G_policy

ガンパラのポリシー

「悪しきガノタ」としての呪縛が生んだ「唯一の反公式サイト」の解説。
二万年後の外人の同人の方に向けて書いています。

妄想への扉


2019/11/6
■遂に見つけたリンク

新約ガンダム
 同スタンスついにキター! ただ私の妄想とは違う点も…いや、だいぶ違いますが、まあ、そんな物でしょう。


(更新のおしらせ) 下の表の右端に追加しました(←どうでもいい、人類全員にとって全くどうでもいい)


2017/6/22(2019/11/6)
■【フィクョンと現実】救い様の無い非現実ガノタ082【混ぜるな危険】
ガンダムの設定における「リアルな嘘」の話 - 現象界が二次むブログ
現実の科学を持ち出して、アニメや小説の核爆発描写を否定する方がいるんだよね・・・

 現実の科学を持ち出して、マジンガーZの光子力エネルギー等を否定する方がいるんだよね・・・(しかも大ベストセラーだという)
 現実の科学を持ち出して、ポニョは水道水の入ったバケツの中で死んでしまうという方がいるんだよね・・・


 あ、反応炉の核爆発は私もガンパラで否定してますねぇ…と言うと、「082はまた訳のわからない事を言って奇特さをアピールか」と思われそうなので、以下に弁明します。
 実は当時は「ねらーはバカじゃねーの? っいてうかバカだよね」という感想しか持ちませんでしたし、おおかたの人がそうだと思います。「現実とフィクションを混同しない」という、上のブログで主張されているスタンスは「文化的に100%正しい」からです。しかし考え直してみると、「2ちゃんは日本人の鏡」な訳ですから、「否定する人が多い」事自体をも否定はできず、そこに何らかの理由があるはずです。彼らがなぜ否定するのかは知りませんが、いくら何でもねらーとてそこまでバカではありません。多分、"わかっててあえて"否定しているのではないでしょうか。つまり「ツッコミのためのツッコミ」であり、『空想科学読本』が多く読まれている理由と同じではないかと思います。
 柳田氏は現実とフィクションを混同させ、ナンセンスと”わかっていてあえて”、「光子力エネルギーは太陽電池だ!」と寒いギャグの方向に持っていきます。「わかっててあえて」というのは、当時幼児の私でも「原子力より凄い物で、太陽電池などではない」と認識できていた事が、柳田博士にわからないはずがありません。いや原子力を知ってる幼児って普通いないか。大人向けの「エンジンの構造」とかも読んでたなあ…一体どこでどう人生を間違ってしまったのやら。そういえば小学校の授業はレベルが低すぎてつまらなかったし、勉強しなくてもいい点が取れたので全くしなかったなあ(←それだよ原因は)。
 氏のツッコミは文化研究的には無論100%誤りですが、エンタメの芸風としては充分にアリです。つまり、柳田氏を支持するヌルオタ層、もとい大多数の一般層にとっては、「ツッコミ」はそれ自体が正しい(遊び、暇つぶしの)スタンスなのです。そう言えば「一億総ツッコミ社会」という言葉もありますねぇ…(クレーマーが増える訳だ)。

 なお、それとは別に、件のガンダム設定に本気で怒ってる核融合研究者がいるという話があります(調査中)。無論この方も同様に文化的に100%間違いなため、「きっと科学音痴の住民の反対運動にさぞかし苦労されているのだろうな…彼は、純粋すぎるんだ」と生温かい目で見守る他にありません。っていうか、あれはそもそも「人は核という危険な技術をもこんなにも弄んでオモチャにしてしまう、その悪しき有り様を描いた」という御大の文学的哲学的な問いかけが本質なので、科学えすえふ考証はの二の次三の次…というのが一般的ガノタの見方かと思います。
 しかし、しかしです。私は悔しいのです。私には、この研究者の前で「ガンダムは現実ではなくフィクションにすぎないよ」とシニカルに言い放つ事はできません。こんな事を言うのは私だけかもしれませんが、これはオタクとしての「絶対的敗北」なのです。その冷酷なジャッジは、今ではなく未来において下されます(確定事項)。

