UCカレンダーその4
(U.C.0079)

 「新しい宇宙歴史年表をつくる会」編

このページの内容は、俺ガン妄想のためのフィクションであり、
現実の「機動戦士ガンダム」の史実とは無関係です。


12/13灰暦追加
※以下は詰めがやや甘い文章のため、「考える過程」ではなく結論のみを知りたい方は、ここは読み飛ばして最新のタイムライン(2005年3月)を御覧ください。

◎更なる泥沼へ・・・灰色の23日ヒートホーク問題


 「23日にヒートホーク取得」とした年表がいくつかある事が何となく気になったので、重い百科辞典(オフィシャルズ)をひっくり返してみたところ、

 「あと3日・・・クリスマスの晩までにガンダムを始末できない時は、グラナダの艦隊が来る」

というバーニィの重要な台詞を聞き逃していたという、黒歴史研究者(←バッカじゃねーの?)にとってあるまじき失態が判明。よって一部の年表における「23日ヒートホーク入手」の記述は、この点から見れば納得のいく物と言えます。しかし、問題は映像で「夜バルーン入手→昼に仕掛けを設置→夜にジムのパーツを取る」という順序で映像が流れる事で、最低でも4日あります。まあ、これは「突如として皆既日食が発生・・・」もとい、ミラーの調整か何かの理由で一時的に夜モードになっていたとコジツケはできはするものの、いかんせん苦し過ぎる点は否めません。

 よって、なぜバーニィがあと3日と言ったのかが問題となりますが、当人が酔っていたフシはなさそうですので、アルフレッド・イズルハの手記を元に作られたドラマシリーズ「ウォー・イン・ザ・ポケット」の脚本制作時の際に3と4を取り違えたという可能性が最も有力・・・というのはありふれた解釈すぎますのでここでは置いておきます。
 さて、ここでポイントになるのが、「グラナダの艦隊が来る」の台詞です。これを普通に受け取ると「艦隊がここにやって来る」となりますが、これは邦訳時の誤訳(当然バーニィは日本語をしゃべっていません)にすぎず、実際は「艦隊がここに向かって発進する」という意味であったならば、問題はなくなります。ただ、肝心の原語版は黒遺跡より発掘されていないので、あくまでもこれは推測による仮説にすぎませんが。

 また、それならば「クリスマス・イブの夜」もしくは「聖夜(ホーリーナイト)」と正確に言われなかった点も謎となりますが、これも同様に日本語への翻訳過程におけるミスでしょう。クリスマスの夜とは、24日の夜と25日の夜の両方をさす指す言葉ですが、何でも私の聞き及ぶ所では、今時の若者にとっては「クリスマスの晩=イブの夜」を意味するそうなので、おそらく若い翻訳者の方が訳されたために、そうなったのではないかと想像します。なお、参考までにグーグル検索した所、「Christmasnight 12/24」では5件、「Christmasnight 12/25」では0件という、それはもう実に大きな差が見られました。

 つまり、バーのマスターの「クリスマスの夜までにガンダムを始末できない時は、グラナダの艦隊がやってくる」という台詞は、「聖夜までにガンダムを始末できない時は、グラナダから艦隊がこちらに向けて発進する」と訳すべき物だったのではないか、というのが私の推測です。
 しかしまあ、この様なややこしい言い回しはせずに直接タイムリミットをはっきり言った方がわかりやすいのは無論の事ですが、逃げ出したい一心のバーニィにとっては、リミットは短い方が都合がいいですから、子供を煙にまくためにあえてそうた言ったのも止むを得ない事だったのでしょう・・・

 ・・・と、めでたくタイムリミットがズレた所で、これより詭弁の崩壊編へと突き進みます。

 艦隊出撃予定時刻が24日夜(夜なので7時よりは後でしょう)、サイクロップス隊全滅の翌日に25日零時出撃と決定しています。また、アルの父が艦隊戦闘に遭遇し、予定時刻より遅れて到着している事から、艦隊は少なくとも運命の午後二時よりも前に到着していたであろう事がわかります。よってバーニィが艦隊の到着予想時刻より以前に作戦を決行しなかった以上、リミットはやはり25日・・・

   (あ〜あ、短い夢だったなァ・・・。)

