Branxeror Dominion

from ”Boldor:The Invisible Neighbour”(『混淆世界ボルドー』)より


『混淆世界ボルドー』 てきとーリストのオマケページです。


2017/3/2
■竜神兵ブランゼラー・ドミニオン写真館

kita082のツイート_ _混淆世界ボルドー の竜神兵ブランゼラー ・ドミニオンの5年前のガレージキット(mekanikuru)をマーカーで彩色。
 ↑のTwitter用ボツ画像の保管庫として作りました(なお、2/27に暫定版をアップした様な感もあるのは多分気のせい)。

※使用ガレージキット…メカニクル「ブランゼラー(改修版)」
 頒布…WF2012s(旧版は2012wで、ポーズが異なる) 全高…19..5cm
 原型師…メカニ(@mekanikuru)さん _ Twitter
 可動化改造記事…雑記12-8/1〜8/4(この後、股間軸のズレを修正)


 ガシューッ、プシューッ…

 
 グガァ!! 背景は”1zoom.me”Wallpapers Surface of planets Lightning Space download photoさんのフリー素材(多分)を使用させて頂きました。

  
 ブリーの戦闘時(おちゃめでない時)のイメージを良くとらえていますが、腰部パーツの大きなガンプラ寄りのプロポーションで、つまりカッコいいのが多少問題。まず腰を引き締め、肩幅を切り詰め、膝下の長さを3ミリ短縮、あとそれから…。

 
 Bクラブの北爪氏による表紙を彷彿とさせますが、原型のメカニさんが作成時に所有していた資料は何と「原作本第一巻のみ」との事。若い方がこれだけやってるというのに、直撃世代の年寄りファンとして全くお恥ずかしい限りです…。
 

 色塗りは御覧の通りの超手抜きで、リアルタッチマーカー、ガンプラマーカー(銀と赤)、油性マジック(魔剣ディアブラス)。黄緑だけ塗料を使っていますが、設定色は青緑に近いため後日ザク用マーカーで塗り直す予定…それ以前にマーカー自体ダメだろというのはありますが(やれやれ)。
 なお、塗装設定はT-REXの最終版が原作者監修につき、T-REXのGK画像が事実上の最新公式資料と言えます。


 なんとなくミクロマン。オモチャの事は何も知りませんが、形を見ての通りです。


 なんとなくとミクロマンのスーパーガール。ケルベロスファクトリーのルイン(1991)と雰囲気が完全に一致。謎は深まる…。


■ブランゼラー模型史

〇「Bクラブ65号(1989-7/5発行)、WF1990(夏) 復活の混淆世界ボルドー ( 漫画、コミック ) - SWIFT工房日記 Mk.2 この後に魔剣も頒布。あ、漫画のタイトルは最初から「混淆世界ボルドー」です(ここで言ってどうする)。
〇「メカニクル」(WF2013冬、夏) このページで紹介。ガンプラプロポーションを的確に落とし込んだ熱いアレンジ。
〇「T-REX」(WF2013夏) ボルドー再征計画さんのツイート_ _#wf2017w 5-06-10「GUNG'S・ボーキテクト」 桐箱入りのブランゼラー... 生産終了か…先立つ物が(以下愚痴略)。原作設定画の、ガンダムセオリーとは異なる特異な体形や大きな頭を、個人的な解釈を入れずに忠実に再現しています。ただ、設定画通りなのですが俯瞰だと膝下がスラリと長細く、靴が大きく見えます(本編では膝下は膝下が短くもっさりし、形状もゴツゴツと野暮ったい)。
〇plaputtyさん(個人製作)TINAMI - [モデル]ブランゼラー・ドミニオン plaputty  モコモコな感じで、これはこれでユニークです。
〇「hbc-Brote」(WF2017w製作途中展示、販売予定あり) 藤崎@さんのツイート_ _ブランゼラーのバランス見るんで足りてなかった所にそれなりなものつけてみる。 良いと思うヽ(´▽`)_(自画自賛 時代最先端の萌えるアレンジ。欲しいなあ…。


■つ

〇資料がたったの一冊でもこまで造形できるという事実。ならば、当サイトのリストは無用なのか?…は人様の判断を仰ぐしかありませんが、「ボルドーのコンセプトは何か?」を突き詰めるならば、市川裕文先生の追っかけではまだ足らず、「TF、ミクロ、アメコミ、ファンタジー」をも極めなければならぬ茨の道です(あ、私自身は追っかけではなくただの”ヌルいファン”の一人にすぎません。もし自称濃いファンだったら、リストに「ミクロマンがゼロ」などという事はありえません)
〇繰り返しになりますが、「特撮を想定した企画だった(ビークラブ 7号)」という情報はかなり重要です。公式設定や資料に引きずられる愚はさておき「”モデラー”という忠実な再現を目指す人々」にとっての重要なヒントが、どこかに隠れているかもしれません。
〇ブランゼラーのモチーフは「山猫」だと思うので、細いのは多分正解。ただし、ただ細いだけではなく相当の筋肉質。理由は、本来の操縦者がガチムチオヤジなので。つまり寄せるべきはガンダムではなく、アメコミの全身タイツの筋肉マン。
〇操縦者との関連を考えると、スーパーブランゼラーは「なよっとしている」のではないかと想像。初代がレスラーなら、スーパー(&カズマ)はテニス部員という感じでしょうか。よって、今時のデオドラントなんかしてて見てくれは一応カッコイイ高校生の「か細さ」を加味するのがいいんじゃないかと。無論、いつもの原作無視の妄想電波と言われてしまえばそれまでですが…(あ、「やれやれ相変わらずだな、ガノタを敵に回した芸風をここでも繰り返すつもりか?」と脳内で声がするよララァ)。
〇ロボットの「胸部中央球」の系譜…「ウルトラマン(小)→ダイアポロン(小だが玩具は中)→ゼオライマー(原作版は中、アニメ版は大)→スーパーブランゼラー(中)→ガンダムW(中)→ (その他大量)→パシリム(凹中)、キュウレンオー(大)」…ひょっとして実は、結構バンダイに貢献してる?(なお、鋼鉄ジーグは腹凹、バイオロボは四角につき除外しましたが影響は与えているかと)
〇しかし、今となってはスーパーの新しさが少ない問題。今の若い人に見せても「ン、ガンダムWの胸のパクリは見飽きたよ」という感じではないでしょうかね…。ガンダム的にカッコイイはずのスーパーは人気が少なく(←俺調べ)、あえてカッコ良いロボットのセオリーを外した泥臭いデザインのブランゼラーの方が、現代になって一層の、時代を越えたオリジナリティの輝きを放っていると思います。



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