 20X7年の新聞より抜粋
 「ガンダムがきっかけで科学者の道に進まれたという方は非常に多いのですが、世界発の商業核融合炉を成功された博士にとっても、きっかけはやはりガンダムですか?」
 「全く違います。ガンダムで描かれた核融合炉はすぐに爆発してしまう危険な物で、原理的に完全に間違った描写をしていました。でもそれは違うんだ、融合炉は絶対に核爆発などしない安全な物なんだ、科学はフィクションなんかを越えられるんだ…って思ってずっとやってきたんです」
 「なるほど。ガンダムは名前だけは有名ですが、所詮アニメには未来の予測などできなかったという事ですね」


 「巨大ロボなんて所詮は完全な絵空事、ニュータイプという超能力も当然ありえないよ、でもウソとわかってて遊んでるんだ。ガンダムはやはりSFではなく児童向け玩具販促ロボットプロレスマンガなんだ」…それは「中二病」を卒業した、フィクションと現実を完全に切り離せる大人(=プロ)だけに許される、特権的セリフなのです。

研究者  妄想の有無 矛盾への対処 既存設定(説) スタンス  立ち位置 本質 人気 権威 受験エリート的知性 評価
G本編集者(センチュリー他) - 都合の良いコジツケ新設定を後付けする。 肯定した上で上書き  仕事。巨大ロボなぞ絶対にありえないフィクションと知りつつ、上手いウソを付く センチュリー(同人)は公式が抜け穴だらけの時代に有効な手法だった。現在は企画時点からこのレベルの物が求められる(後付けはほぼ無理)。 サブテキスト(原作を補完する続編とも言える)
(突っ込みを受けたりもする)

(人により異なる)
ガノタの教科書、聖典
柳田理科雄 ありえない解決法を提示して笑いをとる。 大抵無視 エンタメ読み物 ベストセラーだが、濃厚なオタクと「と学会」に批判される。 ジョーク
(ネタ、エンタメ)
〇(世間)
×(オタ)
人の知性度により異なる
正統G学会 × 膨大な文献と豊富な知識を駆使して整合性をとる。 全肯定 研究。資料の絶対的重視が鉄の掟 絶大なる権威を有する…はずだったが、地下に潜りその姿はもう見えない。 学問ごっこ △(世間)
◎(G会)
△(世間)
◎(G会)
G研究界の聖典
井沢元彦 文献に無い部分を文学的想像力を用いて補う。 考慮はするが否定もする エンタメ読み物 ベストセラーだが、歴史学会はガン無視。されどどちらが最後に勝つかは未来の大衆がジャッジするであろう。 文學(学会側)
[↑大きな溝↓]
学問(読者側
× 未来に大勝利、もしくはその逆
ガンバラ 牽強附会を通り越して、史実自体を書き換えてしまう。 全否定 チラシの裏の妄想。ガンダムは絶対に実現せねばならない(狂信者の戯言) 「唯一の反公式(非公式とは似て異なる)&反学会主義者」と自称する救い様が無い異端の泡沫極左外道ガノタだが、二万年後に人々はその名に初めて気付く事になる…かもしれない。 オマージュ俺ガン
(アニパロ)
× × × ド外道(歴史の終焉の日まで)

 2019/11/6 「評価」を追加。「実力(知性)」を「受験エリート的知性」に変更。

 上の要約…ガンバラは一見すると「センチュリーの尻尾」に見えるかもしれないが、実際には「柳田理科雄と同質」の存在である。「科学的に正しい柳田版マジンガーZ」と「妄想俺ガンダー」に本質的違いは無く、妄想と現実を区別しない082は狂っているのか、精神年齢が10歳児以下かのどちらかである(どっちにしろ頭おかしい)。

「フィクションと現実は混ぜなきゃダメ」、フリーライター廣田恵介が「俺の艦長」から「ガンヘッド」まで熱く語る - GIGAZINE
 彼は天邪鬼ですか? いいえパンクロッカーです。


■Q&A

Q. 一体何と戦ってるんでけすか?
A. ガノタである自らです。

Q. そもそも公式って価値あるの? 
A. うーん、現在のサンダーボルトとオリジンはパラレルな様なので権威が揺らいでますからねぇ。
ガンダムについてなのですが、正史とはなんのことですか?調べ方が悪... - Yahoo!知恵袋

グライムズ提督(PN:石川秀一)さんのツイート_ _上井草が宇宙世紀の設定を一本化しないのは、平たく言えば敵を作りたく無いからだ。あの作品の設定のここに矛盾があるとか正しくは…何て言った途端、内外から非難されるのを怖れているからに他ならない。それ故全をバラレル扱いしている。何故の理由は明確だが、もう遅きに失している。 2016/12/28