 ・・・などとしょげる訳にも今更いきませんので、更なる泥沼へと妄想を深めます。残る説は「突如夜がきた説」と「バーニィ勘違い説」のみですので、ここは御都合主義の嫌いな私の趣味を優先して後者をとりますが、例によってただの勘違いでは面白みに欠けますからまたも詭弁を弄する訳でして、ここでポイントとなるのは「ジオン時間」です。
 このジオン時間はリボーの時間より12時間進んでいます。GKモータースに警官が入った際に、サイクロップス隊が全員袖をまくっており誰一人として腕時計をしていない事がわかるのですが、これは彼らがジオン時計しか持っていない事によるものと考えられます。つまりバーニィは現地時計を持っていなかったために、日付をうっかり勘違いしてしまっていた可能性が高いのではないかと思われます。

 なお、現地腕時計を誰もしていなかった理由として考えられるのは、おそらくその必要性がなかったためでしょう・・・つまり、時差が12時間だったのです。この時計の詳細は不明ですが、おそらく機械式アナログ(日付表示機能付き)で、補助的にデジタルがオマケとして付いているという物かと思われます。ちなみに機械式の理由は、液晶は無重力では働かないためです(まあ未来なので原子腕時計くらいはありそうですが・・・)。そういう訳で、アナログ時計はうっかり半日誤ってセットしても日付のミスになかなか気が付かない事は、ここであえて説明するまでもないでしょう。

 ただ、ここで出てくるであろうのがそもそもなぜにジオン時間があるのか?という疑問ですが、タイムテーブルを数日遡ると、そこにジオン時間の存在を示唆する証拠があります。以下は公式なタイムテーブルです。

13 朝(登校時刻)に第一次リボー攻撃
14 15時30分、グラナダでバーニィが隊に配属。23時にルビコン作戦発動
15 夜明け前に第二次リボー攻撃。6時にケンプファー搬入成功。

 第二次リボー攻撃の開始時刻は、アルが一旦目を覚ました時の周の明るさから夜明け前とわかります(ちなみにこの戦闘時に背景に見えるコロニー内部はまるで昼間の様な明るさですが、無論アルの見ている光景を重視)。23時から6時の間は7時間、特務船の航行時間をさっぴくと6時間程度となりますが、どうにも短い数値です。
 なお、ティベ級グラーフ・ツェッペリン艦長が「作戦開始20分前(特務船発進)」、「作戦開始5分前(MS隊発進)」と言っているので、ジオン時間を導入して「ルビコン作戦の発動時間=第二次リボー攻撃時間」と考える事も可能ですが、ジオン時間14日16時頃にはバーニィはグラナダにいたはずですから、出港準備をわずか一時間で終えたとしても、同様にたったの6時間でサイド6宙域にいる事になります。

 つまり、ルビコン作戦開始時刻がグラナダからの道中という事はいくら何でもないでしょうから、他作品との整合性を取るためには、何としてでも航行所要時間を延ばす必要があります。ファーストは言うに及ばず(ムサイより足が早い木馬でもルナツーまで結構な時間がかかっている)、0083のタイムテーブルから見ても、下の公式タイムテーブルの通りソロモンから月面近くまで全速で15時間という所ですから、片道38万kmを6時間というのは明らかに速すぎます。

「11/10日21時、コンペイトウより追撃艦隊出撃、11日10時40分コロニーにイグニッションレーザー点火(艦隊は追尾不能に)、15時アルビオンが追撃のためラビアンローズを出港、12日10時50分にGP03とノイエ・ジール戦闘開始、9時にコロニーが阻止限界点突破」

 ・・・という訳で、「12時間早いジオン時間」を用いて公式年表を加筆してみます。

13 朝8時(ジオン時間20時)頃に第一次リボー攻撃
14 深夜3時半(ジオン時間15時30分)、バーニィが隊に配属。
   朝11時(ジオン時間23時)ルビコン作戦発動。
15 朝5時半(ジオン時間17時半)頃に第二次リボー攻撃作戦発動。
24 ザク修理。正午(ジオン時間25日零時)にリボー攻撃艦隊発進。
25 核攻撃艦隊、10時55分交戦、降伏。14時クリスマス作戦決行

 この場合、第一次リボー攻撃終了時(おそらく朝9時)からバーニィが作戦室に入るまでの時間は「18時間半」、ルビコン作戦開始の午前3時から翌朝17時半(特務船発進10分前)までは「18時間半」と、両者が符合します。また、この場合だと25日零時の核攻撃艦隊発進は、リボー時間14日正午ですので、その18時間半後は朝6時半になります。

