旧ガンプラ箱絵師名鑑

ボックスアート・イラストレーターリスト

このページの内容は、ガンプラの箱絵の歴史です。

ガンプラ出荷数88-1st. 出荷数88-MSV 出荷数88-Ζ~ΖΖ 出荷順位(1995) 黒リスト 箱絵師名鑑 旧ガンプラ100体目のMSは何か


2018/7/15
■お詫びと訂正

○「ドーベンウルフ」と「ジャムル・フィン」をうっかり取り違えていました。申し訳ありません。

○氏名の英表記を追加しました。ただし、『MSVジェネレーション』に倣い「鴻上尚史式ローマ字表記」(サブカル界隈で80年代後半~90年代に流行した特殊な表記法)を行っているため、実際の表記と食い違いがある点を御了承下さい。

 


■おすすめ本

MSVジェネレーション ぼくたちのぼくたちによるぼくたちのための「ガンプラ革命」 - 太田出版

 内容に関しては7/11及び本日の雑記で触れています。

 サブテキストとして「MG2008年4月号」と「ガンプラジェネレーション」は鉄板。他に小田氏の「ガンダム・デイズ」とも比較検討すべき所ですが、力及ばず…(しかし06RのRの意味をイマサラ明かされても、想定すらしてませんでしたよ宮武先生…)。あと、今売ってるグレメカ別冊のジム本にも小田氏が寄稿されています。

 

■森永のボックスアート

まちゃばうあーさんのツイート_ _キャラメルのシリーズなんて、ドップ、キュイ、ファンファン、フライダーツまでボックスアート風の絵が!これは森永が独自に箱絵として用意した?それともバンダイから借りてきた箱絵の中に、模型化検討中で箱絵だけ先行発注、作画されていた物が含まれていたのか?謎だ…。

 「森永キャラメル ミルクコーヒー」の「MSA/MOBILE SHIP&ARMOURS」シリーズのハコ絵、あのサイズなのにやららに手をかけまくってます。

 

 


2013/11/30(2013/12/1)(2014/1/4)(2016/1/10)(2017/3/20)(2018/7/15)
■旧ガンプラ・ボックスアーティスト

 「出荷数リスト」の絵師表示項目の補填目的で作りました。「箱絵」という言葉はあまり使いたくないのですが、タイトルが長いとわかりくいためお許し下さい。なおどうでもいい事なのですが、私が「セル画の箱絵」を「ボックスアート」と呼んだ事は人生でただの一度もありません。(←彎曲的表現)。


●収録画集一覧(表紙がガンダムである物限定
書名 出版
1988 B-CLUB SPECIAL『メタルハート 石橋謙一イラスト集1』 バンダイ 1,236
2008 ガンプラ・パッケージアートコレクション アスキーメディアワークス 3,990 ファーストとMSVを収録。(キャラコレ除く)。
1996 ガンダムイラストレーションワールドⅡ サンライズ 3,500 ファースト、Ζ、ΖΖ、
1996 ガンダムイラストレーションワールドⅢ サンライズ 3,500 MSV、逆シャア、0080、0083、F91関連、V、G、W
2015 開田裕治画集ガンダム編 大日本絵画 4,212  
2016 上田信画集 キャラクターメカニック・サンライズ編 大日本絵画 4,212  

※この他にも、開田氏や高荷氏の画集に部分収録されています。


『長谷川政幸』 (Musayuki HASEGAWA)

 初期ガンプラ(MSV以前)のほとんどを手掛けた絵師。Ζ、Vガンダムも手掛けた。

●加筆(改竄)されてしまったボックスアート一覧

加筆(消滅)イラスト 欧米版 欧米版
収録
元版
収録
1/144 ガンダム ビームライフルを持っていない。 Ⅱパ
1/144 シャア専用ザク マシンガンを持たずに不自然に指差している。
1/144 量産型ザク マシンガンを持っていない。背景の砲身にディテールが追加されている。 Ⅱパ -
1/144 リックドム バズーカではなくヒート剣を持っている。 Ⅱパ -
1/144 ガンキャノン ビームライフルを持っていない。 - Ⅱパ
1/144 ジム ビームスプレーガンを持っていない。 - Ⅱパ
1/60 シャア専用ゲルググ ビームライフルではなくビームナギナタを持っている。 Ⅱパ -
1/100 韓国製ガンダム バズーカではなくビームサーベルを持っている。 -

 き、貴重な文化遺産が…(涙)。

 