 死に瀕する者に鞭を打つのも何なので、最近は単なるザブングルサイトと化してます。


■異端のG研究者

ガンダム黒歴史〜真なるニュータイプとは何か 『逆説の黒歴史』のタイトルと表紙が最高。
ヤマトは良くてガンダムはダメである本質的な理由!_ 【トーノZERO】 Gの欺瞞。
Gガンダム考察 ガンダムらしさの本質を考える - 雑記・夢幻泡影 Gの限界。



2014/11/10
■補足


 「他人の妄想とは、他人の精子である」(キタキタ・オナニスキー)

 よってガンパラとは冷凍精子にすぎない。
 物を産みだすのは、一番最初が一番気持ちいい…もとい、一番楽しい物です。つまり、みんなで集まってワイワイと企画会議をしている時こそがクリエーターにとっての最高の至福の時間なのです…以上おわり。

 あと、二万年後の嫁、もとい後継者のために蛇足を少々↓
○商業作品である限り、どんな大監督でもバンライズ他のプロデューサーに捻じ伏せられる事を避けられません。しかしガンパラは同人作品想定なので、同人故のメリットがあります。ただし同人であるがゆえ、スタッフやキャストの人選なるものは存在しない…というより、そんな中二的な物は存在させてはいけません。その昔の初期のBクラブ誌において、読者の企画投稿で良く見られた「妄想スタッフリスト」が戒められたのを御記憶の年寄りは多いかと思います。ええと確か、「君の”機動最強戦士ZXガンダム(仮)のスタッフは○○先生を予定”…というその言葉は、実際にプロになってスタッフや声優を指名する権利を得る時まで腹の底にしまっておきなさい」という、それはもう当たり前のツッコミでした。

○俺ザブングルの掟…「パースエイダーの命名法則を変えてはならないが、名前は変えてもいい。もっといい銃の名前が存在する、あるいは新発売された場合、変更する事がむしろ推奨される。」
 俺ガンダムの掟…「ガンパラの原則である「現実世界の科学、言語、価値観の重視」を変えてはならないが、設定は変えてもいい。妄想設定が原則に外れる、あるいは科学常識や価値観が覆った場合、変更する事がむしろ推奨される。」

○ガンパラ7つの絶対決定史実…1「キャリフォルニアで接収できた潜水艦は一隻のみ(公式ではジオン潜水艦隊の全て)」、2「アムロ逮捕」、3「シドニーへは狙って的中、NY上空でも爆発」、4「ペガサスのCIC破壊」、5「三人組密航」、6「強制移民は無かった(人が自らの足でパチンコに向かうが如く、自らの意志でエサに釣られて宇宙に上がりバカを見た)」、7「アクシズはAxes、ついでにグレートデギンの正式名はグワゾド(Great Win At Zwion Offered to Degwin)」。以上は変更不可ですが、重要なのは設定ではなく考え方なので、それに沿った変更ならば可です。アムロ逮捕でなく射殺(マテ)、接収潜水艦など無し、コロニーは上空で爆発、CICは毒ガスのみ(絵的にこっちの方が悲惨)…。

○科学を絶対視するなら、コロニーは地上にぶつかる前に崩壊します。ですが、公式(センチュリーの後つけ)が正しいと言うつもりも毛頭ありません。問題とするのは、公式通りの落下をする確率」がどれだけかの一点のみです(フィルムの絵は無論保持)。私には計算ができませんが、間違いなく「奇跡でもムリ」との結果が出るかと。よってガンパラでありえる変更は「激突シーンは撮らない(超遠景のフカンで、あたかも激突している様に見えるが実際は空中崩壊)」のみとなります。

○妄想は、疑問を感じた時点でほとんど出来たも同じです。例えば「グレートデギンって変じゃなイカ? 0058年のジオン共和国建国程じゃないけど、こっちも名称としてありえないでゲソ」と気付いた時点で妄想の99%は完成で、残り一%を鼻歌でも歌いながらコジツケればいいだけです。なお、他人の疑問や考えが参考になる事は不思議とありませんが、その理由はおそらく「ガノタの呪い」でしょう。より濃いガノタである事でむしろ、逆にガンダムの事がより見えなくなってしまいます。一般社会で例えるなら、「あー、それ入社した時におかしいって俺も思ったんだよね。でもペーペーの身で言いだすのもアレだったし、次第に気にならなくなっちゃってさ…やっぱり直すべきだったんだなあ」という感じでしょうか。当サイトが、一般人の声をガノタの声よりも重視している(ガノタサイトへの言及が少ない)のはこのためです。という訳で、他の人の面白い妄想をガンパラに組み入れても何ら問題ないのですが(私一人の脳ミソでは当然限界があります)、それをほとんど行っていないのは単に怠慢のためです悪しからず。

