてよりもガンダム考察サイトとしての認知、評価がはるかに高い)、つまりお客様に向かって唾を吐きつける過激な芸風は実にロックですねえ・・・カコイイぜ、ア・ミーゴ!
まあ、この辺は私のやっている事も似たような物なのですが、根本的に異なるのは自らがオタクなガノタであり、そこから目を背けないという芸風です。これにより自虐的に痛い自己言及をせざるを得ず、その結果として、何かを言えばば言うほどに自滅へと近づいていきます。私は一般人の前においては常に忌まわしきオタクであり、御大の前では呪われしガノタ以外の何者でもありません。しかし一方、オタクの前ではオタク性を批判する・・・すなわちオタクの敵です。これは一見矛盾している様に見えますが、「じゃあ、お前はオタクと一般人の一体どっちの味方なんだ?」と問われた場合、迷わずにこう答えます。
「私はオタクの敵、そして一般人の敵、オタクである自分自身の敵、全ての敵!」
・・・あぁ、ロクなもんじゃねえ・・・
ところで、何で私が執拗にオタクだロリコンだミヤザキだ云々と言うのかに疑問の向きもありそうですので、とりあえず「ガダム考察(現象)とは何なのか」に対して私が考える上での要点をかいつまんで列挙します。
○エヴァ謎考証ブームの本質とは、「俺はオタクじゃない、ミヤザキとは違うんだ!」である(※比較的良く言われてます)。
○「自分がオタクである事を否定するのがオタクである」(※良く聞くオタク定義の一つ)
○「中二病」
○現在のガンダムブーム最大の貢献者は、庵野秀明。オタクの数を増やして(ガンプラブーム以後MSVに行かなかった層や、Zで見放した層が再オタク化)、エヴァ自体を自ら「終息」させた功績。
○エヴァのオカルトは掲示板上でのコミュニケーションツールとして活発に機能するも、その中身に何も無い事に誰もが気付き、答えの無い神学論争に飽きて終焉。
○「ガンダムは高尚なSFなんだ!」→自爆(トラウマ化)・・・「そうだ、ガンダムは高尚な学問なんだ!」→継続中(笑)
なお、他のアートとは何ぞや?とか著作権といった一見ガンダムと無関係に思える話もここにリンクされているのですが、ゆくゆくは「遊び(研究ごっこ)と学問との違いは?遊びとオナニーとの違いは?」という面にも触れていこうと考えています。
http://www.geocities.co.jp/Playtown/2080/ 原えりすん
http://homepage3.nifty.com/sasakibara/ ササキバラ・ゴウ
http://d.hatena.ne.jp/Windmill777/20051123 ホップステップSillywalk
http://d.hatena.ne.jp/tricksign/20051201/otaku 8光年の彼方
しかし、ホント人間って身分の上下を分けるのがことごとく好きな生き物ですねえ・・・。まあ、この国では自分でエリートとか本道とか言う(あるいは持ち上げる)輩が大抵鼻持ちならないのは今に始まった事ではありませんが、所詮「オタク」の出祥は絶対的差別語であり、ウンコと同じ。ですので、「オタクはエリートだ」と言われても「ガンダムは、アニメ高尚な文化なんだ!」との中坊(の俺)のほざきとさして変わりません(オタキングの様にわかっててわざとアジるのはオッケーですが)。
また「オタクのエリート」という言葉からは、「エリートオタクはステージが高いから一般人に仲間入りできるんだ、他のロリペド連中とは違う!」というパンピーに媚びへつらう本心(オタクは自分がオタクである事を否定するの法則)が透けて見えてしまい、何だか「日本人は名誉白人」みたいに痛いだけだと思うナリ・・・・・・と、何だかコレにかこつけて別の事の批判をしている様にも思えるのは単なる気のせいです、多分。
しかし、「目糞鼻糞を笑う」ってホントいいコトワザですねえ・・・糞に生まれてきてすみません。
