おえかき講座


「お前はガンダムの呪いを受けた!」
・・・と怪しげな神様からのお告げ。何かガンヲタな事をしないと
死んでしまうそうなので、とりあえずは祈りを捧げます。


次に必要な資料を揃えて、手が届きやすい様に置きます。


妄想中の運営人。しかし、なかなかいいアイディアが
浮かばずに苦悩中・・・するとその時突然、


「パッキィ〜〜〜〜〜ン!!

ガノタ神からの啓示が下りました!
苦悩は闇の彼方へと消え去り、後はもう楽勝です。


完成して満足感に浸っていると、目の前に妖精さんが現れて
祝福の歌を聞かせてくれます。もはや何も思い残す事はありません、
さらばガンダム、もうこれで永遠にお別れだ・・・。
しかし、やがて何処からともなく怪しげな神様が再び現れて・・・

(※一番上に戻る)

2005/02/22


■PCの怪現象、もしくは郵便的不安、もしくは最大の恐怖


 発覚してからだいぶ時間が経っているのですが、このページの画像の「オヤジとガノタ神が表示されない」という謎の現象が発生しています。デスクトップマシン上では問題ないのですが、ノートPCからは何故か見えません。これが単に「画像ファイルの破損により表示できない」のであれば、そこだけ四角い枠となり「×」が必ず表示されるので対処は容易です。しかし不可解な事に、htmlソースを表示してみるとそこだけがすっぽりと欠けているため、画像があった事自体が第三者にはわかりません。

 ここでまず浮かんだのが、ノートPCに「悪質な画像フィルタリングソフト」が侵入している可能性です。オヤジ画像のファイル名がeroponだったので、これが引っかかり下のガノタ神も道連れにしたのでは・・・と疑いファイル名を変えてみましたが、変化は無し。次に、以前にloliというファイル名で上げた際にサーバーに弾かれたので(youjoもダメでしたがyojoはオッケー)、「掲示板で良くある仕掛けに荒らし本人のPCにだけは表示される奴があるので、そんな感じに変更になったのか?」と思いネット喫茶で確認した所、しっかりと表示できました。

 よってノートPC自体が弾いている可能性が高いと判断し、画像ソフトから問題画像をコピーして一旦psdにしてからjpgに戻した上で画像を挿げ替え、ついでに上のディレクトリ(雑文のもくじ)にも同じ物を数ヶ月置いてみましたが、それでも見えません。フィルタリングソフトが画像を記憶でもしていれば別ですが、そこまで可能にも思えませんし、そもそもエ□画像を排除するフィルタリングソフトなどは入っていないかと・・・理由はあえて書きませんけど。

 この「htmlの消失」という怪現象で問題なのは、閲覧者側には痕跡すらわからない事です。本という形体ならば、もし落丁があってもノンブルを確認すればわかりますが、電子媒体ではそうはいきません。よって、この現象はネットで情報を発信する者にとって「最大の恐怖」となりえます。もしこれが「情報消滅ウィルス」の仕業にでもよる物ならば、蔓延の発覚後に世界中のサイトオーナーの多くが精神を病む事になるでしょう・・・これは決して言い過ぎではありません。表現者であれば「この一枚の絵が命!」「この一句がキモ!」というのは必ずありますから、例え消滅がどんなに少ない物であっても、受ける精神的ダメージは絶大です。

 そういう訳ですので、この怪現象の秘密を御存知の方、もしくは同じ現象に遭遇された方がおられましたら、御教授や御一報を頂けると幸いです。

※あ、もしかしたら呪われたのは撮影品の元ネタを表示しなかったせいかもしれないので、以下にちゃんと書きます。呪いの神様ごめんなさい・・・
 「陰陽妖怪形代其の弐 払子(ほっす)」 海洋堂
 「原田雨情」 エロポン第一弾
 「サッポロ世界名作劇場2 ティンカーベル(シークレット)」 海洋堂

2007/4/6


2008/11/7追記
 ちゃんと見える様になってました。しかし謎は残ります・・・。


■役に立たないおえかき解説

 CCDスキャナ(中古品、525円)、ペンタブ(3万弱)+フォトショ(ペンタブのオマケ)があれば一通りの事ができます。逆に言えばそれらが無いと困難なので、私の解説は読んでも役に立たないと思います。ただ、ペンタブは音声入力と並ぶ人類の夢ですし、オモチャとしてもおすすめなので買っても損はしないと思います。