 あ、またもやこの辺雑記14-09/26 ■Gのデンパを繰り返してるだけだ、何度目だ082…ま、いいか。



2013/1/8
■「機動兵士ガンダー」は地下作品

○2050年の始動を目安にしていますが、そもそも2020年までこのサイトが続く可能性すらも相当に低い事を前提に、以下に寝言を続けます。
 映像の著作権の保護期間が今後、70年間よりも長くなる可能性は高いでしょうし、商標権と意匠権は永久に存続可能です。ガンダーは「動画投稿サイト用の海外(英語)実写連続シリーズ」プランのため、できるだけネーミング及びデザインを変えねばなりません(まだまだ変更が足りませんが)。特に遊園地での展示や商品化を行う場合は、相当に変えてしまわないとダメでしょう。
雑記11-10-13b ■ガンダムCYU-KA(←見ての通りハナからガンダムを描く気ナシ。一部に「引き算のデザイン」を行なっている)。

○目指すのはハリウッド映画ではなく、ジュブナイルテレビシリーズで、オーストラリアの…ええと詳細は雑記12-12-24b ■【海外】バイファム実写版【ドラマ】を参照。配役には、似ていて演技力のある子供のガノタを日本を除く世界中(日本人はハヤト役すら除外、理由は「英語での演技力」が必用なため)からノーギャラで集めます…ってムリだ!
 まあ大人の役ならばWEBの力で発掘自体はできるかもしれませんが…という訳で、その前段階として「同人CG版」も想定しています。一応最初は「ククルスの島」が一番楽に作れるかと・・・と、はるか未来の中国のようつべ職人の方へ私信でした(そういえば、決めてない主人公の名前はどうしよう…アル、アレグ、アレック、アグレス…いやいっその事ロランもアリか)。


■二万年後への伝言

○各国の放送コードの類の制約は、地下作品につき考慮は無用です(ちなみにファーストガンダムでは「黒人は出すな、シャアの傷もダメ」という理不尽な制約を受けました)。ただし、各国の国民感情への配慮自体は必用ですが。

○ガンパラの記述は決定稿ではありません。時代が変われば、名前も形も設定もストーリーも変える必用があります(私はその時に生きていないのが残念です)。なお、変えている箇所を公式に戻す事は基本的にNGですが、ガンパラから更にアレンジを施す、もしくは別の優れたアイディアに変更するのはOKです。
 ちなみに付け足し不可(ガンパラ世界に存在しない物)としては、筆頭がイボルブのゲミナスです。理由は一目見ての通りで(わからない方はロボットアニメに詳しい方にお聞きください)、まあお遊びネタとしては嫌いではないのですが、ガンパラ年表に組み入れるとなると話は別です。
 また、これはこういった後付けだけでなく、ファースト本編やΖですらもいくつか適用されます。あとデザインだけでなく、「ロボの暴走描写」といった物もその一つ。これはイデオンやゴーグでは独創的かつ効果的でしたが、エヴァ以後はもはや迂闊に触れる事ができません。
 基本的に、私が草葉の陰からダメ出しする可能性が高いのは「ガンダム以外の作品のアイディアの付加」です。よってガンダムシリーズ及び他のガ同人作品の取り入れは問題ありませんが、ある程度以上に取り入れた場合、クレジットに入れる名前に「(連絡不能、生死不明)」と書いて下されば幸いです。


※以下の「2005/1/30〜2012/11/4」の文章は、「ガンパラメニュー」にアップしていた物を2013/1/8に移動した物です。


2012/11/4(日付ミス修正)

○ガンパラは基本「直球」でして、意図的にベタベタにしています。クセ球は直球があるからこそ生きるので、最初に投げる事はしません。ただ、本来クセ球を投げるべき所なのにユルユルの直球を放ってしまっている場合も多々あるかと思います。

○もし私が生まれ変わってこのサイトを見たとしたら、絶対にガンパラと同じ考えに…なはずがなく、アンチガンパラになるでしょう。例えば、「082はシートの照準器にケチをつけガンキャノンのデザインすら変えてしまったが、例えパクリであれどそれは守るべきガンダムの歴史ではないのか?」という調子で。そして、いつしかそれが「ガンパラの存在があったからこその選択肢」だと気づいた時に、こう言うのでしょう…「ガンパラの呪い」だと。



