Moon Gravity City-3

「月面重力住居」

Original idea is Dr.Charles Morgan 月で暮らす-1

このページの内容は俺ガン(Ore-Gundam)を楽しむための妄想であり、
実在する「機動戦士ガンダム」の公式史実とは歴史の終焉まで無関係です。

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2014/7/20
■火星1G重力都市

Mars 1-Gravity City/火星1G重力都市
 面倒臭がっていた火星都市をようやっと図起こし、これで王女様の足腰も安心です。ついでに月面都市も5年前(思いつきは23年くらい前)から大幅アップデート、作図のショボさは相変わらずですが実現度は大分増加したかと思います。とはいえいまだに孤高のページなのは当初の予想通りなのですが、コロニー全体では幸いにも一箇所Star-Glider被リンクがなされたため、これでなんとか迷わず旅出てそうです。
○中央塔のワイヤーの付き方がこれでいいのかわかりかねるのですが、私が描くとこうなります(コロニーのミラーのワイヤーも考え方は同じ)。月都市の照明は壁面発光式が主ですが、中央塔が光る(太陽塔式)都市も多少あります。
○10年くらいに一度、回転を止めてメンテナンスします(停止には数ヶ月かかるので住人はほぼ全員引っ越し)。
○ドームのギザギザは深く考えてはいけません(本当はドーム透明度可変式なのでこんな機構は無用です)。モニターの向こうでニヤリとされた方、一緒に成b(以下略)。



2014/7/12
■海外のアイディア(Gravity Wheel)

Centrifugal Force + Mars Gravity = 1g Gravity BuildTheEnterprise 火星重力車輪(2012/10/29)
Mars & Moon Bases | BuildTheEnterprise
 スタートレックのファンサイトの様です。

lPro-dign Moon-Base 月面ルーレット(不明、2013/11/21付のYouTube動画へのリンクあり)
 こちらは工業デザイナーっぽい感じです。


■重港(1G重力宇宙港/1-Gravity centrifugal force moonport)


 雲母書房『宇宙で暮らす道具学』(2009/8/15)より、何度か紹介している十亀昭人氏。

十亀昭人 ★ 第1回 宇宙建築賞 作品募集
 むー、模型写真も3DCGもムリだわー(やれやれ)…はさておき、観光施設という時点で興味が出ません。またそもそも、コンテストという物の存在目的は「実際にどうなるか」を予言する事などではなく、第一に「一般人のロマンをかきたてる(そして予算を得る)」事なので、うっかりリアルにしてしまい「窓が一切無いなんてヤだなあ…」と思わせたらアウトです(つまり嘘も方便)。そして第二には「未来ある若き才能に道を開く」事です。よって、普通にカッコイイガラス張り前衛建築高層ホテル(by建築学部の学生作)みたいなのが受賞すると世の中のためになると思います(という訳で、棺桶に片足を突っ込んだ囚人に出る幕はありません…あと88年間くらいは)。

宇宙にひらく、三次元展開構造物 十亀昭人 Issue No.46 『10+1』 DATABASE テンプラスワン・データベース


■082式火星重力都市

 ドーム外側は月都市の様な強固で厚い壁ではなく、ビニールで覆われる。ドームの透明度は調節可能で、太陽が目まぐるしく回転するデメリットを減じる場合は半透明とし、不足した光量は光ファイバー照明で補う。お椀の角度は月面都市よりも倍なだらか。中央塔は内側の軸が地面と固定され、回転する外側の円柱には二対×数百本のワイヤーが通る(引っ張る力はかからない)点は月都市と同様である。


■違法球技「ムーンルーレット」

 フォン・ブラウン・ヴィレッジで流行した違法行為で、回転の遠心力を利用して都市の上から別の都市めがけてボールを投げ、投下地点を競う物。都市の回転部の上に立つ事自体が違法であるが、監視は困難なためビデオ配信者のIPを辿って逮捕されるケースが多い。
 なお、ボールではなくスプリングシューズを履いて自ら「人力クレーター間飛行」を試みる猛者も時折いるが、確実に落下&逮捕される事は言うまでもない。