えーと、それとは一切何の関係もありませんけど、逸般人はそろそろ有明エロ本祭りのオカズ品定めにかかる頃だと思いますが、「いっぺんコミケに行ってみようかなあ・・・」とお考えの一般人の方にはコミックマーケット56レポートが大変おすすめ。
えーと、いわゆる私はここで言う所の「クソおたく」である訳ですが、コミケ買い物歴は15年と短くクソとしてまだまだ未熟であり、より高きウンコ(笑)に向かって日々精進あるのみです。ちなみに成田亨氏は「作品とは作家が垂れた糞である」という言葉を残してますが、ホント先人はいい事言いますねえ・・・。しかしまあ、私の様なダメオタだろうが天才エリートだろうが、その「場」である有明巨大便所にいる時点で誰もが同じウンコに思えるのですが、同じウンコにもステージの差があると考える人は多い様で(ガノタエリート?)、ホント人間って・・・(以下略
スウィネンの件に追記しました、生まれてきてすみません。
PCネタ更新(どーでもいいコンテンツですけど)。まあ、HDDが死んだ時に比べればメンタルダメージははるかに低かったのですが、日頃の鬱を重くする要因は無いにこした事はありませんから、バックアップはくれぐれも万全を期して二重三重に行うべしというPCの鉄則を心に再度刻みこむための勉強代だと思えばそれもまたよし・・・。
まあ話には良く聞くものの、まさか自分がやるハメになろうとは・・・。ただ、2年前にバックアップした時とサイトの内容はほぼ同じで、新たなページはわずかに二つなのですが、全体的に微妙な修正を所々入れているため修復は必須。よって、バックアップから適当な文字を(新規のページは記憶だけを頼りに)グーグルの検索窓にコピペした所、2年で600ヒット程度の超弱小サイトにも関わらず、トップページと一つのページを除き運良くエンジンが来訪してくれていました・・・グーグルさん愛してるよ! なお、トップページは運良くプリントアウトしていたので、OCRで復元完了。さてと、今度は何処の鯖に置こうかなあ・・・。
先日のデジスタで紹介されていたのですが、インテリアに欲しいなあ・・・ハァハァ。
http://cosmos.hc.uec.ac.jp/protrudeflow/exhibition/001/
なお流体と言えば即、「流体パルスモーター」が思い浮かぶのが悲しきガノタの性なのですが、実は個人的妄想では、ザクの切れた手足からは血がドピュドピュと・・・。こういうゲッターロボ的演出はガンダム以後は廃れてしまったのですが、センチュリーでの「流体パルスモーター」っていう後付け設定がありますので、別にザクが血を流しても問題は無いわけです、多分。よって色は映像表現上、黒もしくは青が適当なので、黒い磁性流体って事にすると、要は液体金属の様な物ですので、グフの剣や曲がるスカートも思いのまま・・・ってダメかな?
しかし、「流体パルス駆動」ってガンダム用語だとばかり思っていたら、ググってみると内視鏡のアクチュエーターで実際にあるんですねえ、うーん気になる・・・。
続・「無断リンク禁止/直リンク禁止」命令に関する想定問答集
2年前よりリンクしていたリンクページ(リンク先の消滅が多くてお気の毒…)に、いつの間にか続編ができていました。ちなみに情報源はお隣部屋の方からです、感謝感謝! なお、注目すべきは松永×松谷氏の痴話喧嘩論争なのですが、関連文章が多くてとても読み切れません、はう〜。
磁石と重石の発見 言霊の国のムラ人:松谷
しかし、「永谷園論争」とは実にナイスなネーミング・・・ただ、妙にブログ全体に「外道オーラ」が漂うため、グーグルランキングの上昇を願ってリンクしました。まあ、一般人に近寄りがたくする芸風はワザとだろうとは思いますが、こんな場違いな負け組サイトからで申し訳ない・・・(って別に謝る事もないけど)。
※12/12追記