『上田信』 (Shin UEDA)
 長谷川氏に次いで初期ガンプラを多く手掛けた。ミリタリー界で著名。 上田信 (イラストレーター) - Wikipedia

●ボツ画一覧

ボツ画 初出 詳細
マゼラアタック 模型情報の新製品紹介欄にごく小さなサイズで掲載 バックが黒い。特に悪くはないが、おそらくは迫力がもっと欲しいとの判断で描き直したのだろう。(2016/1/10言い回し変更)
リアルタイプ・ザク 模型情報1982年 2月号の表紙 右手の人差指でポーズ。絵としては悪くないが、落ち着いた大人感(リアルなイメージ)には欠ける。
情景模型の四種(初期版) ガンプラの初期ロット マンガっぽい。


『石橋謙一』 (Ken-ichi ISHIBASHI) (※Kenichi ISHIBASHI 表記あり)

 MSV、Ζのメイン絵師で、逆シャア等も手掛けた。最初の作品は「1/144 コア・ブースター」、最後は「1/144 ゾロアット」。1/144 MS-06Rはまごうことなきガンプラ箱絵史の頂点であり、初期МSVのボックスアートの素晴らしさは今も中年ガノタの語り草である。1996年逝去。石橋謙一 - Wikipedia

 
『開田裕治』 (Yuji KAIDA)

 「0080(ゲルググJ以外全て)、F91(1/100以外全種)、0083シリーズ全種、旧HGシリーズ全種、Vガン、Gガンダム(大半)」を手掛ける。最初に手掛けたのは「1/100アッガイ」。言うまでもなく特撮イラストの大家。開田裕治 - Wikipedia


『増尾隆幸』 (Takayuki MASUO ※現在)(Ryukow MASUO ※当時)(増尾隆之 ※別名)

 「局地戦闘型ドム、R・ジャジャ、ザク・マリナー、リゲルグ、ジャムル・フィンドーベンウルフ(2018/7/15訂正)、ギラ・ドーガ、ゲルググJ」を手掛ける。MSV全般で大河原氏のサポートを担当しており、現在もCGで活躍、ガンダムイボルブの監督も務めた。 ルーデンス - Wikipedia
  (2014/12/1追加) なお、旧・増尾隆之名義でギャバンやデンジマン等の怪人のデザインや、ヤマトⅢのコミカライズも行っている。
 (2018/7/15追記)  ○スパイクさんのツイート_ _@kobax27 この箱絵、「RYUKOW MASSEAU 」って書いてありますが、増尾隆幸さんですよね?なんかスペルがおかしいような……


『宮島浩一』 (Koichi MIYAJIMA)

 「ハンマ・ハンマ」、「バウ」、「ザクⅢ(2016/1/10補填)」を担当。

 
『佐藤一秀』 (Kazuhide SATO)

 「ドライセン」、「ドーベンウルフ」ジャムルフィン(2018/7/15訂正)を担当。

 (2018/7/15追記)  ○検索してもヒット無し。初期のビークラブでガザ系オリメカのポスターを描かれてます。しかし、ジャムル・フィンは当時買ったのにドーベンウルフと取り違えるオイラって…。
   

『大西将美』 (Masami OHNISHI)
 「1/100ΖΖガンダム」を担当。巨匠。大西将美とは - はてなキーワード

『伊東守』 (Mamoru ITO)
 「1/144 サザビー」を担当(背後のνガンダム含む)。ガイア・ギアのメカデザインで多くのオタクを唸らせた。

髙荷義之』(高荷義之) (Yoshiyuki TAKANI)
 「1/100 νガンダム」を担当。ツクダのシミュレーションゲームも多数手掛けている。言わずと知れた大巨匠。高荷義之 - Wikipedia

『根木儀雄』 (Yoshio NEGI)
 「1/100 ハーディガン」を担当。

 (2018/7/15追記)○ラクメキアそーさい/新井博之助 على تويتر_ _#今日は何の日 1993_4_2「機動戦士Vガンダム」放送開始25周年記念日! テレビ児童誌往年のセル画ではない口絵文化...○サイバー9号表紙。○あと確か「ドラグナー100%」と「エルガイムⅢ」にも描いてた気が。 

『岡本三紀夫』 (Mikio OKAMOTO)
 「1/60 ウイングガンダム0」を担当。岡本三紀夫 - Wikipedia

 


●参考サイト
ガンプラボックスアートの世界
 お世話になりました。



2016/1/10
■ひとりごと

~削除しました~


 Library 
黒リスト Library 旧ガンプラ100体目

 

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