AMBACという妄想

…ではなく事実!

AMBACシステム黒歴史


2022/9/25
●「AMBACはウソ」はウソだった件

宇宙飛行士の油井さん「宇宙空間でロボットの足は必要」 ジオングェ…… - Togetter
082「宇宙飛行士の"事実"と、"科学"のどっちが正しいの? 教えてガリレオ先生!」
猫先生「事実も科学も正しいニャー、間違えたのは科学者だにゃー。ガリレオ先生は忙しいのでオイラが代わりをするニャー」
天才たちが挑んだ超難問『猫ひねり問題』 - YouTube
082「そうだったのカー!」


 今年7月、書店で立ち読みする082。
 「ン、科学の厚い本なんてここ何年も読んでないけど面白そうなタイトルだ、イグノーベルな研究かな…ム、ムムム、こ、これは…うううっ、センチュリーからずっと求めていた秘宝が目の前に…これで思い残すことなく成仏できるよララァ…」

「ネコひねり問題」を超一流の科学者たちが全力で考えてみた _ 書籍 _ ダイヤモンド社
(p272-274)
一九六〇年代初め、デイトン大学の研究者たちがライト=パターソン空軍基地の科学者と手を組み、宇宙飛行士が体の動きだけで向きを変えるためのさまざまな方法を考えだした。その研究の結果は一九六二年、『無重量人間----自己回転のテクニック』というタイトルの見事なテクニカルレポートとして発表された。(中略)Z軸まわりの回転は、背骨を中心軸にしてフィギュアスケートのスピンのように身体を回転させることに相当する。Y軸まわりの回転は前方宙返りや後方宙返りと同じ方向、X軸まわりの回転は側転と同じ方向である。(中略)
 (Z・1) 猫の反射
 (Z・2) ベンド・アンド・ツイスト
 (Z・3) 投げ縄
 (Z・4) かざぐるま
 (X・1) 手旗信号
 (X・2) リーチ・アンド・ターン
 (X・3) ベント・アンド・ツイスト
 (Y・1) 二重かざぐるま
 (Y・2) 足元にタッチ
 (以下長文略)

猫が逆さに落ちても足から降りられる秘密を解明した300年の物理学史(秋山文野) - 個人 - Yahoo!ニュース



 ええと、ここで「以下長文略って何だよ!」と怒りつつ即座にアマゾンレビューなりを読んで大きめの書店に向かった方は、当サイトの正しい読者です。それではみなさんさようなら…

 ただ、夜だった、もしくはポチったという方もおられると思うので、待ち時間の暇潰しのため続けます。
 この情報がもし知られていれば、ガンダム及び宇宙SFアニメにどれだけ貢献したか想像もつきません。
 「(コーチ)タカヤ、今日は姿勢制御の特訓を行う。まずは猫反射を100回だ!」
 …いや、過去ではなく未来に目を向けましょう。いずれオタクの教科書に載る内容だと、この場を借りて予言します。

082「ところで猫先生、モビルスーツは人型よりも猫型の方がAMBAC効率が良くありませんか?」
猫先生「それは"考えてはいけない事"だにゃー」
082「やっぱり…」


※↓が今日までページの頭にありました。(恥さらし)
  このページの内容はガノタライフを楽しむためのツッコミです。
  まずはAMBACシステム黒歴史を先に御覧下さい。


2011/3/16
●その昔AMBACシステムという良く出来たウソがあったが、今もまだある



 「AMBAC 動きはするが この程度」
 まあ同じ事の繰り返しではありますが、図にはしていなかったのでザッとまとめてみました。
 手を上げてるザクの図は、MG別冊ミッションΖΖのイミダムが初出で、後にセンチネル別冊にも再録されています。まあ「わかりやすい様に意図的にオーバーな角度に描かれた物」と言い逃れする解釈する事自体は充分に可能でしょう(アンバックシステムの元祖センチュリーでの図は、腕を持った宇宙機の機体姿勢を変えているので、言い逃れの余地はありません)。

 緑のザクの図は、「AMBAC姿勢転換後にポーズを戻すと元の姿勢に戻ってしまうのをどうやって防ぐか」という問題で、手足の長さを縮めるといった方法で対処します。

 一番下は、カッコいい空中回転ポーズ…もとい、スラスター姿勢転換の効率が上がるポーズです。要は体を丸めれぱより素早くチョコマカと動ける訳で、逆に言えば「人体の形状は安定性が高すぎる」事を意味します。まあ科学の初歩のアッタリマエの事ではありますが、ガノタ界ではそのアッタ(以下略)。


●AMBAC研究に新たなる扉

 つらつら検索していたら、面白そうな名前のサイトを発見(一年前のコンテンツを今頃か・・・)。
AMBACという幻 機動戦士ガンダム 技術研究概論 序説

 珍しい、それはあまりにも珍しいアンバックネタです。
 まあ「その時点では脚部の質量の全てを云々」と言ってる所に関しては、後でツケを払うだけなので瞬時に差し引きゼロになるかと思いますがそれはさておき。脚部はダランとさせたままで、スラスターによる姿勢転換を上半身だけで行えば、脚部を動かす力が要らないぶん、確かに推進剤の節約にはなりそうな気がします。とはいえ、ほとんど微々たる物のはず…と突っ込めはすれど、「演出のコジツケ」としては一考に値します。
 なお、説明図はキレイなれど俺的にわかりにくかったので、チャチャっとまとめ直してみました(ガンバラ的には宇宙空間で立ちポーズはありえませんし、重心位置、加速方向、移動方向、攻撃方向を配慮しないと妄想不能なので)。

 キモいファイターは、ぬえによる「高機動ノズル」の概念を応用した妄想戦闘機「ミスターボール」の一種(シールドアームとスカートはオミット)。
 ザクはデザインを見ての通りで、「胴体を正面に向けて戦うな」とはそれこそ四半世紀ぼやき続けて・・・といちいち解説する必要もないのですがまあ一応。ただ、見ての通り「首問題」はいまだ未解決です。腹部の逆加速噴射は、背中のノズルの直前に弁から動力パイプを伝って運ばれているという、これも古い脳内設定から(パイプが溶けそうな点は突っ込み禁止)。


●ところでガンパラ的には、

 無論「宇宙空間を脚で走る」というガノタ史上最凶真性妄想により姿勢制御どころかスラスターも不要な訳ですが、だからといってスラスターも鳥が歩く程度には一応使うので、上の様なAMBACな動きも多少はします、たぶん。


●AMBACリンク

正統学会
ミ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/185/1067848907/
レ AMBACとジャイロ
虎 AMBACとジェットストリームアタックそしてガンダムハンマーの不適な関係

2ch
http://mimizun.com/log/2ch/x3/1174147173/


比例道 理想のモビルスーツ設計論




Space Colonies Delusion

G_Robotism