親指シフトを使おう−1


滅びゆくもののために


■信仰するのも一苦労

 もうおそらく百人…いや千に一人もいないであろう親指シフターの方以外は、以下を読む必要は一切ありません。さて、親指教信徒なら無論の事ですが、信仰の最大の問題はキーボードです。
 富士通の親指シフト用キーボードは高い上、置いている店を見た事がないのでなかなか購入に踏み切れません。よってフリーウェア(ひゅんQ)を入れて親指化するのがひとまず妥当で安上がりな方法で、使えそうな物も多少探せば何とか手に入るのですが、安価な物だけしかないというのも多少問題かも・・・ちなみに写真のJKB-USB-BK(ノーブランド)は480円でした。




005/8/8追加
 右上写真を御覧の通り、スペースキーと変換キーを入れ替える事により「割れ位置」を若干左に移動しています(当然キーの両端がつかえるので、カッターで削ってます)。ただ、それだけだと親指キーの位置(ホームポジション)が定まりにくいのですが、親指キーの位置を上げる事でこれを解決可能なため、手ごろなサイズのキートップをこの上からすっぽりと被せました。ただし、単に上に接着するという手法は他にやっている人も多いので、差別化をはかるために「Mr.ペタリ」というチューインガムの様な物(ブチル系ゴム)を使用。これにより着脱は自由、高さの変更も自由です。


 上はArvel DPK-705MT(2005/8/8現在は店頭で全く見かけず)ですが、擬似メカニカルタッチのためフニャフニャしたのが嫌いな私には良いのですが、普通の親指シフターには重いと思います(ちゃんとしたメカニカルだともう少し軽いのですが、キー配列がちょうどいい製品が見当たりません)。
 ただ、元々親指シフト用ではないため、理想の分割位置より4〜5mm右にズレており、若干打ちにくいものがあります(Bキーの中間で割れている物が最も望ましいのですが、見た試しがありません)。よって、親指の位置を合わせるために「メガネすべり止め」(ダイソー・100円)を貼り付けた所、指の位置がピタリと決まり、なかなか快適になりました。
 ちなみに、これを貼るのは下のサイト(あうっ、幸福の人でつたか・・・)の真似でして、元々親指シフターは親指キーを高くするためこういった物を貼る事が多い様です。
http://member.nifty.ne.jp/mstart/dream/oya09.html#selcu

2003/12/26(2005/8/8追加)


■元祖・親指化アダプター



 これは'92年に作った物です(作成当時は一応キレイでした)。大きなスペースキーを持つ輸入キーボードで親指シフトを行うため、黒いソルボセイン(防振ゴムの一種)を貼った5センチ角プラ板を貼って大きなキートップとした訳です。ただ、流石にキーが重すぎて快適に打てるとは言い難く、パソ通での長文レスはOASYSで打ってからわざわざ変換するという手間をかけざるをえませんでした。

2003/12/26(2005/8/8改稿)


■ノーパソを強引に親指化


 ゴムを貼ったプラの板(元はカセットケース)のアダプターを、「Mr.ペタリ」で固定し、キーを無理矢理延長した物です。ただ、キーのフニャフニャ度が高いため左キーをやや浮かせなくてはならず、よって快適に打てる物ではありません。まあキーの割れ位置誤差が写真の様に1.5個分も離れていると流石にキツイですが、キー1個分(Nの中央)以下の場合ではそこそこいけない事もないので、暇な信徒の方はお試しください。

2004/10/22(2005/7/3改稿)




zatsubun 
雑文    −2

G_Robotism