 しかし、公式だと10時55分降伏だそうなので「到着予定時間が延びた」事になりますが、もし延びなかったら朝6時には到着し、夜までじっとがまん・・・というのも多少何です。そもそもサイクロップス隊の全滅報告が入っているのですから、とっとと核をぶちこんでトンズラした方がいい様な・・・。まあそれはさておき、グラナダ出撃時刻がより早く、サイド6への到着がより遅い方がリアリティの点で有利でしょう。つまり、朝6時到着よりももっと遅くしたい訳です。

  では、18時間半よりも伸ばせるか否かですが、デラーズ艦隊追撃に出たサラミスがソロモンから片道15時間かけて追いついた代償として、推進剤を失い動けずにデラーズ艦隊を再追尾できなかったという事は、この15時間というのはあくまで片道航行を覚悟して最大速度を出した結果であり、本来ならば帰りの推進剤をもたせるためもっと時間をかけるはずである、という気がどうにもしてなりません。
 よって、ここで9〜13日の年表日付を保持した上で「片道は約40時間」と考えるのは可能か? という訳で、小説版のタイムラインを参考までに見てみますと、

(10〜11?) ジオン軍襲来
17 バーニィ再来(襲来の一週間後)
18 アルとバーニィ、基地偵察
19 ケンプファー急襲
20 クリス臨時休暇

 ・・・幸いな事に一週間もありますので、とりあえず調子に乗って修正をかけてみます。
※(12/20追加)なお、輸送船アグアベルデ入港時刻は6時半〜7時と考えています(理由は午後6時にリボーの空が真っ暗なため)。

13 朝8時(ジオン時間20時)頃に第一次リボー攻撃
14 移動中
15 深夜3時(ジオン時間15時)頃グラナダ到着。ジオン時間15時30分にバーニィが隊に配属。
   朝11時(ジオン時間15日23時)ルビコン作戦発動、グラナダを出港。 
16 移動中
17 朝6時(ジオン時間18時)頃に、第二次リボー攻撃作戦発動。
24 ザクの修理。正午(ジオン時間25日零時)に核攻撃艦隊発進。
25 核攻撃艦隊、10時55分交戦、降伏。クリスマス作戦決行

 グラナダへの帰還の所要時間は、ジオン時間13日21時頃〜15日15時頃で42時間。再びサイド6までは、ジオン時間15日23時〜17日17時頃なのでこれも42時間ですが、先にシュタイナーをコロニーに潜入させる必要あるため(現地でないと偽造困難な書類の受領)、おそらく余裕を持って多少早めに到着したと思われます。核攻撃艦隊については、はリボー時間24日正午出撃で、到着予定時刻は本来の26日4時ではなく、急いで航行して24時間後の25日正午頃、という所でしょう。

 また、所要時間の参考のために他の年表を見ますと、29日の星一号作戦発令と艦隊発進時刻は不明なものの、第二連合艦隊(ティアンム)他が22日2時ルナツーを発進とあり、24日18時にはソロモン攻撃なので、この間ゆっくりと64時間もかかっていますから、もし攻略に失敗しても帰りの推進剤は安心だったと思われます。ただ、この場合は航行だけはでなく、コロンブスの遅そうな足及び、大量のミラーの配置時間を考慮しなくてはいけませんが、「19日未明に第三(ワッケイン)、第五、第九艦隊ルナツーを発進」の記述があるため、コロンブスはこの際に一緒に出撃したと考えれば時間的には問題ないでしょう。
 とまあそんな訳で、公式年表や映像から読み取れる日付も無視した妄想0080年表をまとめたのがが以下です。

●灰暦タイムライン(妄想版)

11 北極基地襲撃
14 アレックス搬入
15 朝8時頃に第一次リボー攻撃(ジオン時間20時頃)
16 ジオン時間15時30分(リーア時間深夜3時半)、グラナダでバーニィが隊に配属。
17 朝6時(ジオン時間18時)頃に第二次リボー攻撃作戦発動。(学校は休み)
18 アルとバーニィ、基地を偵察。(学校は休み)
19 サイクロップス隊、攻撃の下準備。
   (駐車場のメーターのLEDの調子が悪いため、19が17に見える)
20 ケンプファー出撃。(年表での時間は19日23時)
21 「あと三日、クリスマスの晩までに・・・」(ジオン時間では22日)
22 ヒートホーク入手、夜にバルーン入手。
23 バルーン仕掛け設置、夜に破損ジムからパーツ入手
24 ザクの修理。正午(ジオン時間25日零時)に核攻撃艦隊発進。
25 核攻撃艦隊、10時55分に交戦開始し降伏、クリスマス作戦決行。

 これにより「バーニィが20日から山ごもり」する必要及び、「サイクロップス隊がケンプファー組み立て後の下準備に足掛け三日もかかる」事はなくなります。ただし、唯一にして最大の問題は神聖不可侵なる公式年表と食い違う事ですが、流石にこればかりはどうしようもありませんので残念ながらパスします。

余談

 ・・・といった所で結論が出た訳ですが、ではこれから一体どうするか?

