Turn A Toys

BANDAI Turn A Gundam-V-Turn X "Gekkouchou"set

Robot魂 ターンエーガンダムVS ターンX月光蝶対決セット


2010/5/6


※この製品にヨシユキ・トミノはついていません。


「逆光調である!!」


「黒歴史は、繰り返させません!」


「今日の為に二千年間、ガノタを続けてきたのだ・・・
シャイニング・プラズモイドビーム!」


透明なキャラといえば、クリスタルボーイとクレアが思い浮かぶ。
キカイダーでは部分的に使われたが、特撮ではそれが限界だった。
まあセルでならいくらでも描けたのだろうけど、他に記憶にない。
あ、ブルーシードに出てきたミズチが透明だったな・・・妖怪系なら多いかも。
iMacが出た直後、モーターヘッドが半透明&発光化した。
モーターヘッドの透明がカッコ良く見えるのは、ガレキメーカーにつきつけた挑戦状だから。
食玩の透明版が安っぽく見えるのは・・・単なるハズレだから。
そしてガンダムのオモチャの透明も・・・内部メカもないのに一体何が楽しいのかと。
されどもターンXの透明は、見ての通りで美しい。
しかし、本当にそれでいいのか? ターンエックスは透明なのか?
無論いいはずがない、単にFSSやゼーガと同じだけ。
もしエクストラフィニッシュ版が出たらどうなのか?
それも違う、単にヘビーメタルと同じだけだ。
だから「答え」はまだ探し続けよう、いつか見つけ出されるその時まで・・・



■単なるレビュー


  バンダイ・魂ウェブの通販限定アイテムで、8,960円也。昨夏のキャラホビでタッチの差でゲトしそびれてしまったので、いかにダメダメ信徒の私でもお布施する他に選択肢はありません。


 ターンXはまさに逸品。あえて難点をあげるなら通常モードの右拳が透明でバランスが悪い事ですが、使わなければ問題なし(そりゃそうだ)。他に、画像では両肩と左拳の不透明部分の塗色が浮いているのが目立つのですが、暗くすると気になりません。


 ターンエーは、ちょっと微妙な所です。まず、腹部と胸部はほとんど透けません。次に、右肩と右腰がパープルで左肩と左腰がグリーンというのはオイラの死神魂が落ち着きません(よってヒゲの色が異なるのはオッケー)。まあ、胸の厚いメタリック塗装を落としてクリアーカラーを吹けば良いのでしょうけど・・・。新規に追加されたハネも、もし店頭のショーケースで飾られたらチープさが目立ちそうな感じですが、そもそもちゃんと付けられただけでも有難い事なのかもしれません。


 ガシャとの比較。プロポーションは双方ともに(中略)で、質感もイマイチ地味。されどターンXは暗闇で逆光で照らすと大きく化けます。




 すばらしい、まさに家宝物の美しさ。半透明+薄くメタリック塗装の組み合わせは、「角度で玉虫の様に色が変わり、燐粉が光る」という脳内妄想に近いイメージをかもし出しています。ただ、クリアーボディは暗闇で上手くライティングしないと映えないので、通常の照明下ではメタリック(出るかは不明ですが)に負けるかと。


 胸はメタリックでゴージャスなれど逆光では映えず、不透明なのでこうして撮ると統一感に欠けます。ぶっちゃけ、近々正式に出るナノスキンフィニッシュVer.(エクストラフィニッシュ版)の方がよさげな感じです。


 う、裏が白い・・・羽根は両者とも同じ物で(ジョイントのみ別)、あくまで値段相応のオマケという感じです。まあ、変に懲った物になり価格が膨れ上がってしまうよりはマシではあるのでしょうが、御覧の通りの平面さ。ターンXに付けるためには、背部ユニットを外さなければなりませんし・・・という訳で、ムリして中古を探さずとも自分で描いてプリンタでOHPシートに刷っても似たようにできるでしょうし、オーロラフィルムやホログラフフィルムで自作した方がおそらく映えるかと。

 またベースの方もイマイチで、ヘロヘロで長くは飾れそうもない感じです。色は透明ラメ入り仕様でマッチするのですが、アームは強度不足、ベースも重量が足りず不安定。棒が長くてムダに奥行きがあるため、飾るには結構な空間が必要ですし・・・。という訳でフィグマのベースと差し替えれば、安定性が向上してコンパクトになるはず・・・ン、結構キツイな・・・えいっ(ピシッ!)
  
 あーあ、結局無理にはめた自分が悪い・・・ま、いいか。


 こちらはライトニングベース(ブルー)とアクションベースの合成で、支柱の根元と背中のメカを両面テープでムリヤリ固定。奥行きあるのが欠点ですが、バンダイ製どうしゆえに軸もピタリと合いおすすめです。なおターンXとのマッチングは、ブルーよりもグリーンの方が良いかもしれません(四角い飾り台と後ろのクリップライトは100円ショップで購入、左隅は捨てたスキャナの付属パーツ)。


 アクションベース大と連結。アームがもう一つ欲しいので、アクションベース小のアームを付けれども高さが全く足りないため、リボルテックの台座の支柱をムリヤリ挟んでいます。


 羽根をバラそうとするも固くてあきらめ、そのまま箱に入れてマウンテンサイクルに直行・・・「置き場すら 確保できない ダメ信徒」。


 うーん、難癖は付けたもののやはり対決は燃えますね、ヒゲ信徒の神棚の必需品かと。ただ限定品のため入手は今となっては困難で、「ターンX月光蝶クリアVer.(イベント価格3,500円)」が尼で7,500円ものプレ値。よって、特に信徒でなければ無理して手に入れず、エクストラフィニッシュ版を気長に待つのがベターかもしれません(出ないかもしれませんけど)。



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