このページの内容は、ガンプラの箱絵の歴史です。
ガンプラ出荷数88-1st. 出荷数88-MSV 出荷数88-Ζ~ΖΖ 出荷順位(1995) 黒リスト 箱絵師名鑑 旧ガンプラ100体目のMSは何か
○「ドーベンウルフ」と「ジャムル・フィン」をうっかり取り違えていました。申し訳ありません。
○氏名の英表記を追加しました。ただし、『MSVジェネレーション』に倣い「鴻上尚史式ローマ字表記」(サブカル界隈で80年代後半~90年代に流行した特殊な表記法)を行っているため、実際の表記と食い違いがある点を御了承下さい。
MSVジェネレーション ぼくたちのぼくたちによるぼくたちのための「ガンプラ革命」 - 太田出版
内容に関しては7/11及び本日の雑記で触れています。
サブテキストとして「MG2008年4月号」と「ガンプラジェネレーション」は鉄板。他に小田氏の「ガンダム・デイズ」とも比較検討すべき所ですが、力及ばず…(しかし06RのRの意味をイマサラ明かされても、想定すらしてませんでしたよ宮武先生…)。あと、今売ってるグレメカ別冊のジム本にも小田氏が寄稿されています。
「森永キャラメル ミルクコーヒー」の「MSA/MOBILE SHIP&ARMOURS」シリーズのハコ絵、あのサイズなのにやららに手をかけまくってます。
「出荷数リスト」の絵師表示項目の補填目的で作りました。「箱絵」という言葉はあまり使いたくないのですが、タイトルが長いとわかりくいためお許し下さい。なおどうでもいい事なのですが、私が「セル画の箱絵」を「ボックスアート」と呼んだ事は人生でただの一度もありません。(←彎曲的表現)。
年 | 書名 | 出版 | 価 | |
---|---|---|---|---|
1988 | B-CLUB SPECIAL『メタルハート 石橋謙一イラスト集1』 | バンダイ | 1,236 | |
2008 | ガンプラ・パッケージアートコレクション | アスキーメディアワークス | 3,990 | ファーストとMSVを収録。(キャラコレ除く)。 |
1996 | ガンダムイラストレーションワールドⅡ | サンライズ | 3,500 | ファースト、Ζ、ΖΖ、 |
1996 | ガンダムイラストレーションワールドⅢ | サンライズ | 3,500 | MSV、逆シャア、0080、0083、F91関連、V、G、W |
2015 | 開田裕治画集ガンダム編 | 大日本絵画 | 4,212 | |
2016 | 上田信画集 キャラクターメカニック・サンライズ編 | 大日本絵画 | 4,212 |
※この他にも、開田氏や高荷氏の画集に部分収録されています。
『長谷川政幸』 (Musayuki HASEGAWA)
初期ガンプラ(MSV以前)のほとんどを手掛けた絵師。Ζ、Vガンダムも手掛けた。
●加筆(改竄)されてしまったボックスアート一覧
加筆(消滅)イラスト | 欧米版 | 欧米版 収録 |
元版 収録 |
---|---|---|---|
1/144 ガンダム | ビームライフルを持っていない。 | パ | Ⅱパ |
1/144 シャア専用ザク | マシンガンを持たずに不自然に指差している。 | パ | Ⅱ |
1/144 量産型ザク | マシンガンを持っていない。背景の砲身にディテールが追加されている。 | Ⅱパ | - |
1/144 リックドム | バズーカではなくヒート剣を持っている。 | Ⅱパ | - |
1/144 ガンキャノン | ビームライフルを持っていない。 | - | Ⅱパ |
1/144 ジム | ビームスプレーガンを持っていない。 | - | Ⅱパ |
1/60 シャア専用ゲルググ | ビームライフルではなくビームナギナタを持っている。 | Ⅱパ | - |
1/100 韓国製ガンダム | バズーカではなくビームサーベルを持っている。 | Ⅱ | - |
き、貴重な文化遺産が…(涙)。
『上田信』 (Shin UEDA)
長谷川氏に次いで初期ガンプラを多く手掛けた。ミリタリー界で著名。 上田信 (イラストレーター) - Wikipedia