1・別にどうもせずケセラセラ。ネットで愚痴言っておしまい。
2・サンライズや各社に妄想を訴える。
3・ネットで布教して常識化→なしくずし変更を画策する。
4・バンダイを買収する。

 さて、1はありきたりすぎ・・・というかそれ以外見た事がありません。2は、全くの無意味である事が過去の経験により判明しています(あくまで私の場合)。3は「ネタも広まれば事実」の法則ですが、一日1000以上はカウンターが回る必要があり面倒です実現困難です。という訳で最も現実的なのは4ですが、当然先立つ物がありませんので、認天堂、ディズ二ー、びるげいつ様がもしもここを御覧になられておられましたら、その際には是非によろしくお願いいたします(ペコリ)。

 2004/12/13
     12/14改稿
 2005/03/08改稿


2005/3/8
あちゃー、0080.1.14は月曜か・・・

 ・・・迂闊すぎ。
 とはいうものの、ここでめげても仕方ありませんので「灰暦」の説得度上昇を目的とし、懲りずに詳細な時差付きタイムラインを起こしてみました。なお一応、公式年表では現地時間と編纂地時間が混在し「日付は編纂地時、タイムは現地時」という矛盾が良く起こる、という事でどうか一つ・・・。


●灰暦タイムライン
 (リボー時間基準)

12/10 北極基地襲撃(年表時間9日)
 13  アレックス搬入(年表時間12日)
 14 08時頃(年表時間13日14時頃、ジオン裏時間14日14時)に第一次リボー襲撃。
 15      09:30(ジオン裏時間15日15:30分、年表時間14日15:30)、グラナダでバーニィが隊に配属。17:00分(ジオン裏時間15日23:00、年表時間14日23:00)、ルビコン作戦発動。
 16 アル、担任から呼び出し。
 17  06時(年表時間16日12時、標準時16日24時)頃に第二次リボー襲撃発生(公式には15日)。
 18 アルとバーニィ、基地偵察。リーア議会はジオン艦入港拒否案可決(年表時間17日)。
 19 サイクロップス隊、攻撃の下準備。パーキングメーター表示故障。
 20 18時、ケンプファー戦闘開始(年表時間19日24時)。
 21   13時、バーニィが「あと三日と23時間で〜」と言うべき所を「あと三日…」と言ってしまう。アル家の電子カレンダー故障。
 22 アルとバーニィ、トラック回収。
 23 トラップ設置、深夜にパーツ漁り。
 24 ザク修理。核攻撃艦隊、18:00(ジオン裏時間25日00:00)に発進
 25     核攻撃艦隊、10:55分に交戦、降伏。14時(年表時間24日18時、ジオン裏時間20時)にクリスマス作戦決行。
1/15 01時(標準時間14日19時)頃、条約締結。朝刊には間に合わず(夕刊はなし)。
1/16 小学校始業式。新聞は1/16であるはずの日付を1/14とタイプミス。

 東リボー時間(Quarterday Precede Time)・・・(UTC +6)
 年表編纂地の時間(Halfday Late Time)・・・マイナス18時間(UTC -12)
 ジオン裏時間(Halfday Precede Time、Otherside Moon Time)・・・プラス6時間(UTC +12)
 標準時(協定宇宙時)・・・マイナス6時間(UTC +0)


●ジオン(裏)時間は「プラス6時間」と考えました。また、「白暦」ではリボー時間はマイナスと考えられますが、「灰暦」ではプラスです。
 核攻撃艦隊は予定通りなら、遅くともアルの父が帰る以前にはリボー近辺へと着いていたはずです。よって、よほど上手く隠れなければ連邦軍に見つかってしまい、その結果「夜まで待てるか!」と核をとっととぶち放ってスタコラサッサ・・・という破目になる事が充分に予想されます。そういう訳で、「元々夜に向かう予定だったが早まった」のではなく、「そもそもジオン軍は現地時間で命令を出す事はない」と考え、プラス6時間とすればクリスマス作戦の決行時刻はジオン時間で20時となり、まさに切羽詰ったギリギリのタイミング(多少遅め)だった事になります。
 また、逃げようとするバーニィにアルがかみついた時刻が仮に21日の13時ならば、ジオン時間の25日18時までは三日と23時間です。つまりバーニィは「あと三日と23時間・・・」と言うつもりだった所を暗算につまり、言葉を濁したと考えられます(ただし、1時より前であった可能性も存在しますが)。