2010/5/26

天まで飛べ!! ガンダム暗黒コラム
ガンダムファン偏りの系譜
 ガンダムの本質を見事にとらえた、実にすばらしいコラムです。「アンチガンダム(アンチガノタ)」というウチと同じ稀少な芸風ですが、どうも見てる人が少なそうなので、改めて大きくリンクさせて頂きます。

該当者なし
 現在はこちらに移転しています。



2009/5/19
http://members.at.infoseek.co.jp/toumyoujisourin/tomisen.htm
>ああ、だから自分はガンオタが嫌いなんだなあ、と改めて思った(笑)



2007/12/17

 間違えました、プロフ欄に書いていたのは「好きな模型企画」ではなく、「好きなMA」でした。なお、これはいわゆるジョークなので、実際にそれが好きだ(デザイン、発想が良い)という意味ではありません。あ、無論オリジナルのナイトファ〜の方は別ですけど。


2007/10/14
「どんなに正当化しようとも、また正当化するあまりに、人は自滅的手段を選ぶ
マコ・コバヤシ
(UC0099、ソロモンエクスプレスにおける発言)


 小林誠氏による「ソロモンエクスプレスのストーリーのテーマ」として語られた言葉を追加(電ホ'99年7月号p32より引用)。 サイト開設時よりプロフィールで「好きな模型企画」と触れているのみでしたが、私のスタンスがいかなる物の影響を受けているのかを知りたい方におすすめします。要は、過去(主に80年代後半の模型界)に「偉大なるガンプラ黒歴史」が存在しており、ガンパラはその消えていった方法論を大きく参考にしています(そして、なぜこれらは滅んでいったのかへの問い、そして私も自滅していくしかない事への自己言及もガンパラのテーマです)。
 なお、ソロモン第二回での「エルメスの脳」へのガノタの罵詈雑言は当時すさまじいものがありましたが唯一、ミノ研(リンクページからどうぞ)の管理人が「エルメスの脳は、つまり頭だけ」と、すなわち設定の表層だけを見るのではなく富野哲学的側面から人類の頭でっかちさぶりへの批判と捉えた発言をしていました(今では養老先生ですっかりおなじみですねえ)。まあメカリファイン史上空前絶後の鬼子である植物イデオンも現在は市民権を得てますし、少数ではあるものの理解者はゼロではない様です(ただし年寄り限定・・・)。


「ガンガンして、ダメダメで」
 伝えたいのは、ガンパラのストーリーのテーマ「 どんなに正当化しようとも、また正当化するあまりに、kita082は自滅の道を走る」という点と、「こういう考えをして欲しい(ガンパラを鵜呑みにしてほしい)のではなく、こういった考え方、あなただけの考え方があるという事を、古くからガノタをしている人には思い出してほしい」という事です。
 ガンダム本やウィキをなぞって、「さすが、すばらしい公式設定」というのも「あの人の言うとおりに考えよう」とコピー&ペーストで「同じだ同じだ」というのも、もう飽きません? それを先人の方法論で理論武装していくより、ちょっと毛色を変えてみたり、解体して他の妄想と組み合わせて、自分で自分にホレボレしてください。そしてガンガンやってしまいましょう(でも、ガンガンやって心はダメダメってよくわかんない?やってみればわかるよ、自分だけの言葉でね!)。




2007/8/10

 文中の「アウターガダムと同様に」の部分は、単なる意味不明タームなので無視して下さい(松浦先生の同人誌表紙で意図的な誤植が行われたという些細なネタで、今ではもう検索してもわからなくなってしまいました)。まあこれを簡単に言うと「パラレル宣言(だから歴史に組み込むな)」という奴です。



2006/2/25

 ガンパラは、説でも解釈でも無論考察でもありません。ガンパラに「説」は存在せず、全てが「設定」です(※ここ、正統学会の考え方とは180度異なる部分なので御注意下さい)。ただ、説や解釈の形に偽装している物も多いのですが、もともとパラレルな「実写版ガンダム」のための「設定をデザイン」する事がガンパラの主目的なので、単に読みやすさを重視してそうしているにすぎません。



