ガンダムのカラー設定の変遷(暫定β版)


人に歴史あり、MSに黒歴史あり。

ガノタ文化研究のため、画像引用をやむを得ず行う予定です。

画像が無いと全くおもしろくないページなのは百も承知しています。

ザクのカラー設定の変遷


2017/10/9
■RX-78-2黒歴史
時期 本体のみ 装備あり
1979 調査中 記録全集1
1988 MS大全集改変 カラー修正。ビームライフルやシールドの影がくっきりしている。
1996 DC改竄(塗りミス) メディアワークス『データコレクション2 機動戦士ガンダム 〜一年戦争編〜』 頭部正面図は完全な線の改竄だが、こちらも以後封印されている。
1998 幻のHJ改正 幻のHJ改正 HJ 『カンダムメカニクス 1』 で完璧な物が作られるが、以後廃棄状態。特徴は影が無い事。
1999 99年改変(現公式)。カラー修正に伴うプロポーションのステルス改竄。 左ふくらはぎに影がある。
200X 目がパチっと大きくなった。 わずかに線が細くなるのはトレス時の劣化の範囲内だが、意図的な物である可能性が極めて大。
2014 目パチなし、正確な色合い。 マガジンハウス『大人の機動戦士ガンダム』の表紙に用いられた(これ以前に使用されている可能性高し)。

三栄書房『完全保存版 機動戦士ガンダム大解剖 アムロとシャア 戦いの軌跡』 P36…200X P129…2014

kita082のツイート_ _ファーストガンダムの設定改竄、もとい進化の歴史(GIF動画)。モビルスーツの色設定が1999年にこっそり改定された際、何と...


■ギャン

1982『RA めぐりあい宇宙』の塗りミス(正確には色指定ミス)。
1996『データコレクション2 機動戦士ガンダム 〜一年戦争編〜』で、上のミスを御丁寧に踏襲。

■量ズゴック

1988『MS大全集』、目がピンク。色も濃すぎる。
2009『MS大全集2009』 色は薄くなったが目がまだピンク。

■ドム

1988『MS大全集』 剣の柄とビーム周りの青をグレーに改竄。スカート内部の赤も完全に黒 く潰れている。1998も同じ。
2003『MS大全集2003』 配色は直ったが、スカート内部の赤は潰れたまま。2009も同じ。


■ ビグ・ザム

1988『MS大全集』 アンテナが短く改竄。ツメが紫ではなくグレーに改竄(放熱板も黒ではなく緑だが、濃すぎるため気づきにくい)。全体の色も濃すぎる。
1996『DC』正常に戻る(若干濃いが特に問題ではない)。
1998『MS大全集98』元の改竄に戻る(DCの改正は反映せず)。
2003『MS大全集2003』アンテナが元に戻るが、ツメと放熱板の改竄はそのまま残される。2006、2009も同じ。


■ MA

1988 アッザム濃すぎ。ブラウ・ブロ影が変。全体的に色が濃すぎる。


■ Ζガンダム

200X テカリが下品。当時の物に影はない。


■ νガンダム

201X 全身図(装備なし)の線が全て改竄され、目つきが大きく変化している。 『完全保存版 機動戦士ガンダム大解剖 アムロとシャア 戦いの軌跡』末尾頁参照。


■ サザビー

201X 色分けが鮮明になっている。旧設定が微妙でわかりにくいのを改正した物であり、色分け自体が変更された訳ではない。


■ 線の改竄について

1988 ビグ・ザムのアンテナが短く改竄。『MS大全集』
1996 ガンダム頭部正面図全改竄。メディアワークス『データコレクション2 機動戦士ガンダム 〜一年戦争編〜』 (以後封印)
1999 ガンダム全身図(装備あり)の痩身化、胴長痩身化。
200X ガンダム全身図(装備なし)の目。
201X νガンダム全身図(装備なし)全改竄。上参照。

200X エマ・シーンの素手を手袋に変更(カラー画のみ)。

※なお、『(1990)アニメック大事典 一年戦争編』等、見れば新規とわかる物は除外。


■ 所感 

○『MS大全集、MS大図鑑、DC』の改変は伸童舎による物と思われるが、総じて良くない。1999年改変がグフしか使われないのも謎。
○HJ 『カンダムメカニクス』 シリーズのみに「サンライズ監修」のお墨付きがある事から、元々公式の改変を予定していたのではないだろうか。封印された理由は不明だが、おそらく「影が付いていない」ためではないかと思う(あくまで推測)。




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