●ルビコン発動時からかなり時間が空いていますが、シュタイナーが先行して入港しているため、そのぶんの余裕が存在した物と見られます。

●1月14日がタイプミスだった・・・という点ですが、映像重視で行きたいのはやまやまなれど、そもそもフィルムの信憑性には疑問があります(新聞の写真では「地球連邦がUNTスペーシー」となっているため、現在の公的設定と矛盾します)。



あー、妙に疲れたな・・・


しかし、こんな事してて一体何になるのやら・・・


というか、根元的な所で大きく間違ってると思うぞ、うん・・・


う〜〜ん・・・


う〜〜〜〜〜〜ん・・・


う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん・・・


あぁ、だんだん気が狂っていくのが自分でわかるよ、ララァ・・・



3/9
「ルビコン作戦始動」の年表時とジオン時の取り違えミスをこっそり修正。「ジオン時間(突撃機動軍)」は「ジオン裏時間」にこっそり変更。


3/10
リボー時間を標準時から+7時間としていましたが、キリが悪いので6時間に修正しました。


2005/3/10
時差に関する補足
 標準時間を採用していないコロニーが存在する理由は、2つあります。一つは、アメリカからの移民がマイナス5〜8時間前後、インド人がプラス5時間、中国人がプラス7〜8時間を強く希望する事です(つまりアフリカやヨーロッパからの移民はリボーには少ない)。もう一つは、生産性を上げるため(及び昼夜の電力需要差解消)に設けられた裏時間制度は裏時間側が不利益を被る事が多かったため(よって住人が屈折して反政府的になる)、双方を均等に6時間ずつずらしたという訳です。

 ちなみに工場やオフィスの多くは24時間休む事無く、夜になると遠く離れた昼夜逆転コロニーから、はるばる満員宇宙モノレールに揺られてやってきた社員にバトンタッチされます。なお、祖国との時差(つまりコロニーの人種の偏り)を気にしない移民者は、多くがプラス側(東区、南区)への移民を希望すると思われます。その理由は、マイナスの時差はニュースを得る際に不利であるためです。
http://www.asahi-net.or.jp/~cz3k-ucd/AraiToshiharu/index102.html

 なお、宇宙開発では「アメリカ東部時間」とかは無論使わず、歴史が古い所では主に標準時間制をとっているはずです。よって昼夜逆転都市が誕生した場合は、住人に時間感覚の逆転を強要するのではなく「逆転時間」が設定される事になります。つまり「ジオン裏時間」というのはこれにあたる物で、月の裏側ではこれが主流の時間になっています(ただし表時間の都市も存在しますし、表側にも裏時間の都市が多くあります)。
 本来、軍隊において時間表記は統一されるべきですが、宇宙攻撃軍と突撃機動軍とわざわざ二つに分ける事で、裏時間をそのまま使う事を可能にしたという訳です。よって裏時間コロニーにすむ人(やや貧乏)は多くが必然的に突撃機動軍入りを志願する事が多くなり、若者や荒くれ者の割合が増えます(他の月面都市生まれの外人部隊も多そう)。

 あとついでですが、パルダ・ベイ(正式名はパルダ)は港町コロニーなので標準時間です。浮きドック経由で流れてくる兵器すら扱う不法ジャンク屋や、プレハブ住まいの貧乏移民(市民権無し)がゴロゴロしていますが、人通りが激しいので観光事業にも力を入れており、白鳥のいる自然公園や金持ちの別荘もあります。
 更についでですが、サイド7はマイナス6時間(前後)かと。ホワイトベースがアメリカに降りた際に、シナリオで時差は考慮されていないでしょうし、今後のガンダム年表ビジネスでも考慮される事はないと思われます。よって、ペルシア親子やペロ君のおじいちゃん達はさほどの時差に悩まされる事は無かったという訳です・・・よかったですね!


・・・・よかったですね!


・・・ですね!


・・・すね!


・・・ね!


・・・・って、おまえは見てきたんかい!