 なお、人物の絵をゼロから描き起こす場合は、フォトショはペンを早く動かすと線がカクカクする難点があり、ペインタークラシック(ペンタブのオマケ)は綺麗な線が引けるものの取り消し回数が少なすぎたりと機能制限が多く使いこなしが困難ですので、最初の頃はフリーソフトを片っ端から入れてみるのも良いと思います、これとか↓
http://systemax.jp/sai/

 フォトショでの着色に関しては、「比較(暗)」でまずセル画風に描き、仕上げには味の素をふりかけるがごとく「覆い焼きカラー」を猿の様に使います(デジカメ画像加工で必須のアンシャープマスク、レベル補正、色相・彩度も多用)。ただ、どうやら他の方は『線だけを抽出したレイヤー』なる物を作っている様です(詳細はググって下さい)。

 あと、いわゆる技術書の類は読んだ事がないのですが、面白そうなのを見つけました。

 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861005124/goodpic-22/
>「こうすれば上手く描ける」技術を求めている人には、オススメしない。星0個。

 役に立たないというのが何だか良さげです・・・。

2007/9/19


■おえかき手順

 
 シャーペンと電動ケシゴムでひたすらお絵かきし、クリーンアップに耐える物ができたら(大体10体ほど描くとできます・・・ダメな時は何十体描いてもダメですが)コンビニコピーでA4いっぱいに拡大し、各パーツをハサミで切り貼り調整。以前はこの後にボールペンと修正ペンで直す事が多かったのですが、最近は面倒なので行いません。

 

 スキャナにかけ、フォトショの「レベル補正」で線を細くし、この段階でゴミも消えます(たまに「シャープ」もかける)。次にプロポーションを気ままに変更し、各パーツの形状も修正、バランスチェックのため左右反転を4〜5回ほど行います(絵を反転させるとアラが良くわかります)。大体できたなと思ったら、10センチ以下のサイズでプリントアウトしてバランスをチェックします(小さくするとプロポーションのアラが見えやすい)。その後は、日々延々と時間をかけて線を綺麗に整理していき、もう完成かな?と思ったらプリントアウトして執拗にチェック、アラを直したらまたプリントアウトして・・・を数回繰り返してアラが無くなったら完成です。ちなみに上の絵は縦4000ピクセル強あるのですが、これだけのサイズが必要なのは「決戦用印刷用クオリティ」が要求される場合のみなので、通常はもっと小さく作ります。

2006/10/10


■作成中はこんな感じ


 シャーペン一発描き(右)を拡大コピーして(濃度は最小)、修正ペンとボールペンでチマチマ線を整理します。なお、ボールペン一発描きの場合も多いのですが、修正ペンを大量に使うためかえって手間がかかるのが難です(まあ楽しく描けるメリットはありますけど)。

2005/02/22


■お絵かきを切り貼り


 トレペやライトボックスは使わず、お手軽に描いています(ただし、そのぶん効率が悪いため完成には時間を要します)。 シャーペン画のコピー(A4)を元に、その上から同じコピーをハサミ(カッターだとあまり楽しくない)で切り刻んだ物を「マーカーのり」で仮止めしつつ貼り付け(ペーセメのスプレーなど御免)、水性ボールペンと修正ペンで線を整えた物です。なお、後で手足のサイズをいじりたくなる場合も多いため、コピー時には5%拡大&縮小もとっておき、プロポーションのチェックのため最小倍率で縮小コピーもかけています。絵の方は御覧の通りで、首を伸ばし、右腕と左肩を前にずらし、脚を伸ばして角度を開きカトキ立ちさせており、絵としての自然さよりも「萌えるガンプラ設定画」としての要素を強めました。

 ちなみに絵のサイズがA4なのは、単にA3コピーが10円で、スキャナがA4であるという環境による物です(昔はA3コピーは20円だったので、B5サイズでロボを描いていました)。絵が小さいと精密度は落ちますが、プロポーションの歪みがわかりやすい利点があるので、小さく描いたラフを拡大コピーという場合も良くあります(バランスのチェックのため左右反転コピーする事もありますが、B4で50円かかるのが難なので大抵は裏から透かしてすませます(※2004年9月追記・現在は新しくできたコンビニで10円でできる様になりました)。