2013/11/22
■Crater City

 「クレーター都市」というガンダムのアイディアの源泉はどこか? 円形のデザインは『2001年宇宙の旅』のクラヴィウス基地が影響を与えた物と思われますが、クレーター全体のルーツは手も足も出ず(英語読めないし)。

Artwork of a city in a crater on the Moon - Stock Image S600 0020 - Science Photo Library クレーター都市。
A Domed Crater Is Home To A Lunar City Digital Art by Frieso Hoevelkamp - ドーム付き。
http://www.spacehabs.com/417576/crater-dome/ 火星。
Shackleton Dome Is a Domed Lunar City Possible 単なる円形ドームに見えますが一応。
CommUnity of Minds ≫ A Community Dwelling Machine バックミンスター・フラー(地上都市)。
PROPAGANDA Eco-city Inside a One Kilometer Crater in Siberia (Photos) こちらも地上。



2013/11/10
■今はもう、それぞれのフォン・ブラウン

「月面都市「 フォン・ブラウン・シティ 」」 「プラ束こう作」のイラスト [pixiv]
 うーむ、図の角度だとやはり1Gを出せないので、下図の様な板にするか単なるチューブ(あっ、図を書き忘れた)にするか…。しかし他の人の案を見るというのは自己プランの検証に実に役立つので長生き冥利に尽きますがそれはさておき、最大の違和感は支柱の存在です。これはイリジウムも種のコロニー内部も同様なのですが、私が描くと柱ではなく細いワイヤーになります(非常に細く、自転車のスポークの様に複雑)…が、問題は絵が地味な事。
 で、ちょいと妄想。街に入る際に映像的に絵になるのは、都市の塔の上の発着場に小型連絡船を降ろし、エレベーターチューブの中を横倒しの中央塔を見つつ地表に降下…という所でしょう。されども着陸に失敗したらエライ事になりますし、チューブであるメリットは全く無い上、壊れたら大変な事に…という訳でやはりボツ(短い妄想だったナア)。
 ついでにもう一つ。下の図の道路を「両側面から並行に二車線」とすると、街に入出する際の加減速エネルギーを節約できます(都市の遠心力を利用)。しかしその場合、「関所」を重力ブロック側に設ける事になり、テロ対策の面で問題が生じるため、私としては導入したくありません(と、コロニーの「遠心力交通機関」と同じくダメ出しする夢の無いオイラなのでした)。



2012/6/16
■【35年など】フォン・ブラウン・ヴィレッジ【一瞬の夢さ】

Von Braun Village
○シティになる前段階(数十年前)の図。中央のロケットは非回転。クレーターの中の水色の箇所は太陽電池なので、実際の色は黒です。なおこの後、都市に巨大天蓋を付けるプラン(リアルスカイ・プロジェクト)は頓挫し、周辺の地下に大型回転重力都市が順次建設されていく予定です。

○最近の研究では穴や洞窟がある可能性が高いそうですが、このタイプの回転重力都市の場合は普通に掘る方が効率が良いでしょう。なお、以前に核爆発で云々と書いたのは廃案という事でどうか1つ(昔はそれが普通でした)。

○極地のみですが、透明窓ガラスのシティも面白いかも。『ムーンウォール』というのが現実に考えられており、ブロックを積み上げて大きな壁を作り太陽放射線を遮断します(英語サイトを探したものの見当たらず)。

◯ガンダムのコロニーにルーツがある様に、ガンダムの月面都市のルーツもどこかにある物と推測されます。
Shigemi Numazawa & JPLinc.
 図は1986年に描かれたとの事ですが、Ζガンダムの月面都市と良く似ている様な…どうなんでしょ?