2005/1/30改稿
■ガンパラの特殊なポリシー

●ガノタよりも一般人を、日本人よりも外国人を優先しています(よってボランティアの翻訳ミラーサイト大歓迎)。

●ガンオタの共通認識の基盤たる既存の公式設定は無視し、リセットをかけて「妄想構築(※再構築ではないので注意)」を行う事を主眼としています。よって、一般的なガンダムの消費形態である「コミュニケーション」は目的としていませんので、議論や神学論争のお好きな方は他でどうぞ。

●既存言語である英語を尊重し、ガンダム語や和製英語は基本的に使用しません。ただし、日本語化の際にガンダム語に翻訳されるのはアリなので、ページ内では読みやすさを優先して表記変換はあえて行っていません(ただ、向こうの人に言わせると「訳が最も困難なのが和製英語」だそうなので複雑な所です・・・)。

●設定を扱う際は、運営人の独断と偏見で設定に順列を付けます(基本的に御大の意思を最優先しますが、ガノタの多数決を優先する場合もあります)。

●「登場人物はバカではない(ヤマト考察界の掟)」をフィルムよりも優先します。これの適用範囲は広いので、例えば「ドップが変な形なのは失敗作だから」というセンチュリー以降の設定は使用せず「少数で空を制した最強機」とすべく新たな屁理屈を付ける事になります。

●えせえふ考証(コジツケ)は、「公式設定に沿うが複雑な物」よりも「公式設定と異なるがシンプルな物」を優先しています。ガンダーの対象者は「裏設定を熟知したガノタ」ではないためです。

●最重要の掟は、これは不文律というのが古今東西のお約束なのですがあえて書くと「運営人の意思が何より絶対」です。


 ガンダーパラノイア(略・ガンパラ)とは、些細な所がちょっと違うパラレルなガンダム世界を妄想しパラドックスを突付いてパラダイスへ至るための遊び、すなわち自慰であり、コミュニケーション、論争その他の高尚な考証を目的とする物ではありませんのでよしなに。要は、一般的なこの界隈(どの界隈だ?)のガンダムサイトとは遊び方のルールが異なりますので、これを念頭に置いて頂かないと「ルール違反だ、公式設定を守れプンスカプン」という事になりますのでお気をつけ下さい。

 サイト名でもある「ガンダー」はGANDER(愚か者)とのひっかけですが、アウターガダムと同様に「ガンダムではない」という意味を持ち、「機動戦士ガンダム」自体ではなく、運営人の脳内にある「俺ガン」ワールドの事を指します。ちなみに想定しているのは運営人の死後約200年後に作られる実写テレビシリーズ(一時間物)で、俳優は当然外人です(全員が全く無名の新人)。
 この劇中におけるガンダム語は大幅に異なっており、脳内俳優が「アイランズ・オブ・ゼオン」と発音したりしますが、日本語版はちゃんと「ジオンのコロニー」と吹き替えられます(アメリカ人は「コロニー」に不快感を受けるため、劇中では悪役しか使いません)。また「V計画、学習型コンピューター」と言えば、脳内日本語版では「V作戦、教育型コンピューター」とちゃんと修正されます。要は、「ガンダム語=日本語」と考えているので、日本語訳はどうなろうが私にとってはどーでもいい訳です。

 ガンパラのスタンスは、「立たない卵は立てれば良い(設定は完全であるべきだ)」という物です。しかし、卵を立てる行為自体をゲームととらえる数多くの人達にとって、最もあってはならないタブーとは「卵が立ってしまう(設定が完全となる)」事に他なりません(もっとも、それに気づいているかどうかは不明ですが)。謎が解決してしまえば、もうそこで謎解きごっこ(研究し語り合う事)はゲームオーバーであり、レア資料を発掘して矛盾を突付いて整合性を見出してウンチクを語って悦に浸る快楽とも永久にサヨウナラです。
 このため、会話(遊び、暇つぶし、プロレス)それ自体を目的とするネットの掲示板という場所においては、その続行を阻む考え方が忌み嫌われるのは当然だと言えます。エヴァの謎と同様に、答えが存在せず混乱に満ちている不完全な物(設定、年表)だからこそ、それを解釈しようとする人を引きつけ、永遠の暇つぶしゲームの題材となり得るのでしょう。
 よって、「卵を割るのは御法度」といったレギュレーションが細かく作られ不文律と化しているのが現状なのですが、老いたる私には高尚な遊びに付き合える余力もないため、こうしてつつましく電波を発信しているという次第ですが、どーでしょーかダメでしょーか・・・



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