Moon Gravity City-1

Von Brown City in Gundam?

Original idea is Dr.Charles Morgan 月で暮らす-1 チャールズ・モーガン(Charles Morgan)

このページの内容は俺ガンを楽しむための妄想であり、
「機動戦士ガンダム」の公式設定とは永久に無関係です。

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2009/7/20
Moon Gravity City

月面有重力階層都市復元図



 ガノタの会話で「回転する円錐の内側に居住」という発想は時折目にするのですが、不思議と図を見ないのはどうしてだろうなぜだろう・・・という訳で、妄想自体は古い物なのですがネット上では初の開陳となる「俺月面都市」です。

 以前「重力は無い」とSpace Settlement in Gundam? -1に書きましたが、わざとウソをつきました。月で暮らす-1を既に紹介している以上、ガンパラの月都市が有重力である事は自明・・・なれどちゃんと読み取ってくれた人がいるのかは不明ですが、「ガンパラ的妄想思考」を育成するためあえて「考えてもらうため」の期間をムダと知りつつ設けた次第です。

 図は部分的にオーバーに描いたので、脳内で直してください(太陽光取り入れ装置、中央博物館等)。なお、中心軸から端へと向かう車道は曲線でお願いします(←二万年後の方へ)。あとワイヤーは「飛行マシンが役に立たない」事を見せる目的も兼ねるのはあえて言うまでもありません。

 階層型デザインの特長は、市民の「階級差」を見せる事にあります。シリンダー型のスペースコロニーと同等の居住性を享受できるのは、わずかに最上層の山の手側に住む住人のみ。お皿の内側は重力が低くなり、階層が下であるほど回転による不快感が発生します。すなわち街の光景自体が階層により異なり、景気が悪くなると日光の照度が下ほど暗くなります。よってテレビドラマでは「最上層の山の手に住むお嬢様と最下層の出稼ぎ採掘労働者の禁断の恋」とかいった階級ネタが流行(うーんわかりやすいなあ)。また回転区画と地面の間には安全のための隙間があり、そこにホームレスが住み着いて社会問題化しています。
 なんだかせっかくの未来世界なのに夢もヘチマもないのですが、だからこそ現代を描くための「舞台」としては相応です。「設定のための設定」でも「考察(=コミュニケーション)」でもない「ドラマを内包した設定」、それがガンパラの目指す「妄想」です。


関連リンク
東芝エレベータ株式会社 -月面都市のエレベーターをデザインする
ksukefukushima.blog: Anaheim Journal - Von Braun

教えて! Watch 重力について
 いわゆる普通のガノタ的認識。ガンダム設定に妄想の入り込める隙間は、無論一片たりとも存在しません。


2009/7/20


 
colonies moon city-2

G_Robotism