このサイトの常連閲覧者(多分4人くらい)ではない大半の方に説明しますと、私の言う「外道」の概念は一般常識とは異なりまして、悪でもあやまちでもスカ(釣り用語)でもなく、いわゆるオーケンが言う所の外道です・・・と行ってわかる人はごく少数しかいないと思いますが、とりあえず日本語に訳すと「一般常識(=世間の大多数)に反対する奇特な少数派」という所。なおちなみに、「本道、正道、正義、絶対正義」という言葉も私は良く使うのですが・・・(以下略
先日の教育テレビ「トップランナー」は海洋堂の原型師・松村しのぶ氏。氏は原型師になる以前は図鑑の挿絵を描いており、現在の仕事はその延長上にあるそうです。挿絵というのは、もそも絵画として認められる類の物ではなく、また当然実物に忠実にせねばならない枷がある・・・これは立体においても同様ですが、それでも「自分の作家性を消さない事」をこころがけてきたとの事。
造形作家は果たして芸術家か職人か? まあ海洋堂社員が芸術家を自称する事はシェンムー命令で厳禁のため、氏の肩書き上は前者ではない訳ですが。また、裁判所によると食玩は著作物ではないんだそーで・・・。
http://okelaw.blog8.fc2.com/blog-entry-49.html
http://carbuncle.blogtribe.org/archive-200411.html
しかし一消費者オタとしては、そんなこたあどーでもいーよ! 例え著作権がなかろうがスゲー物はスゲーんだよ!・・・ってな所です、とーぜんながら。
あ、ただし著作権がなくともコピーを勝手に売るとお縄になるので念のため。しかしまあ、もしも工業製品である戦車や飛行機自体に著作権が認められればスケールモデル界は大打撃を免れないため、この辺は「元からないんじゃ、しょーがないな」という部分も多少ある訳ですが・・・。また、著作権云々と美術界での価値はまた別問題かと。ちなみに「模写」に著作権はありませんが(単なるコピー扱い)、美術界では大昔から一般的な物です。
なお、一応私のアート定義は、オカノ通信さんにならって「アートだともてはやされ“意味づけ”をされた物がアートである(つまり余計な解釈とワンセット)」という所です。ちなみに自分がもてはやす基準は「既存の価値観の破壊」、もしくは「エンターテインメント性のあるバカ」がある物で、それがない場合は単に「ガロな物(外道)」としています・・・が、所詮アートの定義など100人いれば100通りの定義がある訳で。ただ、「法的な区分けが存在する」という事を頭の片隅に置いておかれると、人生の役に立つ・・・事はなさそうですが、何かの話のタネくらいにはなるかもしれません。
富野×HJ対談
富野氏が唯一アートに対して語った文章を発掘盗掘しましたので、御大信徒の方につきましてはどうぞ直リンなり部分引用なり全文コピペなりで御自由にお役立て下さい。しかし、オタクとアートの接点が何も無かった時代の発言だからこそ、御大の読みの深さにはまさに脱帽・・・(そういえば東京のガンダム展には氏の立体作品が展示されているそうで、どうなんでしょ?)。
まあ、上のネタを時期的にアップするなら今が最適・・・という事は今を逃すとカッコ悪い訳ですので、「あ〜めんどい、この文量だと3週間はかかるなあ」と踏んでいたものの、見込み日数を大きく短縮してアップできたのは中古の新兵器(←新じゃないじゃん)であるCCDスキャナの激速とオマケのOCR(読んde!!ココ)の圧倒的使いやすさのお陰です。
しかし正直、USB1.0なので別段期待はしていなかったものの、スキャナの方式の違いであまりに速度が異なる事に唖然となりました。CCDスキャナは分厚くて巨大なため一般人ユーザーには敬遠されがちですが、我々オタクにとっては「スキャナは速さが命」ですから、場所を喰うからといって薄いCIS式を選んでしまうと後で必ず後悔します。
※12/2追記
これまでは別のOCR(ライバルメーカーのスキャナのオマケ)を使っていましたが、2年半の時期の差があるため一概には比較できません。ただ個人的には、2年半経とうが大して変わらない様な気が・・・。