●ボツ画一覧
ボツ画 | 初出 | 詳細 |
---|---|---|
マゼラアタック | 模型情報の新製品紹介欄にごく小さなサイズで掲載 | バックが黒い。特に悪くはないが、おそらくは迫力がもっと欲しいとの判断で描き直したのだろう。(2016/1/10言い回し変更) |
リアルタイプ・ザク | 模型情報1982年 2月号の表紙 | 右手の人差指でポーズ。絵としては悪くないが、落ち着いた大人感(リアルなイメージ)には欠ける。 |
情景模型の四種(初期版) | ガンプラの初期ロット | マンガっぽい。 |
『石橋謙一』 (Ken-ichi ISHIBASHI) (※Kenichi ISHIBASHI 表記あり)
MSV、Ζのメイン絵師で、逆シャア等も手掛けた。最初の作品は「1/144 コア・ブースター」、最後は「1/144 ゾロアット」。1/144 MS-06Rはまごうことなきガンプラ箱絵史の頂点であり、初期МSVのボックスアートの素晴らしさは今も中年ガノタの語り草である。1996年逝去。石橋謙一 - Wikipedia
『開田裕治』 (Yuji KAIDA)
「0080(ゲルググJ以外全て)、F91(1/100以外全種)、0083シリーズ全種、旧HGシリーズ全種、Vガン、Gガンダム(大半)」を手掛ける。最初に手掛けたのは「1/100アッガイ」。言うまでもなく特撮イラストの大家。開田裕治 - Wikipedia
『増尾隆幸』 (Takayuki MASUO ※現在)(Ryukow MASUO ※当時)(増尾隆之 ※別名)
「局地戦闘型ドム、R・ジャジャ、ザク・マリナー、リゲルグ、ジャムル・フィンドーベンウルフ(2018/7/15訂正)、ギラ・ドーガ、ゲルググJ」を手掛ける。MSV全般で大河原氏のサポートを担当しており、現在もCGで活躍、ガンダムイボルブの監督も務めた。
ルーデンス - Wikipedia
(2014/12/1追加) なお、旧・増尾隆之名義でギャバンやデンジマン等の怪人のデザインや、ヤマトⅢのコミカライズも行っている。
(2018/7/15追記) ○スパイクさんのツイート_ _@kobax27 この箱絵、「RYUKOW MASSEAU 」って書いてありますが、増尾隆幸さんですよね?なんかスペルがおかしいような……
『宮島浩一』 (Koichi MIYAJIMA)
「ハンマ・ハンマ」、「バウ」、「ザクⅢ(2016/1/10補填)」を担当。
『佐藤一秀』 (Kazuhide SATO)
「ドライセン」、「ドーベンウルフ」ジャムルフィン(2018/7/15訂正)を担当。
(2018/7/15追記) ○検索してもヒット無し。初期のビークラブでガザ系オリメカのポスターを描かれてます。しかし、ジャムル・フィンは当時買ったのにドーベンウルフと取り違えるオイラって…。
『大西将美』 (Masami OHNISHI)
「1/100ΖΖガンダム」を担当。巨匠。大西将美とは - はてなキーワード
『伊東守』 (Mamoru ITO)
「1/144 サザビー」を担当(背後のνガンダム含む)。ガイア・ギアのメカデザインで多くのオタクを唸らせた。
『髙荷義之』(高荷義之) (Yoshiyuki TAKANI)
「1/100 νガンダム」を担当。ツクダのシミュレーションゲームも多数手掛けている。言わずと知れた大巨匠。高荷義之 - Wikipedia
『根木儀雄』 (Yoshio NEGI)
「1/100 ハーディガン」を担当。
(2018/7/15追記)○ラクメキアそーさい/新井博之助 على تويتر_ _#今日は何の日 1993_4_2「機動戦士Vガンダム」放送開始25周年記念日! テレビ児童誌往年のセル画ではない口絵文化...○サイバー9号表紙。○あと確か「ドラグナー100%」と「エルガイムⅢ」にも描いてた気が。
『岡本三紀夫』 (Mikio OKAMOTO)
「1/60 ウイングガンダム0」を担当。岡本三紀夫 - Wikipedia
●参考サイト
ガンプラボックスアートの世界
お世話になりました。
~削除しました~