 この後は、フォトショップエレメンツを起動してスキャナで取り込んで加工するのですが、特に変わった事はしてませんし、私がCG講座をやった所で読む人などいないでしょうから説明は省略。フォトショEを使う理由は、第一にタブレットのオマケだった事、第二にメカ絵に必須の切り貼り操作といった画像加工がやりやすい事、第三に操作感が肌に合う事、第四に画質の信頼性です(デジタルとは言えソフトごとに拡大縮小の仕上がりが異なる)。また、今後何年経とうがおそらく確実に存在するであろうというのも重要です。歳をとるとソフト操作がなかなか覚えられませんので・・・ちなみに、私は昔カラーイットという廉価フォトレタッチソフトを主に使っていたのですが、数年前にバージョンアップ停止・・・まあ今は使っていないとは言え、愛用していたソフト(発売初期から使っており、お客様番号は300番台)が消えていくのは寂しいものです。

 なお、ペインタークラシック(これもタブレットのオマケ)はどうもイマイチに感じたのですが、ペインター自体は昔から人気のあるソフトですので、安価版はかなりレベルダウンさせている物と思われます。またインターフェースも肌に合わないため、お絵かき掲示板用の「しいペインター」で気軽に描いてフォトショで仕上げるパターンが多いです。

2003/12/26(2005/6/28改稿)


■第4の支点・リアグリップを試してみた


 (左から500円エルゴノミックス、100円ボールペン改、1000円0.3ミリ製図用改)

 個人的に太いペン(ドクグリ系)は手に合わないのですが、変型機構は無論男のロマンです。もしかして「社長の趣味・超合金収集」がアイディアの元となったのでしょうか・・・(んなこたないか)。実際に持った感じでは、案の定太い上に重すぎて私にはダメでしが、肝心の第四の支点たるリアグリップに関しては、バラしてから通常の太さの筆記具に取り付ける事で有効性を確認できました(リアグリップの中心の穴が若干太いので適当なグリップを使い、御覧の通りストッパーとして用いれば大抵の物にハマるはずです)。なお地雷覚悟で買う事の嫌な方は、見た目を気にしなければ輪ゴムや練りケシでも一応支点は作れるかと。


 あと、ぶっといフロントグリップがなかなかいい触感で、まるで細い釘で書いているかの様だった製図用が、気軽に書けるシャーペンにチェンジしました。まあ、触感といい字や絵を書く事は別物ではあるものの、私の場合は書く事自体が楽しい事を優先しますので、まあこれで500円の元は取れました・・・半分くらい(←ケチ)

2005/6/29(2005/7/2修正)


■おえかき用具いろいろ

 下は十数年前にケント紙で作った1/12&1/24定規(の様な物)で、模型から肩幅等の長さを割り出すために用います(他に1/144&1/72、1/35等も作成)。ただ、モデラーがこういうのを作っているという話は聞き及ばないのですが、スペックヲタや模型企画に携わる人は絶対自作しているはず・・・という訳で「大河原定規」発売の暁には、是非1/144の表示を希望(あと1/144モード付き電子ノギスとか)。


 寝ながらラクガキするための装備ですが、一応ライトボックスの代用(?)です。水中で書ける加圧式ボールペンも、今では200円以下で買えるので有り難味は少ないのですが、モノが安くなるのは良い事です。
 
 電ケシはメカ描きの必需品ですが、専用芯(4mm径)が硬く個人的に合わないので、3.8mm径のペン型消しゴム用替え芯(4本100円)に、アルミ箔をグルグル巻いて差し込んでます。


 上はエアロフラッシュというエアブラシ用絵の具のホワイトで、フタの裏の穴に筆をチロチロ漬けて使います。隠ぺい力が高くトニーたけざき先生も御愛用。
※現在使用せず(水性の筆状修正ペンを時々使用)。
  下のマーカーのり(コニシ)は、一旦乾かすと仮止めに使えて便利です(ペーパーセメントは年月が経つと黄色く変色するため使っていません)。
※2005年現在は使用せず(見かけない・・・)。

2003/12/26(2005/7/18修正)


2008/11/7最終更新

models
Zatsubun

G_Robotism