2012/2/17
■逆身長差別

雑記12-2-5 月世界少年トールマン
 無重力地帯での子供の養育は厳禁。セレブの家はドーナッツの外側、内側は重力が微妙に低いため家賃が安く、重力無しのスラムの住人は皆ノッポ・・・つまりチビがモテる逆転世界。されど背が高い男に惚れるのは女性の遺伝子に刻み込まれた本能のため、「ムーンオペラ」における男優は常にイケメンのトールマンである(結末は常に悲劇で終わるが)。



2012/2/3
■初期の人工重力住居


CiNii 論文 - 月面人工重力発生施設の概念研究のアイディアを参考に独自にアレンジした物です。
 ムーンヴィレッジのトレインハウスは、アナクロな車輪式。無論車輪などいらず最初からロケットで浮上させるのが効率的なれど、あえてロマンを重視(小型月面車がスピードを上げて側面ハッチへと乗り込む所もロマン)。
 図の上はまだ防護シェルが未建設の初期段階(ワイヤーを中央円盤に巻きつけて長さを若干短くしている)。この状態での住居の増設は簡単で、一回り外側を同速度で走らせたままワイヤーを繋ぎ、ワイヤー間の距離をゆっくり縮めてから前後をケーブルで連結。シェルは円の外側に半分埋没する形で作られ、建設途中ではめこんでから屋根を完成(その際に回転軸の位置も下げる)。

○離脱シークエンス
 「住人全員退避」→「全ハウスのロケットエンジン(年に数回使用して回転速度を維持)を吹かして車間距離を詰める(時間がかかる)」→「同時に、離脱させるカプセルとワイヤーの接続部を一本ずつ外して瞬間接続装置に交換(これも時間がかかる)」→「同時に、ロケットエンジンを上方噴射(これも時間を要する)」→「タイヤの接地と同時にロケットエンジンを吹かして速度を維持」→「路面のレールポイントを切り替えてからサブワイヤーを切り離す」→「離脱したハウスのエンジンを逆噴射し、地表のコンクリ路面を数十キロ滑走してようやく停止」→「各ハウスの車間距離を元に戻し、住人を戻す」

○合体シークエンス(※危険を伴う)
 「住人全員退避」→「車間距離を限界まで詰める」→「新ハウスをロケットエンジンを噴射して走らせ、環状路線に引き込む」「ワイヤーを接続(末端は瞬間接続装置)」→「ワイヤー末端を交換(仮接続から本接続に切り替える)」→「全ハウスの車間距離を戻してから住人戻し、新ハウスへは一ヶ月以上の安全試験期間を経てから入居開始」


 建設された時代は旧暦2300年代。場所は月の裏で、ヴィレッジ全体がスカイフックのケーブル上に付けられたミラーからの光に常時照らされる(住人は大半がヘリウム3の採掘作業員)。月の表側の住居はデザインが異なり、大半が窓が無いタイプである。
 2400年代に入ると、アステロイドが牽引されて大気と水を贅沢に使える様になり、一足飛びで大型都市の建設が開始され、以後このタイプは作られていない。古くなったハウスは主に企業や大学、各種民間団体に売却され(完全隔離型で廃棄も簡単につき利用価値は多い)、更には児童の養育施設にも使用された。
 余談であるが、子供を低重力で育てる事は児童虐待にあたるため、多くの非重力区画(スラム)の居住者の子供がここに入れられたという(ただし「手放し防止措置」として妊娠後より母親のみ無条件で重力地区に数年間居住でき、男親も格安で居住できる制度がとられてからは、手放す数は大幅に低下した)。無論、ハウスの居住環境は最新の大型都市に比べて劣り、閉鎖された環境は養育施設としては不充分な物と言えた。そして24XX年のある日、小さなテロリスト達の手による「ちびっこハウス暴走事件」が発生する・・・(以下ロマン略)

(検索用ワード
 Habitat 月面有重力基地 人工重力都市 月基地 火星基地 コロニー ムーンシティ マーズシティ 1G 低重力 人工重力発生装置 回転 遠心力 Moon and Mars 1-Gravity centrifugal force Colony



  
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