Turn-A -2

ターンエーガンダム -2

Mobilesuit Turn-A Gundam (White doll)


2004/8/3

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○プロポーションは、従来のセオリーであるカトキ的下半身肥大(ゴジラ)ではなく、超合金的上半身肥大(キングコング)である点を意図的に強調しました。やりすぎかもしれませんが、「セオリーの破壊」がヒゲアレンジにおけるテーマなのでこうなります。
○黒ラインは、例によってヒコーキモデルの様に凸です。まあこう言ってしまうとなんて事はないのですが、全エッジライン黒塗りという前例のない事を思いつくまでには相当(以下略)。
○半球頭は私の趣味を過剰気味に入れています。アメリカのロボットというと半球頭がイメージされますし、最近は平井久司氏も描いており、半球アレンジは今では別段珍しい物でもないでしょう。
○細い腹部は「人形」(機械人形)的なキャシャな意匠を入れたもので、アイアンジャイアントの様なマッチョな胸の過剰強調が目的です。
○肘関節は、動く範囲をナナメ内側に変更。従来のセオリーでは、MSデザインに限りませんが、ガンダムは前方でザクやドムは横の動きをする位置にセッティングされ、その中間に「絵が」セットされる事はありませんし、人体はそのどちらでもありません(模型的にも、四角形と四角形の断面がずれるのは気持ちが悪いためか写真で見る事は少ない)。


2004/8/1

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 4月に描いた物をスキャン(CG加工無し)。全くの「ただのヒゲ」ながら、「俺ヒゲ」でもあります。ディテールは複数の画稿からツギハギした物ですが、独自の線は加えていません。ただし、足(脚ではない)が大きすぎ、膝も再考の要あり(他のプロポーションはそのままなのでバランスが悪い)。

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 上を切り貼りした物で、要はファイティングモードです。「形を一切変えるな、しかし萌える(売れる)形にしろ」という矛盾する脳内オーダーを満たすための私なりの回答が変形です(ただし肉まんの様な頬はやりすぎ)。


2004/7/22

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  絵は全体のバランスが歪んでいるのですが、形をとらえやすいのであえて掲載します。元のパーツ間の距離を離す事でプロポーションの変化を狙ったもので、ギャバンな眼が従来の様に奥に引っ込んでいない点もチャームポイントです。



  Turn-A 
Turn-A-01  Turn-A Turn-A-03

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