ではここで今日の一句。
 「ダメガノタ 見てきた様に 嘘を言い」



2005/3/12

「白暦」ではリボー時間はマイナスにならざるえないので、今後時差が公式設定に組み込まれる可能性は高いと言えます(まあ5〜8時間という所でしょう)。しかしそうなると先の灰暦タイムラインが根底から崩れますので、乱暴ですが「マイナス24時間以上の時差が存在」するとし、ジオン裏時間も廃棄してシンプルにした物が以下です。

◎灰暦タイムライン妄想版(ほぼ冗談)
 (リボー時間基準)

12/10 北極基地襲撃(年表時間9日)
 13  アレックス搬入(年表時間12日)
 14 08時頃(年表時間13日02時頃、標準時間14日14時)に第一次リボー襲撃。
 15      09:30(標準時間15日15:30分、年表時間14日03:30)、グラナダでバーニィが隊に配属。17:00分(標準時間15日23:00、年表時間14日11:00)、ルビコン作戦発動。
 16 アル、担任から呼び出し。
 17  06時(年表時間15日24時、標準時17日12時)頃に第二次リボー襲撃発生。
 18 アルとバーニィ、基地偵察。リーア議会はジオン艦入港拒否案可決(年表時間17日)。
 19 サイクロップス隊、攻撃の下準備。パーキングメーター表示故障(19日朝は年表時間17日夜にあたる)。
 20 18時、ケンプファー戦闘開始(年表時間19日12時)。
 21   13時、バーニィが「あと三日と23時間で〜」と言うべき所を「あと三日…」と言ってしまう。アル家の電子カレンダー故障。
 22 アルとバーニィ、トラック回収。
 23 トラップ設置、深夜にパーツ漁り。
 24 ザク修理。核攻撃艦隊、18:00(標準時間25日00:00)に発進
 25     核攻撃艦隊、10:55分に交戦、降伏。14時(年表時間24日08時、標準時間20時)にクリスマス作戦決行。
1/14 03時(標準時間09時)頃、条約締結。朝刊には運良く間に合う。新聞が月曜日とミス。

 東リボー時間(Quarterday Late Time)・・・マイナス0時間(UTC -6)
 年表編纂地の時間(Halfday Late Time)・・・マイナス32時間(UTC -32)
 標準時(協定宇宙時)、ジオン時間・・・プラス6時間(UTC +0)

  これで15日の件が片付きましたが、時差32時間って一体・・・こうなったらヤケです、ついでに1/14月曜も何とかしてしまいましょう。ただ、灰暦タイムラインを維持しての白暦肯定は無論不可能ですので、よって、掟破りの手段を投入します。その名も・・・

「衝撃の紫暦史」




●紫暦タイムライン(冗談)
 (リボー時間基準)

12/10 北極基地襲撃(年表時間9日)
 13  アレックス搬入(年表時間12日)
 14 08時頃(年表時間13日、標準時間14日14時)に第一次リボー襲撃。
 15      09:30(リーア標準時間15日15:30分)、グラナダでバーニィが隊に配属。17:00分(リーア標準時間15日23:00、年表時間14日)、ルビコン作戦発動。リボーの児童は外出禁止。
 16 アル、担任から呼び出し。
 17 06時(年表時間15日、リーア標準時間17日12時)頃に第二次リボー襲撃発生。
 18 小学校休み。アルとバーニィ、基地偵察。リーア議会はジオン艦入港拒否案可決(年表時間17日)。
 19 サイクロップス隊、攻撃の下準備。パーキングメーター表示故障(年表時間17日)。
 20 18時、ケンプファー戦闘開始(年表時間19日)。
 21  13時、バーニィが「あと三日と23時間で〜」と言うべき所を「あと三日…」と言ってしまう。
 22 アルとバーニィ、トラック回収。
 23 トラップ設置、深夜にパーツ漁り。
 24
ザク修理。核攻撃艦隊、18:00(リーア標準時間25日00:00)に発進
 25    核攻撃艦隊、10:55分に交戦、降伏。14時(年表時間24日、リーア標準時間20時)にクリスマス作戦決行。
 30 ア・バオア・クー陥落(通常時間で31日)
1/14 03時(リーア標準時間09時)頃、条約締結。朝刊には運良く間に合う。

 リボー時間・・・一日24.81時間
 年表編纂地の時間・・・一日26.14時間
 リーア標準時間、グラナダ時間は、リボー時間にプラス6時間
 通常暦時間・・・一日24時間

 うーん、ほぼ完璧です。 難物だったアル家カレンダー問題もこれで肯定されました(12月の隣に1月があるのは電子カレンダーの場合正常)。

 よって一日は25時間、これ常識。


 ああっ、ついに最後の謎が解けたよ、ララァ・・・

2005/3/12最終更新

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